長年、竹のシーツを愛用している。
夏の寝苦しい夜は、竹のひんやりした肌触りが心地良い。
しかし熱帯夜程の暑さでは竹シーツでさえ体温で直ぐ温まる
ので、ベッドの上の冷たい場所を探してゴロゴロ動き回ること
になる。
竹夫人(ちくふじん)と言う寝具があると言う。
竹婦人とも言うように、暑い夜に抱いて寝る竹人形だ。
何となく艶っぽいイメージだが、暑さ対策と言う意味では
竹シーツの方が実用的だと思う。
土用を過ぎると、そろそろタオルケットから薄い毛布と、
掛ける物も変えたくなるが、竹シーツを何時止めるかは、
なかなか決断が付かない。
ああ、冷たい竹シーツが辛くなるような、涼しい夜が恋しいな。
夏の夜は床の火照りをよけて寝る
飴色の竹のシーツも竹夫人 蛙蝉
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます