<松本駅の駅弁「岩魚ずし」>
やっぱり北アルプスはいいな:弓折岳・笠ヶ岳縦走(10)
(白馬館北アルプス総合案内所)
2009年8月22日(土)~24日(月)
第3日目 2009年8月24日(月) (つづき)
<奥飛騨温泉で入浴>
■専用車で新穂高温泉を出発
私たちは3日間にわたる弓折岳・笠ヶ岳縦走を終えて,12時11分,無事に新穂高温泉バスターミナルに到着した.ここから,アルピコの専用バスに乗って,途中,奥飛騨温泉で入浴後,松本駅まで送っていただくことになっている.
バスが来るまでの間,近くにある土産店のウインドウショッピングを楽しむ. 12時21分に専用バスがバスターミナルに到着する.一同,直ぐに乗車,全員が乗車すると直ぐにバスは発車する.
<専用バスに乗車>
■奥飛騨温泉に到着
もう登山が終わったので,私はバスがどこを通っているか,全く興味がない.とにかくバスは緑滴る谷間の道を登ったり下ったりを繰り返す.私の隣に乗り合わせた女性が,この辺りの温泉ことに詳しくて,いろいろと説明してくれるが,温泉そのものに,さほど興味がない私には,正に馬の耳に念仏である.私は,
「はあ,はあ,・・・そうですか」
と相づちを打ちながら,聞いてはいるが,もともと興味のないことなので,全く頭には入らない.
私たちのバスは,12時43分に,無事,奥飛騨温泉「アルプス街道平湯」という温泉に到着する.添乗員の話によると,ここの温泉は源泉掛け流しだという.
添乗員の誘導で,「アルプス街道平湯」の建物に入る.沢山の観光客が集まっている.少々,俗っぽい雰囲気の所である.
1階は大きな売店になっている.沢山の土産品が陳列されているようである.私は,とりあえずは,とにかく3日間の汗を流したいので,階段を登って浴場に向かう.階段を登り始めると,館内一杯にパンを焼く香ばしい匂いが漂っている.この匂いで食欲をそそられてしまう.
靴を脱いで,大広間へ向かう.そして,大広間にリュックを置いて,直ぐに入浴.
大きな鏡の前に立って,3日間,髭が伸び放題になっているバッチイ顔の記念写真を撮る.
洗い場で,久々に汗を流す.何とも言えない良い気分である.大きな浴槽だが,結構,混んでいる.私には,泉質のこと,は良く分からないが,硫黄のような色に濁っているお湯である.この温泉がどんな効能があるか全く分からないが,とにかく登山の疲れには効果がありそうである.温泉に首まで浸かって,ボコボコと吹き出す泡に身を任す.とても気分が良い.
3日間延び放題だった髭を剃る.そり終わるとツルツルな皮膚が現れる.これがまた気分が良い.
<アルプス街道平湯>
■柄にもなく生ビール
浴槽から出て,新しい着替えを着用する.何しろ,3日間,着の身着のままで過ごしたので,脱いだ衣類は異様な臭い発している.私はこれらの衣類を防水袋にシッカリと入れて,臭気が外に漏れないようにする.
「・・ああ,,サッパリした・・・」
私は柄にもなく,生ビールを,ほんの一寸,飲みたくなる.売店でグラスビールを注文する.
ビールを持って大広間の適当なテーブルに座る.すると,入浴を終えた仲間達が,三々五々と,同じテーブルに集まり始める.ガイドのKさんも加わる.アルコール好きの皆さんが,肴を持ち寄る.たちまちの内に,テーブルが賑やかになる.
こんなとき,生来下戸の私は,どうも勝手が悪くて,酒の肴になるものは何も持っていない.今更仕方がないので,貰いっぱなしになる.
<柄にもなく生ビール>
<松本駅から中央本線で帰宅>
■道の駅「風穴の里」
入浴を終えて,14時30分に,専用バスに戻る.バスは直ぐに発車する.バスは,一路,松本駅に向けて走り出す.
途中,15時丁度に道の駅「風穴の里」に到着する.ここでトイレ休憩.序でに,売店を覗いてみる.
15時16分,道の駅を発車する.
<道の駅「風穴の里」>
■松本駅
15時54分,松本駅に到着する.
私たちの指定券は,松本16時58分発スーパーあずさ28号である.1時間以上の待ち時間がある.その前の特急がないか,みどりの窓口で調べるが,結局,あずさ28号が一番早い列車である.
添乗員から乗車券を貰って,暫くの間,自由行動となる.
暇つぶしに,コンコース上の売店をブラブラと見て回る.ラーメン屋の前に来ると,同行者の何人かが座っている.そして,私に向かって,「おいで,おいで」をしている.
私もこれといってすることがないので,この店に入って,柄にもなくレモンスカッシュを注文する.
<松本駅に到着>
<松本駅商店街でレモンスカッシュを注文する>
■特急スーパーあずさ28号
列車は満席である.
17時過ぎに私は駅の売店で購入した弁当「岩魚ずし」を広げる.結構,ボリュームがあって,全部食べられない.
<松本駅の駅弁「岩魚ずし」>
■横浜線経由で無事帰宅
19時02分,八王子に到着する.大半の仲間が八王子で下車する.
デッキまで見送りに来たガイドのKさんが,
「皆さん,FHさんを見習って,何時までも元気で頑張りましょう・・」
と余計なことを言う.まあ,目標にしていただくのは有り難いが,何とも「ばつ」が悪くて照れくさい.
八王子で,皆さん,バラバラになる.私は横浜線,京浜東北線,東海道本線,京急バスと何回も乗り継いで,21時少し前に,無事,帰宅.
やれやれである.
(つづく)
「北アルプスの山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d954ed5f898abcc3f2fbf670f838ef35
「北アルプスの山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/25b14e8abeb66dd588a0128911e17715
やっぱり北アルプスはいいな:弓折岳・笠ヶ岳縦走(10)
(白馬館北アルプス総合案内所)
2009年8月22日(土)~24日(月)
第3日目 2009年8月24日(月) (つづき)
<奥飛騨温泉で入浴>
■専用車で新穂高温泉を出発
私たちは3日間にわたる弓折岳・笠ヶ岳縦走を終えて,12時11分,無事に新穂高温泉バスターミナルに到着した.ここから,アルピコの専用バスに乗って,途中,奥飛騨温泉で入浴後,松本駅まで送っていただくことになっている.
バスが来るまでの間,近くにある土産店のウインドウショッピングを楽しむ. 12時21分に専用バスがバスターミナルに到着する.一同,直ぐに乗車,全員が乗車すると直ぐにバスは発車する.
<専用バスに乗車>
■奥飛騨温泉に到着
もう登山が終わったので,私はバスがどこを通っているか,全く興味がない.とにかくバスは緑滴る谷間の道を登ったり下ったりを繰り返す.私の隣に乗り合わせた女性が,この辺りの温泉ことに詳しくて,いろいろと説明してくれるが,温泉そのものに,さほど興味がない私には,正に馬の耳に念仏である.私は,
「はあ,はあ,・・・そうですか」
と相づちを打ちながら,聞いてはいるが,もともと興味のないことなので,全く頭には入らない.
私たちのバスは,12時43分に,無事,奥飛騨温泉「アルプス街道平湯」という温泉に到着する.添乗員の話によると,ここの温泉は源泉掛け流しだという.
添乗員の誘導で,「アルプス街道平湯」の建物に入る.沢山の観光客が集まっている.少々,俗っぽい雰囲気の所である.
1階は大きな売店になっている.沢山の土産品が陳列されているようである.私は,とりあえずは,とにかく3日間の汗を流したいので,階段を登って浴場に向かう.階段を登り始めると,館内一杯にパンを焼く香ばしい匂いが漂っている.この匂いで食欲をそそられてしまう.
靴を脱いで,大広間へ向かう.そして,大広間にリュックを置いて,直ぐに入浴.
大きな鏡の前に立って,3日間,髭が伸び放題になっているバッチイ顔の記念写真を撮る.
洗い場で,久々に汗を流す.何とも言えない良い気分である.大きな浴槽だが,結構,混んでいる.私には,泉質のこと,は良く分からないが,硫黄のような色に濁っているお湯である.この温泉がどんな効能があるか全く分からないが,とにかく登山の疲れには効果がありそうである.温泉に首まで浸かって,ボコボコと吹き出す泡に身を任す.とても気分が良い.
3日間延び放題だった髭を剃る.そり終わるとツルツルな皮膚が現れる.これがまた気分が良い.
<アルプス街道平湯>
■柄にもなく生ビール
浴槽から出て,新しい着替えを着用する.何しろ,3日間,着の身着のままで過ごしたので,脱いだ衣類は異様な臭い発している.私はこれらの衣類を防水袋にシッカリと入れて,臭気が外に漏れないようにする.
「・・ああ,,サッパリした・・・」
私は柄にもなく,生ビールを,ほんの一寸,飲みたくなる.売店でグラスビールを注文する.
ビールを持って大広間の適当なテーブルに座る.すると,入浴を終えた仲間達が,三々五々と,同じテーブルに集まり始める.ガイドのKさんも加わる.アルコール好きの皆さんが,肴を持ち寄る.たちまちの内に,テーブルが賑やかになる.
こんなとき,生来下戸の私は,どうも勝手が悪くて,酒の肴になるものは何も持っていない.今更仕方がないので,貰いっぱなしになる.
<柄にもなく生ビール>
<松本駅から中央本線で帰宅>
■道の駅「風穴の里」
入浴を終えて,14時30分に,専用バスに戻る.バスは直ぐに発車する.バスは,一路,松本駅に向けて走り出す.
途中,15時丁度に道の駅「風穴の里」に到着する.ここでトイレ休憩.序でに,売店を覗いてみる.
15時16分,道の駅を発車する.
<道の駅「風穴の里」>
■松本駅
15時54分,松本駅に到着する.
私たちの指定券は,松本16時58分発スーパーあずさ28号である.1時間以上の待ち時間がある.その前の特急がないか,みどりの窓口で調べるが,結局,あずさ28号が一番早い列車である.
添乗員から乗車券を貰って,暫くの間,自由行動となる.
暇つぶしに,コンコース上の売店をブラブラと見て回る.ラーメン屋の前に来ると,同行者の何人かが座っている.そして,私に向かって,「おいで,おいで」をしている.
私もこれといってすることがないので,この店に入って,柄にもなくレモンスカッシュを注文する.
<松本駅に到着>
<松本駅商店街でレモンスカッシュを注文する>
■特急スーパーあずさ28号
列車は満席である.
17時過ぎに私は駅の売店で購入した弁当「岩魚ずし」を広げる.結構,ボリュームがあって,全部食べられない.
<松本駅の駅弁「岩魚ずし」>
■横浜線経由で無事帰宅
19時02分,八王子に到着する.大半の仲間が八王子で下車する.
デッキまで見送りに来たガイドのKさんが,
「皆さん,FHさんを見習って,何時までも元気で頑張りましょう・・」
と余計なことを言う.まあ,目標にしていただくのは有り難いが,何とも「ばつ」が悪くて照れくさい.
八王子で,皆さん,バラバラになる.私は横浜線,京浜東北線,東海道本線,京急バスと何回も乗り継いで,21時少し前に,無事,帰宅.
やれやれである.
(つづく)
「北アルプスの山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d954ed5f898abcc3f2fbf670f838ef35
「北アルプスの山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/25b14e8abeb66dd588a0128911e17715
楽しい登山記をありがとうございました。
FHさんはじめみなさまの健脚ぶり、敬服します。
また丹沢の季節がやってきますね。
大倉尾根でお見かけしましたらお声かけさせて
いただきます。
度々のコメント,有り難うございます.
ブログを書く励みになり感謝しています.
私は相変わらず週2回ペースで大倉尾根を往復しています.
私を見かけたら,どうぞ声を掛けてください.
お目にかかれるのを楽しみにしています.
美味しそうです。
コメントありがとうございました.
イワナ寿司,いまでも味を思い出します.
昔から,私,駅弁マニアでして・・・
また,私のブログにお立ち寄り下さい.