片岡義男

本棚の文庫本約１００冊を断捨離した。


その中の３９冊が片岡義男の著作だった。


彼の著作で初めて読んだ「彼のオートバイ、彼女の島」。
大学生の時バイクに乗っていて、タイトルと表紙の写真に惹かれ手に取ったことを思い出す。

彼の作る物語の世界感、空気感に憧れ夢中で読んだ。
タイトルもかっこ良かった。
３９冊の全ページが、我が青春のページである。

明るい夜に出かけて

佐藤多佳子さんの「明るい夜に出かけて」。

若さゆえの光と影。
若さゆえの情熱と焦燥。

想いであずかり処

片島麦子さんの「想いであずかり処」。

満月の夜、叶えたい想いと覚悟を秘めた客のために開く「にじや質店」。
今夜も誰かの願いが叶いますように。

東京すみっこごはん

成田名璃子さんの「東京すみっこごはん」。

愛情溢れる家庭料理に勝るものはないのだ。

手のひらの音符

藤岡陽子さんの「手のひらの音符」。

独りで生きるのは平気だけれど、時々は誰かと触れ合いたい。

終電の神様

阿川大樹さんの「終電の神様」。

夜の満員電車が緊急停止する。そして乗客の人生が動き出す。

ラブソファに、ひとり

石田衣良さんの「ラブソファに、ひとり」。

良質の恋愛短篇集。「魔法のボタン」がお気に入り。

終電の神様 始発のアフターファイブ

阿川大樹さんの「終電の神様　始発のアフターファイブ」。

終電が去り始発を待つ街で起きる、希望と幸せの物語。

対岸の彼女

角田光代さんの「対岸の彼女」。

誰もが前に進む力を秘めているのだ。

小説 言の葉の庭

新海誠さんの「小説　言の葉の庭」。

人は、それぞれの人生を生きてゆく。
誰のものでもない、自分の人生を。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

七月隆文さんの「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」。

不思議な運命の２人の甘く切ないストーリー。

羽生結弦 王者のメソッド

野口美恵さんの「羽生結弦　王者のメソッド」。

本屋で見つけて、羽生ファンの奥さんへプレゼント。

君は月夜に光り輝く

佐野徹夜さんの「君は月夜に光り輝く」。

余命わずかな彼女と、なげやりに生きている僕。
二人の切ないラブストーリー。

あつあつを召し上がれ

小川糸さんの「あつあつを召し上がれ」。

人生と食べ物の短編小説集。
「こーちゃんのおみそ汁」「季節はずれのきりたんぽ」が泣けた。

ヒア・カムズ・ザ・サン

有川浩さんの「ヒア・カムズ・ザ・サン」。

本当の愛情とは？
愛情の形は一つではないのだ。