野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花全体が黄色の一色なので、透明感があるソシンロウバイ

2020年02月14日 10時40分20秒 | 

ロウバイに似ているが、花芯が紫にならず、花全体が黄色の一色なので、透明感があるソシンロウバイ。最近ではこの花のほうが多く、早春に道端でみかける黄色い花はたいていこの素心蝋梅だ。ロウバイよりも少し早めに咲くのもよい。

(2020-01 東京都 神代植物公園) 

ソシンロウバイ


開花時期 1月、2月
花の色 黄、紫
名前の読み そしんろうばい
分布 原産地は中国
日本へは明治時代に渡来
生育地 庭木
植物のタイプ 樹木
大きさ・高さ 2~5メートル
分類 ロウバイ科 ロウバイ属
学名 Chimonanthus praecox var. lutea
花の特徴 葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。
花被片はたくさんある。
蝋梅(ロウバイ)は内側の花被片が濃い紫色になるのだが、素心蝋梅(ソシンロウバイ)は花被片全体が黄色くなる。
葉の特徴 葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他 花の少ない時期に咲くので珍重されている。
蝋梅(ロウバイ)の名は、蝋細工のように見える花の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせる。
英名はウインタースイート(winter sweet)である。


純白の胡蝶蘭「ファレノプシス・アマビリス」(蘭シリーズ15)

2020年02月14日 09時20分27秒 | 

純白の胡蝶蘭「ファレノプシス・アマビリス」。写真は花の一つをアップにしたものだが、たくさんの花がついて華麗な胡蝶蘭だ。名前のファレノプシスは「蛾のような」を意味し、「アマビリス」は愛すべきを意味する。西洋では蝶と蛾を区別しない(区別できない)から、愛すべき蝶のような花というぴったりの学名だ。

(2020-01 東京都 神代植物公園) 

 

 

胡蝶蘭アマビリスの世界へようこそ

自然の中で可憐に咲くアマビリス。可憐で素敵です。

出典: http://stanhopea-passion.over-blog.com
自然の中の胡蝶蘭は、風通しの良い樹木の枝や幹に根を張らせて生息しています。とっても可憐に咲いているアマビリスは本当に素敵ですね。蝶が舞っているように見える事から、「幸せが飛んでくる」という花言葉はまさにピッタリです。また、胡蝶蘭の中でも比較的育てやすいい品種ですよ。そんなアマビリスと一緒に過ごす毎日を送ってみませんか?疲れも癒してくれますよ。では早速、詳しく見ていきましょう。

アマビリスの由来
アマビリスの正式な名前は、ファレノプシス・アマビリス。ファレノプシスは、ギリシャ語でファライノ(蛾)とオプシス(のような)の2語からなり、花の姿を蛾に例えて付けられましたが、和名の胡蝶蘭は、蝶に例えられて付けられたそうです。国によって表現の仕方が違うことに面白さを感じますよね。ちなみに、インドネシアの国花がこのファレノプシス・アマビリスです。国花がアマビリスなんて素敵ですね。大輪の胡蝶蘭より小さいですが、負けず高級感があり見事にたくさんの花を咲かせ、さり気なく飾れるでしょう。

たくさん種類のある胡蝶蘭の中からアマビリスをチョイスして、毎日の生活に仲間入りさせてみてはいかがでしょうか?自分にプレゼントをしても損はない、幸せな気分にさせてくれる理由を探ってみましょう。
アマビリスの特徴
アマビリスは、ミディ胡蝶蘭と呼ばれるタイプで花径が4?5㎝程で葉茎にアーチ状に伸びて10?20輪位の花を付けます。まるで流れるシャワーのように可愛らしい花を咲かせ、どこに置かれても調和した美しい空間を演出してくれるでしょう。お店で販売されているアマビリスは、野生のアマビリス同士を交配させ改良した品種です。また、大輪胡蝶蘭は、アマビリスの大きな花びらのものを掛け合わせて、少しずつ大きくして生まれました。アマビリスは白い花の胡蝶蘭の重要な交配親、まさに縁の下の力持ちのような活躍をしています。見た目は可愛らしいですが、歴史を知ると存在感が大きく感じますね。華麗に咲くアマビリスをご自分のお部屋に飾ったら、1日の疲れも癒やされるのではないでしょうか?


白の覆輪の花弁が恥じらうようにピンクに染まるバラ「マチルダ」(薔薇シリーズ102)

2020年02月14日 07時29分32秒 | 

白の覆輪の花弁が恥じらうようにピンクに染まるバラ「マチルダ」。メイヤン家の作出になるバラで、中輪ながら多くの花をつけ、ぱっと目を引く華麗さがある。花弁の末端がゆるくウェーブしているのも、みごとだ。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

バラ「マチルダ」

白に淡いピンクの覆輪が美しく特に秋深まると素晴らしい花色です。樹はやや低めで半横張りに茂り、寒冷地ではベト病に注意が必要です。近年の品種としては耐病性はあまり高くないようですが、生育そのものはよく、なにより花付きが見事です。

品種名 マチルダ
ローマ字 Matilda
商品番号 1090088
系統 フロリバンダ (F)
Floribunda
咲き方 四季咲き
香り 微香
花径 7.5㎝
樹高 1m
樹形図 1c番 半横張り
作出年 1988年
作出国 フランス
作出者 Meilland International
別名 Pearl of Bedfordview , Seduction
その他 強い耐寒性
交配
Coppelia ’76 × Nirvana