中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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閑話休題:水温む鎌倉中央公園

2008年03月01日 03時34分41秒 | 鎌倉あれこれ


                    <水温む>

           日溜まりの鎌倉中央公園
          2008年2月29日(金)


 昨日(28日),塔ノ岳に登ったばかりなので,今日は終日家でおとなしくしているつもりだった。ところが,朝から陽春を思わせるポカポカ天気である。明るい青空を見ると,とても家の中でジッとしている訳にはいかなくなる。
 明るい陽気に誘われて,私は軽く天園ハイキングコースを一回りしようと思い立った。
 水をペットボトルに詰めて,ナップザックに入れ,10時30分頃,家を出る。
 これから,まず鎌倉中央公園を一回りして,北鎌倉に出る。そこから天園をぐるりと廻って,午後2時頃,家に帰るつもりである。
 正面の出入り口から,中央公園に入る。暖かい陽気に誘われて,近所の方々が沢山公園に来ている。双子池の脇を通り抜けて,一旦,山崎口から公園の外に出る。そして,獅子岩の近くの湿地帯を覗き込む。水辺には,もう,芹が芽を出している。

                   <芹が顔を出している>

 ボンヤリと地面を眺めていると,年輩の男性が,背後からいきなり声を掛けてくる。
 「春とはいえ,まだ,まだ新芽が出ていないですね・・」
私はまごつきながら,
 「そうですね・・・まだ寒いですね」
と気のない返事をする。
 「もっとも,芽が出ても,私には植物のことは全く分からないので,何の芽か見当が付きませんよ・・」
 「私も同じですよ・・・」


 イベント広場の方へ行ってみる。
 広場の片隅で,小さな花が沢山咲いている。花オンチの私には,花の名前は分からないが,この花の可憐さに感激して,何枚も写真を撮る。
 イベント広場から市民農園の方に足を向ける。傍らの小川を覗き込む。春の日差しを反射させながら,温んだ水がチョロチョロと流れている。

                     <春の田圃>

 広場の土手にも,新芽が出始めている。土手を少し登る。田圃が良く見下ろせる場所に腰を下ろす。暖かい日差しを浴びている内に,何となくトロトロと眠くなる。

                       <春の小川>

 気持が良い。
 私は目を瞑って,暫くの間,ウトウトと過ごす。その内に,だんだんと,天園まで行くのが面倒になる。
 この所,せっせと塔ノ岳詣ではしているが,地元,天園の峠の茶屋は,暫く訪れていない。きっと今頃は,
 「flower-hillは,くたばったかな・・・」
と悪い噂が飛んでいるかもしれない。



                     <あずま屋近くの梅>

 今来た道を引き返す。
 公園内の広場で,可愛い赤ん坊をつれた親子がいる。赤ん坊があまりに可愛いので,通りすがりの人達が,たまらず声を掛けていく。私も,暫くの間,可愛いしぐさをする赤ん坊を眺め続ける。堪らず,母親に,
 「済みません・・・赤ちゃんの写真を撮らせてください」
とお願いする。勿論,快諾して頂く。
 やっぱり,春は良いな~ぁ・・・
 
              <可愛い赤ん坊>
    ※通りすがりの白髪の女性が,余りの可愛いさに思わず赤ちゃんをあやす。

                      (おわり)



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