<浄光明寺の境内>
もうすぐサクラが咲き出す源氏山公園
(葛原岡神社まで単独散策)
2011年4月2日(土)
■山ノ内・葛原岡のサクラが咲き始めた・・
例によって午前中にヤボ用を済ませる.
山仲間や街道歩き仲間とメールのやり取り,その中の1通に,
「今,天柱峰に居ます・・」
という内容のメールがあった.丁度その頃,私も源氏山公園のサクラが,どの程度,開花しているか見に行こうかと思っていたので,折角だから合流することにする.
私は,バス停鎌倉中央公園入口から歩き出す.山ノ内配水池を経由して山ノ内から葛原岡神社に向かう.
途中の山ノ内道路沿いのサクラは,漸く咲き始めたようだ.
<山ノ内のサクラが咲き始めた>
■葛原岡
葛原岡に到着する.
今日は土曜日.サクラはまだ咲き始めたばかり.でも,今日は土曜日.沢山の観光客で賑わっている.3週間前の大震災のことを考えると,少々複雑な心境になる.
葛原岡神社の参道に出る.
参道脇のベンチに,スワルトバートルグループのmakoさん,湧水さん他2人,合計4人の面々が,それこそスワルトバートルで食事中.
私はこのうちお二人とは初対面.伺うと,この4人の内3人が福島県出身,お一人が新潟県出身とのこと.
話題はどうしても今回の地震のことになる.
私は昼食を済ませていたが,4人の方のご相伴にあずかって,家庭料理を頂戴する.
<葛原岡のサクラも咲き始めた.沢山の人が楽しんでいる>
■源氏山
昼食後,4人を案内して源氏山公園を散策する.
源頼朝像付近のサクラはまだ蕾の状態である.ついでに,源氏山山頂に登る.標高93メートル.4人とも源氏山公園に何回も来ているものの源氏山山頂まで登ったことはないという.こんな機会に,源氏山を深く知って貰えれば幸いである.
山頂には,ほとん人気がなくて静かである.遠くに新緑が少し混じり始めた六国見山,勝上嶽(正字は「山」冠に「献」),天園ハイキングコースが見えている.のどかな眺望は何時見ても気分が良い.
<源氏山山頂>
<源氏山山頂からの眺望>
■急階段を下って亀ヶ谷坂へ
源氏山公園から,狭くて急な階段を降りる.そして,海蔵寺の参道に下りる.途中,民家の軒先や庭先に咲いている草花の写真を撮らせて貰う.
■岩船地蔵から浄光明寺へ
横須賀線のガードを潜る.この辺りまで来ると,観光客が多くなる.
岩船地蔵の前で小休止.
横須賀線沿いに南へ進む.途中で左折して,浄光明寺へ向かう.浄光明寺の本堂の前で暫くの間休憩する.
<岩船地蔵>
<浄光明寺>
■泉の井
浄光明寺から,さらに矢戸の奥に入る.途中で,新聞配達人に,
「この先,行き止まりですよ・・・」
と注意される.それは,先刻承知.でも,忠告は素直に受け止める.
浄光明寺近くの泉の井を見物.ここは鎌倉十井の一つである.
<泉の井>
■猫塚から妙伝寺へ
泉の井からほんの少し谷戸を奥に進む.すると民家の軒下に猫塚がある.何時も,この猫塚が気になっているが,どんな由来があるのか聞いていない.
その後,谷戸の奥にある妙伝寺を訪れる.
妙伝寺の由来は余り良く分からない.
ただ,インターネット(資料1)で調べると,次のような記事が掲載されている.
***********************************
道路拡張によって東京都文京区白山にあったお寺を昭和49年移転.紀州徳川頼房の祈願所として創建.戦災によって本尊、寺宝、寺史などを消失している.入口がわかりにくいが鎌倉十井の泉ノ井の少し先を左に入る.
山号:多宝谷山妙伝寺
本尊:日蓮坐像
宗派:日蓮宗
創建:1652年、1974年鎌倉に移転
花見:水仙、しだれ桜、チューリップ、いちょう、紅葉
************************************
<猫塚> <妙伝寺の庭>
<妙伝寺>
■巨福呂坂切通
妙伝寺から往路を少し引き返して,巨福呂坂切通を歩く.ただ,ここでは妙伝寺からの経路を明らかにすることは差し控えるが,巨福呂坂に残る猿田彦のなど沢山の石塔から,往時の巨福呂坂のことを想像する.
巨福呂坂の途中にある歓喜天の崖には沢山の梅の木があるが,梅の花はもう終わり.ちょっと残念.
<巨福呂坂の石塔群>
<歓喜天>
■小町通りを抜けて鎌倉駅へ
巨福呂坂を下って,鶴岡八幡宮に突き当たる.
「もう,散歩も十分.八幡さまは何回も来ているので,小町通りを抜けましょう・・」
というmakoさんの要望で,鉄の井から小町通りに入る.
小町通りは,何時もの土曜日のように,沢山の観光客で賑わっている.
このまま真っ直ぐ駅へ行けば,バス停鎌倉市役所前16時00分発の鎌倉中央公園行のバスに間に合いそう.
私はスワルトバートルの皆様とサヨナラをして,バス停鎌倉市役所前まで急ぐ.16時20分頃,無事帰宅.
きょうもまた遊び歩いてしまったな.でも,まあ,良いかで,今日も終わり.めでたし,めでたし.
<観光客が戻ってきた鎌倉駅>
※そういえば,外国人観光客が殆ど居ないようだ.
[参考資料]
資料1:http://plaza.rakuten.co.jp/kamakurasi/diary/200702200000/
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/dce773e65f1f604e9cd7c677e61af071
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3354d63340502e22852f9251b7fe7cf3
最新の画像[もっと見る]
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前