中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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浅間連峰周遊;第1日目(2);軽井沢(紅葉が美しい雲場池)

2013年10月12日 04時14分18秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                        <雲場湖>

    浅間連峰周遊;第1日目(2);軽井沢(紅葉が美しい雲場池)
            (丹沢塔ノ岳常連)
        2013年10月8日(火)~10日(木)

第1日目;2013年10月8日(火) (つづき) 

<ルート地図>

■離山・雲場池周遊ルート

※再掲

■雲場池地図


<雲場池へ>

■離山を下る
 離山山頂で昼食を終えた私たちは,12時07分,離山山頂から下山開始.往路を辿る.
 下山途中で,殆ど人に会わなかったが,山麓で数名の老人が楽しそうに登ってくるのとすれ違う.楽しそうである.近所にお住まいの方々のように思えるが,自宅近くにこんな素晴らしいところがあるのは羨ましい限りである.
 離山程度の山を,周に1~2回登っていれば,随分と健康に良いなと思う.
 登山口を通過して別荘地に入る.
 往路と同じルートを辿るのも芸がないので,わざわざ往路とは違う道を辿る.勿論,この辺りの地図は不案内なので,勘に頼り続けるのも間違いの元.地図が頼りである.周囲は山の中の別荘地という雰囲気である.

■雲場池に到着
 途中で見覚えのある道に出る.これで間違いなく雲場池に行けると確信する.
 私たちは,13時07分,無事,雲場池に到着する.ここは軽井沢でも有名な観光地の一つである.そのため,沢山の観光客が訪れている.
 まずは雲場池入口で,10分ほどトイレ休憩を取る.
 その間,入口近くの小さな池の畔でボンヤリと待つ.近くに立っている案内板の記事によると,どうやらここは別名スワンレークと言うらしい.
 池の周囲は,一寸見頃には早いが,紅葉し始めた木々がとても美しい.

<雲場池入口にある小さな池>

見事な鯉
 何気なく池を覗き込んでいる.
 すると,池の中を悠然と泳いでいる…と言うよりは水中に漂っている巨大な緋鯉にビックリする.
 とにかくバカでかい.
 胴回りの大きさは,多分,水泳の選手の太ももぐらいある.その見事さに思わず見とれてしまう.

<巨大な緋鯉>

<池を一回り>

■見事な展望
 一行が揃うまで,雲場池の畔で,ボンヤリと待つ.
 目の前には広々とした池が広がっている.紅葉の見頃はまだ先だが,それでも,美しい景色が広がっている.

<雲場池全景>

時計回りに池を一周
 全員が揃った所で,池を時計回りにユックリと一回りする.沢山の観光客が私たちと同じように散策を楽しんでいる.
 数分歩いた所で,池を横切る堤を渡って反対側にまわる.
 堤の先にはレストランが見えている.ちょっと立ち寄って見たいなと思ったが,時間が無駄になるので取りやめる.

<堤を渡って対岸へ>

素晴らしい紅葉
 池の周りの所々に,素晴らしい紅葉が見られる.思わず足を止めて,何枚もの写真を撮る.
 紅葉が見頃になれば,さぞかし見事だろうなと想像しながら,池の周りをユックリと歩き続ける.

<池の畔の美しい紅葉>

いろいろな茸
 進行方向右は池,反対側は,フェンスが続く.フェンスの先は小川が流れる庭園のような所が続く.
 小川の畔の木々や,木の周りにいろいろなキノコが自生している.これらのキノコが食べられるかどうかは,私には全く分からないが,見た目には美しい.目に付くまま,沢山のキノコの写真を撮る.その一端を以下の写真である.
 勿論,これらのキノコの名前など分からない.
 
 
<いろいろなキノコ>

入口近くの池
 やがて雲場池の入口近くに到着する.鬱蒼とした木立が印象的である.この辺りだけを散策する観光客を沢山居るようである.
 ここから右へ少し歩いた所が,先ほど湖畔一周のために歩き出した場所である.

<木陰が美しい池の畔>

<軽井沢駅へ>

■あのシイタケは?
 13時35分,雲場池を出発する.これから軽井沢駅へ向かう予定である.
 5人の中には,3年前に,同じコースを歩いたときに,軽井沢駅前通りの乾物屋でシイタケを購入したことのある人が居る.そのシイタケが実に美味しかったので,今回も,是非,購入したいとのことである.
 シイタケに注意しながら,3年前と同じルートを歩く.
 実は,半年ほど前に,このルートを歩く機会があったが,そのとき,あの乾物屋が見つからなかった.私が見落としたのか,それとも,もうあの店がなくなってしまったのか,私には分からない.
 今回は,シイタケを購入した2人と私の6個の眼で,シッカリと見つけながら歩く.
 どうも,駅前の通りが,随分と整備されてしまい,前回と違うように思える.歩道には自転車専用道路が整備されているのに気がつく.この自転車専用道路は,前からあったのかな? 分からない.道路の両側の建物も随分オシャレになったように思える.
 結局,あのシイタケを売っていたお店は,今回も見当たらない.

<オシャレな軽井沢駅前の道路>

軽井沢駅に到着
 14時02分,軽井沢駅に到着する.
 “どこかでお茶でもしましょう…”
ということで,駅近くで適当な喫茶店を探す.
 ところが,適当な喫茶店が見当たらない.
 「では,軽井沢駅構内にある喫茶店でお茶しましょう…」
 一旦,軽井沢駅まで行って,小諸行の「しなの鉄道」の時刻表を調べることにする.

<軽井沢駅に到着>

あれっ!…丁度良い電車があるぞ
 とりあえず,しなの鉄道の改札口に行ってみる.しなの鉄道の電車は約1時間おきに1本の電車があるようだ.
 今,14時10分頃.直近の電車は軽井沢14時22分発小諸行である.この電車を見送ると次の電車まで1時間以上の間が空いてしまう.
 “この電車で小諸へ行きましょう…コーヒーは小諸に着いてからにしましょう…”
 …と言うことで,軽井沢でのコーヒーはお預けにする.
 「SUICA,使えないの…」
と飛んでもない勘違いをしているご同行も居られる.
 「ここはJRじゃないんです…」
 電車は空いている.1ボックス4人掛けの席を2人で占有してユッタリと座る.
 電車は定刻14時21分に軽井沢駅を発車する.
 上空は,何時の間にか,分厚い雲に覆われている.先ほどまで良く見えていた浅間山ももうすっかり雲の中である.

<しなの鉄道の車内>

■気になる明日の天気
 車内で携帯電話を使って,お天気の有料サイトにアクセスする.そして,明日の浅間山山頂と小諸の天気予報を見る.
 どうやら,風は強いものの,雨は降らないようである.
 お天気の状況によっては,2日目に浅間山(前掛山)登山と,3日目に水ノ塔,篭ノ塔周遊とを入れ替えるつもりだったが,雨が降らないんだったら,予定通り,明日は浅間山(前掛山)へ登ることにしようと腹を括る.
 “小諸に着いたら,早速,タクシー会社に立ち寄って,明日5時半か6時頃,タクシーの予約をしよう…”
 晴れていれば,小諸までの車窓から,終始,雄大な浅間山な眺めを楽しむことができるはずだが,残念ながら浅間山は雲の中である.
 私たちが乗った電車は,14時44分,無事に小諸駅に到着する.
                                        (つづく)

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