濃い紅色から赤の唐子咲きの椿「紅獅子」。唐子咲きで、花芯に不規則に密生するので、すこし混雑した感じがある。学名はCamellia japonica ‘Koubotan’で、獅子ではなく牡丹と呼ばれる。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
種：ツバキ
産地：江戸
花姿：濃紅色の唐子咲き、外弁は波曲、唐子弁は花芯に不規則に密生する
花の大きさ：中～大輪
花期：12～4月
葉形：楕円、中形、平坦、外曲
樹形：立性、強い
来歴：『椿伊呂波名寄色附』(1859)に記載
一重の五枚の白い花弁が薄く紅を帯びる梅「薄色縮緬」。名前のとおりに花弁に縮緬のような波がうつ。豊後性で、蕊がおとなしく花弁の内部に収まるのが特徴。蕾のうちは紅色で、満開になると白くなる。これを移り白と呼ぶらしい。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
ミルクコーヒーのような色合いのバラ「ジュリア」。丸弁平咲きの花弁が波打ち、繊細で優雅な雰囲気がある。切り花としても好まれる。ティーローズの穏やかな香りがある。
(2019-10 川崎市 生田緑地バラ苑)
非常に珍しいミルクコーヒーのような色彩と優雅な花型が現在でも大変人気。赤みを帯びた枝葉との調和もよい。樹勢が弱く、枝数も増えにくいので若いうちは片伸びすることも多い。じっくり作りこんでいきます。年数を経れば綺麗な樹形に育っていきます。
品種名 ジュリア
ローマ字 Julia
系統 ハイブリッド ティー （HT）
Hybrid Tea
咲き方 四季咲き
香り 中香
花径 9㎝
樹高 1.5m
樹形図 1a番 直立
作出年 1976年
作出国 イギリス
作出者 William E. Tysterman
別名 Julia's Rose , Chocolate Rose
その他
交配
Blue Moon × Dr. A.J. Verhage