中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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箱根:鷹巣山・浅間山(湯坂道)ハイキング(2)

2006年10月26日 11時39分39秒 | 鎌倉あれこれ

         箱根:鷹巣山・浅間山(湯坂道)ハイキング(2)
           (鎌っこ倉ぶ)
        2006年10月21日(土)

■六道地蔵
 精進池の湖畔にあるガイダンス棟を一回りする。廊下から精進池の全景が見渡せる。手前の湖畔では「まゆみ」が満開になっている。

            <精進池と「まゆみ」>
 湖畔に沿って散策道を歩く。そして,国道1号線のガードを潜り,11時20分に「六道地蔵」に到着する。六道地蔵は,岩に彫り込んだ大きな地蔵像である。鎌倉の巡礼古道にある摩崖仏より大分大きく立派なお地蔵さんである。
 

             <六道地蔵>
 実は,1ヶ月ほど前にも,ヤマケイカルチャーセンターの山岳スケッチスクールの催しで,ここを訪れたことがある。あのときに比較すると辺りは一段と秋色が濃くなっている。土曜日なのに私達以外にはほとんど観光客は居ない。
 ガイドの「お師匠さん」が,
 「予定より30分ほど遅れていますので,先を急ぎましょう・・・」
と提案する。
 11時21分に六道地蔵前を出発した私達は,再びガードを潜って,精進池の湖畔まで戻る。そして,湖畔沿いの散策路を進む。お師匠さんの話では,この散策路に沿って精進池を一回りすることができるという。


■摩崖仏「二十五菩薩」・曾我兄弟虎御前五輪の塔
 湖畔から離れて,別のガードを潜り,自動車道の反対側に出る。そこから続く散策路を少し進むと,草深い山道になる。少し登り坂になり,11時30分に,その先の大きな岩塊に沢山の地蔵を彫り込んだ「二十五菩薩」に到着する。ここも,1ヶ月ほど前に訪れてスケッチしたことがある。高さ十メートルほどの累々と積み重なった岩塊に沢山の地蔵像が彫り込まれている。まさに圧巻である。浅学非才のflower-hillには,誰がどんな目的で,このような地蔵蔵を彫り込んだのかは全く分からないが,地蔵の持つ迫力に圧倒される。

             <二十六地蔵>
 傍らにある案内文によると,この摩崖仏は1293年頃,信仰で結ばれた人達によって彫られた物らしい。 時間が押しているので,あまりユックリできないとのことなので,11時32分に二十五菩薩を出発する。そして,左右から背丈ほどの雑草が繁茂する中を少し進んで,11時35分に曾我兄弟・虎御前の五輪の塔に到着する。随分と大きく立派な五輪の塔である。「地」「水」「火」「風・風」がきちんと揃っている塔は見事である。

          <曾我兄弟・虎御前五輪塔>


■滝廉太郎箱根八里作曲の碑・東光庵熊野権現旧跡
 11時36分に五輪の塔を出発した私達は,遊歩道をそのまま南東へ進む。進行方向右手には,頭を霧に被われた双子山が良く見える。
 そして,一旦,国道1号線に出る。すぐに左手の路地に曲がり「芦の湯」の脇を通り過ぎる。そこに滝廉太郎箱根八里作曲の碑が建っている。さらに,道路の突き当たりから,坂道を登ると東光庵熊野権現旧跡がある。坂道に差し掛かる左側に,お湯が湧出している。数人の仲間が,お湯に手を入れてみる。温いお湯だという。
 旧跡にはかなり古びた茅葺きの家が建っている。傍らには熊野神社のお社がある。ここもそそくさと見学して,そのまま先へ進む。
 路地を進むと,過日運転を休止した箱根ケーブルへ向かう道に出る。ここを右折して国道1号線方面へ向かう。途中で弁天池跡の広場に出る(12時05分)。傍らには薬師堂が建っている。ここで暫く休憩を取る。大分疲労している人もいるようである。ここから先が思いやられる。
 12時15分,薬師堂を出発して,国道1号線沿いに暫くの間歩き続ける。そして,12時30分に湯坂道入口に到着する。
                                       (つづく)



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