中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

アシニボイン紀行;第1日目(2);ガルガリー国際空港

2015年10月02日 10時45分13秒 | カナダ・アシニポインハイキング

                                                                             <ガルガリー車窓風景>

     アシニボイン紀行;第1日目(2);ガルガリー国際空港
           (アルパインツアー)
      2015年9月21日(月)~29日(火)
前の記事
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/fa3b4db7a28f30d2d0fedafcac1e9f5d

第1日目;2015年9月21日(月)
(つづき)  晴

<ルート地図>


←クリック拡大

<成田空港を離陸>

■ようやく搭乗
 15時21分,私達は沢山の旅行者に混じって,エアカナダAC010便の飛行機に搭乗する.
 飛行機のことが良く分からない私には,この飛行機が何という機種なのか全く分からないが両窓側に2列,中央に3列の座席がある.
 私の席は32F.幸いなことに通路側である.長距離のフライトの場合は通路側に限ると私は思っている.
 15時50分,飛行機がユックリと動き出す.このブログでは,飛行機が動き出した時間を出発時間として記録しておく.
 私の隣に座った同行者のSZさんが,早速私に質問する.
 「飛行機の出発時刻は,どこのタイミングで決めるかご存じですか…?」
と突然私に質問する.
 改めて質問されると,私もどの時点をもって出発時刻とするかよく分からない.
 「搭乗口から動き出した時間じゃないんですか…」
とあやふやな回答をする.
 「たいていの人が,貴方と同じように思っているんですが,実は滑走路から離陸した瞬間が出発時刻だそうです…テレビで説明していましたよ…同じように到着時刻は目的地の滑走路に飛行機の車輪がタッチした瞬間だそうですよ…」
 私は,なるほどそんなものかと思う.いずれにしても帰国後自分で調べてみたいと思っている.
 16時07分,私達を乗せた飛行機は,成田空港から離陸する.
 座席にジッと座っていると,たちまちの内に眠くなる.そして,何時の間にかウトウトとする.
 16時40分頃,目が覚める.轟々という連続音が聞こえる.窓越しに外を見ると,飛行機が雲の上を飛んでいるためか,キラキラと輝く青空が広がっている.



<機内の様子>


■機内食(夕食)
 17時10分,機内食が配られる.時間から見て多分夕食だろう.
 「…Beef or Chikin ?」
とキャビンアテンダントが質問する.
 私は食べ物に好き嫌いがないので,どっちでも良いが,日本人の乗客が多い便では圧倒的にビーフを選ぶ人が多いようである.そんなこともあって,天の邪鬼な私は,反射的に,チキンを所望する.
 メインディッシュが入っている器の銀紙を剥ぐと,チキン料理が入っている.
 パンが少しパサパサしていて食べにくいが,特にまずくて困るということもない.
 17時40分頃,夕食が終わる.

<機内食(夕食)>


<何となチグハグな機内>

■水平にならないテーブル
 搭乗してすぐに,機内のそちこちが,どうもチグハグなことに気がついて,落ち着かない.
 まずは,テーブル…である.私が使うテーブルがどうも水平にならない.隣のテーブルと比較しても曲がっているのが良く分かる.
 そういえば,前の座席の背もたれも正確にアップライトポジションに戻らないようである.
 ”なんで,こんなにチグハグなんだ…ちょっと,ネジを締めたり緩めたりしたらぴったりするのに…”
 私は半ば諦めて,大味な機内整備に一抹の不安を覚える.

<どうもチグハグで落ち着かない…>

■壊れたディスプレー
 「今,どの辺りを飛んでいるんだろう…」
 私は,ディスプレーをいろいろと操作してみるが,”Flight Data Unavailable…”というメッセージが出るだけで,全く動かない.
 飛行中に,ディスプレーを見ながら,今どの辺りを飛んでいるのかを知ったり,飛行高度,外気温,到着予定時間などを刻々と変わるデータを見ているのも,フライト中の楽しみである.それがディスプレーが壊れていたらビデオやテレビ番組なども残念ながら楽しむことができない.
 キャビンアテンダントに,ディスプレーの不具合を伝える.
 「分かりました.ディスプレーをリセットしますので,一旦暗くなります…」
とのこと.
 すぐにディスプレーの画面が真っ暗になる.1分ほどで再度ディスプレーの表示が立ち上がるが,やっぱり治っていない.様子を見に来たキャビンアテンダントに.
 「ヤッパリ見えないです」
と伝える.
 キャビンアテンダントは,両手を開いて身体を縮めて,ボデーランゲージで,
 ”どうしようもないです…”
と言う.
 ”今更,仕方がないな…運が悪いと諦めるしかないな…”


<ディスプレーが壊れている>

<けだるい機内>

■コーヒーを賞味する
 17時42分,飛行機が揺れ始める.すぐに”fasten seatbelt”のサインが点灯する.気流の悪いところは数分で終わるが,ときどき機体がぐらぐらと揺れる.
 17時52分,飲み物のサービスが始まる.私はコーヒーを所望する.
 コーヒーに付いているシュガー袋を見ると,片面が英語,反対面がフランス語で,砂糖と印刷されている.そういえば,確かカナダの公用語は英語とフランス語だったな…と,あやふやながら思い出す.
 機内で退屈しのぎに飲む珈琲もまた良いものだなとしみじみ思う.

<コーヒーを賞味する>

■時計を現地時間に合わせる
 18時35分,突然機内の照明が消える.どうやら夜ということらしい.
 私達は勿論エコノミークラスの座席に座っている.とにかく前の席との間隔が狭いので,足の置き場がない.座っている時間が長くなると,とにかく足が辛くなる.
 眠っているような,起きているような,曖昧で退屈な時間が遅々と流れる.
 20時45分,足の運動を兼ねて,トイレに行く.狭い機内だが,少し歩いただけで,足が蘇ったような気分になる.立った序でに,機内を少しばかり動き回ってから自分の席に戻る.
 ディスプレーが故障しているので,今どの辺りを飛んでいるのか全く分からない.
 23時40分頃,東の空が眩しいほど明るくなっている.窓から外を見ると,大きな主翼が景色の大半を隠してしまっている.それでも輝くような青空が目に染みる.
 23時51分,私は自分の時計をカナダ山岳部標準時間に合わせる.この時期,カナダはサマータイムで1時間早くなっているので,
   JST               カナダ山岳部標準時
  23時51分  ==>   8時51分
である.
 これ以降の記事はカナダ山岳部標準時で表記する.

■機内食(朝食)
 9時丁度に機内食(朝食)が配られる.
 
 オムレツにジャガイモがメインディッシュである.これが意外に美味しいので,気分が良くなる.でも,パンは冷たくてカサカサしているのがちょっと残念である.
 9時35分,朝食を終える.
 9時44分,機内アナウンスが流れる.英語のアナウンスなので,うまく聞き取れないが,
 「…当機は高度を下げています.到着予定時刻は10時15分です.ガルガリーの気温は6℃…」
というようなことを言っているようである.


<機内食(朝食)>

<ガルガリー空港>

■ガルガリー空港に着陸
 もうすぐガルガリー空港に到着する.何となく機内がザワザワとした雰囲気になる.やっと9時間あまりの空の旅も終わりになる.
 長い空の旅だったが,ヨーロッパの各都市に飛んでいくのに比較すれば,まあ,まあ,耐えられる程度の長さだなと実感する.
 10時12分,私達の飛行機は,無事,ガルガリー空港に着陸する.
 10時17分,ゲート前に到着.
 10時21分,ディッセンバーグ.
 10時50分,入国審査を終える.
 10時52分,バゲージクレイムを終える.
 こうして,私達は,無事,ガルガリー空港に到着する.
 空港の中をユックリ見物する時間がないので,どんな空港か良く分からないが,どうやらそれほど大きな空港ではなさそうである.

■現地スタッフの出迎え
 アルパインツアー社関連現地スタッフの2人の男性.NBさんとMYさんが私達をにこやかに出迎えてくれる.お二人ともとてもにこやかで好感の持てる男性である.
 これから,暫くの間.私達はMYさんのお世話になることになっている.


■空港内の軽飲食店
 今日の昼食は野外で摂るとのこと.
 早速,まるでカルガモの親子のように.ツアーリーダーの後にくっついたまま,空港内の売店まで移動する.大きな荷物を引きずっての移動である.
 ここでは色々な種類のハンバーグや飲料水などを販売している.メニューを見ると,どれもこれも美味しそうに見える.
に立ち寄る.
自分の好みに合った昼食を調達する.

<空港内の軽飲食店にて>

■私の昼食
 ショーウインドウに並んでいるサンプルを一通り見て回る.残念ながら,どれもこれも,私にはボリュームが多すぎる.ただ,メニューを見る限り,この店の品物は,それほど高いという訳ではない.
 ”それにしても,随分,たっぷりな量だな…”
 私はサンプルを見て,ゲンナリしてしまう.
 ”とても,とても,オレには半分ぐらいしか食べられないな…”
 各種のメニューの中で,一番,ボリュームが少なそうなサンドイッチを選んで,購入する.
 値段は,3.75CA$である.円換算で約380円.どうやら物価は日本と同程度のようである.

<私が購入した昼食のサンドイッチ>

■専用車に乗車する
 昼食用の弁当を購入してから,少し急かされるような感じで,MYさんが準備した専用車に案内される.
 やけに背の高いワンボックスカーである.
 私達が乗り終えると,

<専用車に乗車>
                                   (つづく)
次の記事
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1343321aed96e0e755fb2c71cfb4b144

「カナダアシニボインハイキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6e286e4ab2426961bf48a1d7a17ce46d
「カナダアシニボインハイキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/dae26e12affc9d89924fbd7f43fe2942

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。