耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

世紀の天体ショー

2012年05月21日 15時34分28秒 | 都会の風景
 完全な金環食が日本の主要地区で見えるという、まさに
世紀の天体ショーが終わった。

 TVやNETで大騒ぎして期待を煽ったが、我が家からでは
無情にも雲が厚く肉眼では殆ど見えなかった。

 日食観測グッズも万全の用意をして待った。
iPADに金環アプリを取りこみ、木漏れ日を見るための
オタマを並べ、日食メガネも買ってきた。



日食メガネを通してカメラで写したのがこれ。なかなか
ピントが合わない。事前に練習しておくべきだった。



 ときどき、雲が薄くなったところからチラッと
見えたが、むしろTVの中継の方がリアルで面白かった。
雲越しではあっても、影が出来る程度に日が照るときは、
肉眼で見たらその後何分かは目の前が真っ白になって、
目がくらんでしまう。太陽の光量はすごいものだ。


しかし、日食メガネで見ても、太陽は小さすぎて
年寄りの目では細かいところは見えない。オタマから
の木漏れ日も、陽射しが弱いから形が崩れて全然
面白くない。結局金環アプリで状況を確認しながら、
TVで各地の映像を見ることになった。



 我が家は東側が開けているのでベランダから観測
でき、隣の小学生もワーワー騒いでいたが、同じ
マンションでも東が見えない部屋の人たちは、日食
メガネやカメラを手にして、外に出て集まっていた。



      金環食カメラ自慢に朝曇り  蛙蝉



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