この時期に咲く数少ない栽培種の花「クリスマスローズ」。本来の花は、クリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」を指すらしいが、この時期にいろいろな色でわたしたちを楽しませてくれる。紫も多いが、白はひときわ清楚で目を和ませてくれる。
(2020-02 川崎市 路傍)
クリスマスローズ
学名 Helleborus
英名
Hellebore, Christmas rose
和名 寒芍薬
別名・流通名 レンテンローズ
科名 キンポウゲ科
属名 ヘレボルス属
原産地 ヨーロッパ、西アジア
クリスマスローズの特徴
クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花を咲かせる常緑の植物です。
日本ではヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」を指す名前です。
他には咲き方や色が豊富な「ヘレボルス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボルス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。
クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。
クリスマスローズの詳細情報
園芸分類 草花
草丈・樹高 30~60cm
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
耐陰性 強い
花色 白、ピンク、緑、紫、黄、黒、アプリコットなど
開花時期 1~4月