耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

私は酒が好きだ。

2019年01月03日 17時38分42秒 | この頃思うこと

 私は酒が好きだ。

 それも日本酒が好きだ。

 効率良く酔うために、濃い酒を選ぶことが多いが、美味しいと

思うのは、醸造酒だ。原料の穀物や果物などの微妙な味と香りが

残っている。ウイスキーや焼酎のような蒸留酒は、アルコール濃度

が高く香りは良いが味わいに欠けると思う。

 ワインや紹興酒も旨いけど、やはり日本酒が良いな。越寒梅や

獺祭のように有名になったものもあるが、地方の地酒にはいい酒が

多い。だから造り酒屋を巡る旅は、なかなか楽しい。新酒が出来る

頃は、搾りたての薫り高い酒が試飲できる。

 しかし、美味い日本酒は安くない。1升で2千円以上だとまず

間違いないが、それ以下で美味いのをさがすのは、中々難しい。

 ワインは、馴染みが薄いので、良く分からないが、やはり

高いのは旨い。ボトルは大体720cc(4合)のものが多く、

一人で呑むと残ってしまう。栓を開けたらすぐ飲まないと酸化

して不味くなるのでなかなか手が出ないが、最近は箱入りの

ワインを買ってくることが多い。箱の中にビニールの袋が入って

いて蛇口が付いているから、飲む分だけ注げて空気が入らない。

これなら参加の心配は無く、何度にでも分けて飲むことが出来る。

 

 外で飲むときは、まずはビールで乾杯して、あとは財布と相談

しながら、安い酒を選ぶことが多い。外での酒は、味わうより

仲間との会話を楽しむことを目的にすることが多い。もちろん

美味いものを食って、美味い酒を飲む方が楽しいが、それより

仲間との一体感が嬉しい。だから、安い酒でも良いし、高級料理

でなくても良い。

 

 家で呑むのは、料理を楽しみそれに合った酒を味わうことが

第一だ。だから我が家では、少なくとも日本酒・焼酎・ワイン・

ウィスキーを切らさないようでしている。夕食の献立を確認

してから、何を飲むか決めるのが楽しみだ。

 

 昔は酔って寝着くために飲むことも有ったが、最近は次の日に

残るような飲み方は控えたいと思っている。思っているだけで、

中々時実践出来ず、ついつい飲み過ぎることが多いが。

 

     呑んで帰る道にかそけきちろろ虫 

     牡蠣鍋の湯気で友情温める

     良き日かな牡蠣とワインと友垣と

     飲み語り又年を越す友の在り    蛙蝉

 

 

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