中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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鎌倉/藤沢:柏尾川河畔と江の島道の社寺史跡巡り(2)

2009年08月23日 07時56分49秒 | 鎌倉あれこれ

                   <鎌倉殿駒繋の松:本蓮寺>

      鎌倉/藤沢:柏尾川河畔と江の島道の社寺史跡巡り(2)
               (単独散策)
            2009年8月19日(水)
 (つづき)

<江の島道を進む>

■庚申塔

 新林公園には,沢山の家族連れが訪れている.私は無邪気の遊ぶ子ども達を眺めながら,木陰で一休みする.
 まだ暑いが,13時43分に新林公園を出発して,公園の敷地に沿って,引き続き江の島道を南下する.数分歩くと,公園の敷地が終わって,三叉路に突き当たる.この三叉路を右折して,ほんの100メートルほど北へ進むと,庚申塔がある.この庚申塔の由来は全く分からないが,多分,江戸時代末期のものではないかと思われるが,これは当てずっぽうである.
   

■馬喰橋
 庚申塔を見た後,往路を引き返して,再び三叉路へ戻る.そして,そのまま江の島道を歩き続ける.暫く歩いていると,道は境川の河畔に出る.なお,大船付近で河畔を歩いていた柏尾川は,川名付近で境川に合流している.
 国道(県道かな?)467号線の片瀬山入口交差点近くにある新屋敷橋の手前,100メートルほどの所に史跡,馬喰橋(うまくらはし)がある.
 案内板の説明によると,源頼朝の故事に由来する橋の跡のようである.


■岩屋不動明王
 閑静な住宅地の中を歩き続ける。
 14時03分,進行方向右手に,「岩屋不動明王入口」と書いてある石柱が立っている.いつ頃,立てられたものか知るよしもないが,ここで道標に従って左折する.ここから,住宅地の中の狭い道幅の道路を5分ほど進む.道は緩やかな上り坂になっている.そして,14時08分,進行方向左側にある岩屋不動尊に到着する.
 ご本尊の不動尊は,建家の中に安置されている.境内の北側から東側にかけてジメジメとした岩が露出する断崖に囲まれている.
 境内入口には岩屋不動明王の由来を説明する案内板がある.
 



■江の島道標
 14時11分,岩屋不動尊を出発して,往路を戻る.そして,14時15分,再び岩屋不動道標まで引き返す.
 また,江の島道を南へ向かう.数分歩くと,左手に片瀬小学校が見えてくる.章が講の前を通り過ぎる頃,柵越に江の島道標が立っているのが見える.例によって,写真を写す.


■泉蔵寺
 泉蔵寺の前を通過する.



<諏訪神社>

■諏訪神社下社
 江の島道標のところで道が左右に分岐する.どちらへ行こうかと迷うが,とりあえずは右の道を選ぶ.相変わらず何の変哲もない住宅地が続く.
 14時28分,国道467号線の諏訪神社交差点に出る.この交差点が諏訪神社下社参道の入口になっている.
 広い境内の神社である.参道を進んで,本殿の前で参拝する.境内には人気がない.




■密蔵寺
 諏訪神社下社参道の途中から,路地に入る.引き続き諏訪神社上社をお参りするつもりである.ところが,住宅地の中の道路が複雑で,分かりにくい.
 14時40分,期せずして諏訪神社上社の南にある密蔵寺に到着する.


■諏訪神社上社
 密蔵寺から,緩やかな上り坂を北へ2分ほど逆戻りする.
 そして,14時42分に,やっと諏訪神社上社に到着する.目の前に急な登り階段がある.あまり登りたくないが,折角,ここまで来たのだから,とにかく登る.そして,本殿で参拝を済ませる.
 
    <諏訪神社下社参道>                 <諏訪神社下社本殿>



<奇妙なアーケードを抜けて>

■再び密蔵寺

 正式な道順を確かめるために,諏訪神社上社から,住宅地の中のやや急な下り坂を降りてみる.道路は右へ左へと曲がりくねっている.坂道を下り終えると,諏訪神社下社近くに出る.これは分かりにくい.
 私はもう一度今降りてきた道を登りかえし,再び諏訪神社上社に出る.
 これで納得.再び,江の島道を南へ進む.14時40分,再び密蔵寺の前を通過する.そして,そのまま南へ歩き続ける.

■本蓮寺
 14時55分,本蓮寺の参道に到着する.左折すると真っ直ぐで長い参道が続いている.参道を進んで,本堂を見学する.日蓮宗の寺だということは分かるが,この寺の由来は全く分からない.
 すぐに参道を引き返して,元の道に戻る.


■奇妙なアーケード
 本連寺の直ぐ先が十字路になっている.この十字路を右折すると,道路をまたいでアーケードのような屋根が付いているところがある.珍しい風景である.なぜ,公道の上に屋根が付いているのか良く分からないが,とにかく奇妙なところである.
 屋根の下には,八百屋など数軒の店が並んでいる.

              <公道を進むと突然アーケードになる>

■西行もどり橋
 アーケードを抜けると,道路の西側に「西行もどり橋」という旧跡がある.この旧跡の由来は,案内板の通りである.


 

<常立寺からモノレール湘南江の島駅へ>

■常立寺

 アーケード付近から江の島方面を見ると,前方左手にこんもりとした山が見え始める.龍口寺の裏山である.もうすぐ本日の散策の終点,モノレール湘南町屋駅である.俄然,元気が出る.
 15時04分,常立寺に到着する.ここは蒙古の使者の亡骸を供養したことで知られているが,詳しい経緯は調べてない.
 境内を一回りする.



                      <常立寺>

ようやくモノレール湘南江の島駅に到着
 15時08分,常立寺を出発する.そして,15時12分に湘南モノレール湘南江の島駅に到着する.
 水平歩行距離約10.5キロメートル,累積登攀下降高度約100メートルの散策であった.
 所要時間は,休憩時間込みで4時間04分.水平歩行速度約2.57キロメートル/時の散策であった.

[ラップタイム]

11:08  大船駅歩き出し
11:28  県立フラワーセンター大船植物園(12:06まで昼食)
12:57  御霊神社(13:02まで参拝)
13:37  新林公園(13:48まで休憩)
13:52  庚申塔
14:08  岩屋不動尊(14:11まで休憩)
14:20  江の島道標
14:22  泉蔵寺
14:28  諏訪神社下社(14:32まで参拝)
14:40  密蔵寺
14:42  諏訪神社上社(14:50まで探索,参拝)
14:52  密蔵寺
14:55  本蓮寺
15:04  常立寺(15:08まで参拝)
15:12  湘南モノレール湘南江の島駅 着

[散策記録]

■水平歩行距離
       10.5km

■累積登攀下降高度     100m

■所要時間
  大船駅    発    11:08
  湘南江の島駅 着    15:12
 (所要時間)    
4時間04分(4.08h)
 歩行速度   10.5km/4.08h=2.57km/h
                        (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/aaa6a0380de870cc42cc9bd867c122e6
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-08-25 10:20:35
龍口寺にある仏舎利塔までいってほしかったですね...
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コメント有り難うございました (FH)
2009-08-25 23:39:42
Unknownさま

 コメント,有り難うございました.

 通常は,Unknown様からのコメントは公開していませんが・・今回は特に回答させていただきます.

 龍口寺を訪れなかった理由は下記の2項目からの理由です.

(1)今回の案とは別に,龍口寺と輪番寺を中心に巡るコースを企画している.

(2)今回,私の歩行速度(2.57km/h)で,所要時間が4時間04分.もし,某グループをご案内するとすれば,歩行速度は1.70km/h程度に見積もります.すると,今回のコースの推定所要時間は,約6時間となりますので,龍口寺は訪問は極めて困難です[何れも休憩時間込みの所要時間です].

 ただし,月曜開催ならフラワーセンターが休園日なので,時間の余裕ができます.そのときは,新林公園の山道を散策するか,龍口寺を訪れるかのどちらかを加えたいと思っております.

 Unknown様が,もし,当該グループのご関係の方でしたら,以上のような次第ですのでよろしく.
 蛇足ですが,大船から歩き出して,最後に龍口寺の仏舎利まで上り下りするとなると,かなり健脚でないと無理かもしれませんね.
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