野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

名前にそぐわないシンプルな白い花をつけるシャボンソウ

2019年08月30日 10時26分40秒 | 

シャボンソウという名前は、葉を揉むと石鹸のような泡が立つからつけられたという。別名のサポナリアもラテン語の石鹸サポに由来するという。日本には明治時代に渡来し、薬草植物として扱われていたようだ。名前にそぐわないシンプルできれいな五弁の花をつける。

(2019-07 東京都 神代植物公園) 

シャボンソウ

別名 サポナリア

科  ナデシコ科

原産 南ヨーロッパ、西アジア

花期 6~9月

シャボンソウは、名前のとおり、葉っぱを汁が出るくらいもむと、石けんのように泡立ちます、

一般に知られる花の名前が、シャボンソウなのか、サポナリアなのか、よくわかりません。おそらく園芸種では、サポナリアでしょう。サポナリアは、一回植えるとこぼれ種で、翌年も生えてくる強い植物なので、手を掛ける植物ではありません。

園芸種の淡いピンクは、日当たりが悪いと、白っぽくなってしまうそうです。

シャボンソウは、ヨーロッパ、西アジア原産で、毎年花を咲かせる約20種の多年草です。

日本には明治時代に入ってきて、薬用植物として扱われていました。

根を乾燥させたものが、薬となるそうです。

草丈は50cm~90cm、地下茎を伸ばして外側へと広がっていき、花も可愛らしくて、今では庭植えの草花として、栽培されています。開花期は初夏~秋で、茎の頂点近くにある葉の付け根から、短い枝を出して、まとめて花を付けます。

花色は淡いピンクで、園芸品種に白、淡いピンク、濃いピンク、赤、八重咲きのものがあります。

 

別名のサポナリアは、ラテン語のサポ(sapo=石けん)に由来します。

 

 

 


夏に咲くムクゲにふさわしい名前をもらった「夏空」(槿シリーズ19)

2019年08月30日 07時49分12秒 | 

夏に咲く一日花であるムクゲの名前として、「夏空」はふさわしい名前だろう。典型的な白の一重に底紅のムクゲで、絞りがいくらかきついところが特徴か。夏空に向かって咲くムクゲの花には昆虫たちも勇んで集まってくるようだ。

(2019-07 東京都 神代植物公園)