ネコと出会った鎌倉散策(2)
(単独山行)
2007年1月25日(木)(つづき)
■かわいい幼児達
勝上嶽を出発したflower-hillは,平日にしては沢山歩いている登山客に混じって,太平山を目指してノンビリと歩く。葉が落ちてすっかり見通しの良くなった尾根道は大変心地よい。途中の露岩を登る手前で,幼児10名ほどと保母さん数名の可愛い集団に会う。付添の方に,
「可愛いですね・・どちらの幼稚園それとも保育園・・・?」
と伺ってみる。
「いえ・・・サークルで来ているんです」
と,ニッコリしながら答える。
<可愛い幼児達に出会う>
■峠の茶屋
1月にしては,随分と暖かい。冬枯れの木立からのこぼれ日がとても心地よい。
11時37分,太平山の山頂に達する。山頂からその下の広場にかけて沢山の登山客が,のんびりと休憩している。車座になって休んでいる登山客をかき分けるようにして,天園の「峠の茶屋」へ向かう。
<峠の茶屋>
11時45分,「峠の茶屋」に入る。登山道には沢山の観光客がいるのに,先客はたった2人。お2人とも,ご常連のようである。私は甘酒を注文する。
「ところで,仙人は,この頃,来ますか?」
と店の女主人に聞いてみる。
「4~5日前に来ましたよ・・・この頃は,普段,町中を歩いているようですよ」
とのことである。
店を出ようとすると,先日焼き鳥(?)をご馳走してくれたEさんが店に入ってくる。私は,北鎌倉のコンビニで仕入れた「ちょっとした肴」を,Eさんに手渡す。
「いいよ,,いいよ,,,家に持って帰りなよ・・」
と遠慮する。お返しに煎餅1枚を貰って,茶屋を出る。
■展望台の三毛猫
茶屋を出た私は,どの経路で下山するか迷う。
「まあとにかく展望台まで行って考えよう・・・」
春霞が漂うような展望台からの眺望は,何ともいえないほど気分がよい。先ほどまで見えていた富士山は春霞の中でおぼろにしか見えない。
私の足下には,三毛猫が1匹,登山客にまとわりついている。岩塊の下にある茶店の外ネコである。人の馴れていて,身体を撫でても気持ちよさそうにすり寄ってくる。
<峠の三毛猫>
■偶然「殿下」と遭遇:往路を引き返す
考えるのが面倒になった私は,定番の瑞泉寺コースを辿って,鎌倉駅へ向かうことにする。ノンビリと調子で歩き出す。すると前方から背の高い見覚えのある背格好の方が近付いてくる。丁度,逆光なので,すぐには判別できなかったが,近付くとカラビナ隊の「殿下」である。
殿下は,瑞泉寺口から登り始め,北鎌倉へ向かう予定だという。そこで,フラフラ癖のあるflower-hillは,すぐに行き先を変更して,今来た道を,殿下と一緒に引き返すことにする。
再び,太平山へ戻る。広場に腰を下ろして一休みする。
もの凄い数の登山客が,太平山の山頂から広場へ,まるで雲霞の大群のように押し寄せてくる。10人中9人までが中高年の女性である。その数,およそ50名。あまりの人数に圧倒される。
その後,名月院裏山を経由して,北鎌倉駅に戻る。ここで殿下と分かれて帰宅する。
[山行記録]
■ラップタイム
9:48 鎌倉中央公園から歩き出し
↓
10:24 北鎌倉駅
↓
10:57 勝上嶽山頂展望台着
11:01 〃 発
↓
11:05 十王岩展望台着
11:10 〃 発
↓
11:37 太平山
↓
11:45 峠の茶屋着
12:10 〃 発
↓
12:15 「殿下」と遭遇
↓ (往路を引き返す)
14:05 北鎌倉駅着
(おわり)
(単独山行)
2007年1月25日(木)(つづき)
■かわいい幼児達
勝上嶽を出発したflower-hillは,平日にしては沢山歩いている登山客に混じって,太平山を目指してノンビリと歩く。葉が落ちてすっかり見通しの良くなった尾根道は大変心地よい。途中の露岩を登る手前で,幼児10名ほどと保母さん数名の可愛い集団に会う。付添の方に,
「可愛いですね・・どちらの幼稚園それとも保育園・・・?」
と伺ってみる。
「いえ・・・サークルで来ているんです」
と,ニッコリしながら答える。
<可愛い幼児達に出会う>
■峠の茶屋
1月にしては,随分と暖かい。冬枯れの木立からのこぼれ日がとても心地よい。
11時37分,太平山の山頂に達する。山頂からその下の広場にかけて沢山の登山客が,のんびりと休憩している。車座になって休んでいる登山客をかき分けるようにして,天園の「峠の茶屋」へ向かう。
<峠の茶屋>
11時45分,「峠の茶屋」に入る。登山道には沢山の観光客がいるのに,先客はたった2人。お2人とも,ご常連のようである。私は甘酒を注文する。
「ところで,仙人は,この頃,来ますか?」
と店の女主人に聞いてみる。
「4~5日前に来ましたよ・・・この頃は,普段,町中を歩いているようですよ」
とのことである。
店を出ようとすると,先日焼き鳥(?)をご馳走してくれたEさんが店に入ってくる。私は,北鎌倉のコンビニで仕入れた「ちょっとした肴」を,Eさんに手渡す。
「いいよ,,いいよ,,,家に持って帰りなよ・・」
と遠慮する。お返しに煎餅1枚を貰って,茶屋を出る。
■展望台の三毛猫
茶屋を出た私は,どの経路で下山するか迷う。
「まあとにかく展望台まで行って考えよう・・・」
春霞が漂うような展望台からの眺望は,何ともいえないほど気分がよい。先ほどまで見えていた富士山は春霞の中でおぼろにしか見えない。
私の足下には,三毛猫が1匹,登山客にまとわりついている。岩塊の下にある茶店の外ネコである。人の馴れていて,身体を撫でても気持ちよさそうにすり寄ってくる。
<峠の三毛猫>
■偶然「殿下」と遭遇:往路を引き返す
考えるのが面倒になった私は,定番の瑞泉寺コースを辿って,鎌倉駅へ向かうことにする。ノンビリと調子で歩き出す。すると前方から背の高い見覚えのある背格好の方が近付いてくる。丁度,逆光なので,すぐには判別できなかったが,近付くとカラビナ隊の「殿下」である。
殿下は,瑞泉寺口から登り始め,北鎌倉へ向かう予定だという。そこで,フラフラ癖のあるflower-hillは,すぐに行き先を変更して,今来た道を,殿下と一緒に引き返すことにする。
再び,太平山へ戻る。広場に腰を下ろして一休みする。
もの凄い数の登山客が,太平山の山頂から広場へ,まるで雲霞の大群のように押し寄せてくる。10人中9人までが中高年の女性である。その数,およそ50名。あまりの人数に圧倒される。
その後,名月院裏山を経由して,北鎌倉駅に戻る。ここで殿下と分かれて帰宅する。
[山行記録]
■ラップタイム
9:48 鎌倉中央公園から歩き出し
↓
10:24 北鎌倉駅
↓
10:57 勝上嶽山頂展望台着
11:01 〃 発
↓
11:05 十王岩展望台着
11:10 〃 発
↓
11:37 太平山
↓
11:45 峠の茶屋着
12:10 〃 発
↓
12:15 「殿下」と遭遇
↓ (往路を引き返す)
14:05 北鎌倉駅着
(おわり)