Cogito,ergo Sum

積み深いとの認識はあるようだが特に自戒の意図は所持していないと思われる。ゲームとかゲームとかゲームとか。あと本な。

原作殺し、再確認

2017年02月07日 | ゲーム
ぶつ切りで読んでた『星籠の海』を、やっと読破した訳ですが。

…映画化するには見た目の派手さを演出しないとならないのは理解します。磔にされて目(夫)と口(婦)を縫われた夫婦の眼前に水槽に入った赤子の亡骸が置かれていたシーンが…映画では親子もろとも滝壺に設置されたとか……いや、衝撃度はこっちのが高いし掴みとしてはオッケー(ただ、原作での登場は後半)なのだが…ここで頑張ってくれたのならもっとちゃんと全体的な中身をさぁ(半ギレ)


確かに、そのまま映像化するのは難しい作品ではありました、宗教に身を隠した国際的な犯罪者との闘いとか、政治判断でボカしたいキモチはわかります(リアルに揉めてる国だしな)ファンの女子達が悉く御手洗さんと石岡くんをゲイカップル前提で話を進めやがっていて尚且つ警察内部にまで風評被害が轟く原作が病気具合とか……多方向に向けた『そのまんまじゃ世間に出せないから』(深刻)具合ではありましたが。

もうね、見え見えの『女子は御手洗先生にみんなメロメロな展開にしようぜ、女も増やしてな!!』が…頭悪過ぎて……そら公開一週目にして大爆死もするよな。大体、御手洗は(頭の悪い)女は嫌いだし、人としての一定の配慮はするが女性としての尊重なんか事態を最小の被害で納める為にならへとも思わない合理主義だぞ(半笑)

本当なら歴史背景が深く絡んだ、ラストシーンだって深い意味があった話だったのに……失敗した二時間ドラマとか言われるわ。話の重心が違ったら泣けた話だったのにまぁ雑に扱いやがって…(話が長くなるようです)
コメント (1)
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