閑話休題:まずは脚力のトライアル
2010年5月21日(土) 晴・蒸し暑い
■リハビリを兼ねて
もともと今日は,某グループの畦ヶ丸山行に参加するつもりだったが,残念ながら右足の故障でパス.その代わりに,リハビリを兼ねて,「鎌っこ倉ぶ例会」に参加した.この例会の様子は,別途,稿を改めて,このブログに掲載するが,歩行距離約8キロメートルの負荷が軽微なコースであった.
それでも,軽度の上り下りのある8キロメートルほどの散策路である.途中で右足に少し違和感があった箇所もあったが,まあ,まあ,何とか無事に歩くことができた.まずまず順調に回復しているといえよう.
それにしても,相変わらず口ばかりブログに書いていても仕方がないことだが,早く完全に元の状態に戻りたいなと,どうしても気が急いてしまう.身体の一部に異常があって,始めて知る健康のありがたさである.
■神奈美の会員になる
三浦半島の散策を終えて,18時過ぎに帰宅.
私宛に,沢山の郵便物が届いている.その中に神奈川美術協会からの「会員証」がある.
「・・・もう,年会費を払い込んでしまったし・・これからは少々熱心に絵を描かなければ・・」
と考えると,途端に,気持ちの上で負担を感じてしまう.
「・・これゃ~・・あんまり長続きしそうもないな・・・」
と,ついつい弱気になる.
「まぁ・・そのときは,そのとき・・適当にやるか」
とはいえ,2~3日前に,張り切って描き始めた「グランジョラスとメールドグラス氷河」の絵は,その後,気が乗らないので,全く手を付けずに放置している.
2010年5月23日(日) 雨
■終日グダグダ
朝から雨.昨日まで,やや暑い日が続いたのに,今日は雨のせいもあって肌寒い.
雨が降っていても,少しは歩かないといけないなと思いながら,終日,グダグダと自宅で過ごす.
テレビのチャンネルを回すと,偶然,TVKが丹沢で行われている植樹祭の様子を中継している.天皇皇后両陛下が解除にご臨席である.
粛々と進む祭典の様子がテレビで紹介される.相変わらずの雨の中,整然と行われる式次第に感銘を受ける.その後,大相撲の中継を眺めながら,グダグダと貴重な一日を過ごしそうである.
■・・で,これまでの経過
この図は,縦方向に「痛み度(%)」,横方向に罹患した日からの経過日(下段は月/日)を示す.
「痛み度」は,それほど厳密な数値ではなく,あくまでも体感である.ただし,怪我をした当日から,足に負荷を掛けなければ全く痛みがなかった.したがって,この図で言う「痛み度」は,歩いたときに感じる痛さを表している.
この図から明らかなように,痛みは罹患日の翌日から毎日薄皮を剥がすように軽減されているが,5月22日現在,まだ,若干の痛み(・・というか違和感)が残っている.
当初の目標は,罹患日から2週間で,「痛み度」が完全にゼロになることだが,現状では,この目標が達成できるかどうか良く分からない.
今のところ,痛みが完全になくなったら,まず鎌倉の天園ハイキングコースを歩いてみる.それで問題がなければ,三浦アルプス北尾根,つづいて三浦アルプス南尾根を歩く.そして,足の状態が完全なことを確かめてから,丹沢塔ノ岳詣でを再開したいなと思っている.そうなると,順調にいって,塔ノ岳復帰は6月中旬ぐらいかな.でもその頃は梅雨に入るので,足許が良くない.この辺りのことを十分考えながら,本格的な山行を再開したいなと思っている.
■天が与えてくれた啓示
不覚にも足を痛めた私は,当初悲観していたが,考えようによっては,これは“天の啓示”かも知れないなと思い始めている.
仮に健康を取り戻したとしても,山登りは,そう何時までも続けられるものではない.全くのところ,80歳を過ぎても,山登りを続けている自分の姿は,とても想像できない.遅かれ早かれ,何れは山に登れない日が来る.そうなったときに,自分の生活の質(いわゆるQOL:Quality of Life)を何によって高めるかが問題である.QRLを高める最大の要素は,自分が没頭できる“何か”,つまり生き甲斐をもっていることであろう.この“何か”は人によって異なることは論を待たない.ある人は社会的貢献によって自分が存在する意義を見いだしてQRLを高めるかも知れない.また,ある人は趣味によって生き甲斐を見つけるかも知れない.
私の場合,今は山登りが一番,次いで,再開した水彩画を描くことであろう.
足腰が萎えて,歩行がままならなくなっても,絵の具と水さえあれば楽しめる水彩画は,これからの私にとって,とても大切な“何か”になるかもしれない.
こんなことを,心底から実感できたのが,今回の怪我である.その意味では,この怪我は正に“天が与えてくれた啓示”なのかも知れない.
「・・・そうだ! 明日から下絵の彩色に掛かろう・・」
5月22日の夜,私は決意を新たにしている.
(おわり)
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6abff3ac6285e1b98cfa3c137939870e
「閑話休題」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/afbde0f3c40039de943de038ce4ced2c
私も足首や膝、大腿裏などをランニングで怪我したことあります。
最近思うのが外側の筋肉は張りやすく、扱いが難しいと思います。
というのも疲れすぎると内側も痛めます。
わたしなりですが中殿筋、外側広筋、大腿二頭筋、腸径靭帯
をまずほぐすと自然とバランスがとれやすいかと思います。
そのあとで膝下をやると楽でした。
あと足裏への適度な強めのマッサージは循環を高めます
長文失礼いたしました。お大事に。
含蓄のあるコメント有り難うございました.
私の場合,よそ見をしていて躓いた弾みで,脹ら脛辺りに大きな荷重をかけてしまったことが怪我の原因でした.
当初から,足を使わなければ全く痛みはなく,ごく軽症でしたが,それでも,まあ,まあ,普通に歩けるようになるまでに1週間掛かりました.
現在は,勿論,登山は控えておりますが,通常の歩行には,ほとんど差し障りのないところまで,回復しております.
ご心配をおかけしました.
これからも,当ブログのご愛読を宜しくお願いいたします.