というわけでトミカライフ3月号です。今日の東京は3連休の初日にもかかわらず雨が降ってきています。すこし残念ですね。
では今月のトミカ新車は3車種4台です。この他に各販売店トミカなどが発売されています。いくつかほしいものもあるので、買えたらまたの機会に紹介します。
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3月なのでロングタイプのトミカも登場しています。
ではまず1台め。No.62-10マツダ アテンザ 個人タクシーです。
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右の白が今回のトミカ。赤がNo.62-9で発売されていたアテンザの通常品。紺が初回限定カラーです。最近多いパーツを加えてリニューアルしたものですね。
アテンザは02年にカペラの後継車種としてマツダのDセグメントを担うべく発売されました。02年のマツダは経営再建の途中で国内ではデミオが売れていたものの世界的にはなかなかヒット車種が登場せず苦しい時期でした。その時期にフォードの支援を受けて登場させたのがこのアテンザです。アテンザは国内ではぱっとしない販売でしたが世界的にヒットしマツダ復活の立役者になりました。その08年にモデルチェンジし、12年に発売されたのが、今回のッベースになったのが3代目アテンザです。同じ年の2月に出たCX-5同様フルスカイアクティブ第2弾の車で、走りを重視した他、技術的にはクリーンディーゼルとスカイアクティブMTを国内に初導入。またi-ELOOPと呼ばれる減速時のエネルギーを電気キャパシタにためて燃費を改善する仕組みが導入されました。スズキのエネチャージと同じようなものですが、電力をバッテリよりも瞬時に電力を流せるキャパシタを使っているのが新しいですね。この代からマツダのフラッグシップとして高級感をより高めた仕様になっています。このアテンザを今回は個人タクシー仕様にパーツをつけたものです。
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通常品のトミカと比べると個人タクシーの行灯が付いている他、アテンザの窓枠塗装が黒くなっていたりタクシーを意識したものになっていますね。
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アクションとしてはドアが開く仕様です。個人タクシー協会のカラーリングになっていて実際に走っているもののようですちゃんと(個人)など文字が入っていて、細かいところまで作られていますね。ただ、個人タクシーでは都内はクラウンやマークXが多くあまり見かけません。
続いてはNo.96-7 ホンダステップワゴンです。
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白っぽいのが通常版、青が初回限定カラーです。白っぽいカラーはスーパープラチナ・メタリックという色をベースにしていると思います。
ステップワゴンは96年5月に登場したホンダ初の1BOX型のミニバンです。94年のオデッセイ、95年のCR-Vに続くホンダクリエイティブムーバーの第3弾。RVブームで三菱に抜かれ4位に低迷していたホンダでしたが、RVの中心がパジェロのようなクロカンからオデッセイ、エスティマのようなミニバンに移ったあたりに登場したこともあり、瞬く間にヒットしました。ちょうどこの車がでた96年4月は三菱がその後10年ほど続く不祥事の始まりとなった米国でのセクハラ事件もあり、明らかに勢いを失い、ホンダが上向いた潮目の変わった時期でもあります。現在ではヴォクシー/ノア、セレナと5ナンバーの1BOXは激戦区ですが、このクラスの初代王者が初代のステップワゴンです。その後モデルチェンジを繰り返し今回のトミカのなったステップワゴンは昨年4月に登場した5代目です。エンジンは1.5Lのダウンサイジングターボを搭載。クラストップの低燃費の他、リアゲートが縦にも横にも開くワクワクゲートを採用しています。
トミカの詳細は
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フリードを大きくしたようなデザインを上手く表現しています。実写だとエアロのスパーダが人気ですが、今回は標準のモデルです。
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初回限定カラーの方がライトまわりのクリアパーツが目立つデザインですね。
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リアのワクワクゲートの周りもうまく再現されています。トミカでは珍しくリアワイパーもモデリングされています。
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アクションはこんな感じ。リアゲートが開くものです。ちなみに横には開きません。そこまでは再現できないですね。こちらもいいできだと思います。
ちなみにステップワゴンが2代目以外トミカ化されています。
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初代のトミカと比べるとやはり丸くなっているあたりが違います。こう見ると初代も古いですが、トミカにすると意外と今でもいけるデザインです。この初代のステップワゴンは途中水色にカラーチェンジされています。この当時のRVはツートンカラーが主流でしたね。
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ちなみに初代のアクションはスライドドアが開くもの。今ではなくなってしまったアクションです。このステップワゴンが初めての採用でした。
そして最後はNo.128-4 N700系新幹線 みずほ・さくら S1編成です。
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来週北海道新幹線が開業する中、5年前に開業した山陽新幹線・九州新幹線みずほ・さくらがモデルのトミカです。新大阪~新鹿児島を走るため、東海道は走りません。その中でもS1編成というのは九州新幹線開業時の新運転で用いられた編成ですから一番はじめの九州新幹線といえます。基本的には当時の東海道~山陽新幹線の最新型N700と同じものですが、みずほ・さくらに採用されているのは九州新幹線に存在する急勾配区間に対応するため、全電動車化されています。電動車というのはモータがついている車両のことです。そもそも電車は全車両にモータが付いているわけありません。山手線の場合は11両中6両、東海道新幹線の場合N700は系16両中14両が電動車となっています。当然この電動車の割合が高いほど出力もおおきくなり勾配に対して強くなります。カラーリングも東海道とはことなり陶磁器の青磁を思わせる「白藍」というボディカラーになっています。すこし緑がかった印象です。また、S1編成というのは九州新幹線開業時の新運転で用いられた編成ですから一番はじめの九州新幹線といえますね。
今月は以上です。
では今月のトミカ新車は3車種4台です。この他に各販売店トミカなどが発売されています。いくつかほしいものもあるので、買えたらまたの機会に紹介します。
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3月なのでロングタイプのトミカも登場しています。
ではまず1台め。No.62-10マツダ アテンザ 個人タクシーです。
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右の白が今回のトミカ。赤がNo.62-9で発売されていたアテンザの通常品。紺が初回限定カラーです。最近多いパーツを加えてリニューアルしたものですね。
アテンザは02年にカペラの後継車種としてマツダのDセグメントを担うべく発売されました。02年のマツダは経営再建の途中で国内ではデミオが売れていたものの世界的にはなかなかヒット車種が登場せず苦しい時期でした。その時期にフォードの支援を受けて登場させたのがこのアテンザです。アテンザは国内ではぱっとしない販売でしたが世界的にヒットしマツダ復活の立役者になりました。その08年にモデルチェンジし、12年に発売されたのが、今回のッベースになったのが3代目アテンザです。同じ年の2月に出たCX-5同様フルスカイアクティブ第2弾の車で、走りを重視した他、技術的にはクリーンディーゼルとスカイアクティブMTを国内に初導入。またi-ELOOPと呼ばれる減速時のエネルギーを電気キャパシタにためて燃費を改善する仕組みが導入されました。スズキのエネチャージと同じようなものですが、電力をバッテリよりも瞬時に電力を流せるキャパシタを使っているのが新しいですね。この代からマツダのフラッグシップとして高級感をより高めた仕様になっています。このアテンザを今回は個人タクシー仕様にパーツをつけたものです。
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通常品のトミカと比べると個人タクシーの行灯が付いている他、アテンザの窓枠塗装が黒くなっていたりタクシーを意識したものになっていますね。
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アクションとしてはドアが開く仕様です。個人タクシー協会のカラーリングになっていて実際に走っているもののようですちゃんと(個人)など文字が入っていて、細かいところまで作られていますね。ただ、個人タクシーでは都内はクラウンやマークXが多くあまり見かけません。
続いてはNo.96-7 ホンダステップワゴンです。
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白っぽいのが通常版、青が初回限定カラーです。白っぽいカラーはスーパープラチナ・メタリックという色をベースにしていると思います。
ステップワゴンは96年5月に登場したホンダ初の1BOX型のミニバンです。94年のオデッセイ、95年のCR-Vに続くホンダクリエイティブムーバーの第3弾。RVブームで三菱に抜かれ4位に低迷していたホンダでしたが、RVの中心がパジェロのようなクロカンからオデッセイ、エスティマのようなミニバンに移ったあたりに登場したこともあり、瞬く間にヒットしました。ちょうどこの車がでた96年4月は三菱がその後10年ほど続く不祥事の始まりとなった米国でのセクハラ事件もあり、明らかに勢いを失い、ホンダが上向いた潮目の変わった時期でもあります。現在ではヴォクシー/ノア、セレナと5ナンバーの1BOXは激戦区ですが、このクラスの初代王者が初代のステップワゴンです。その後モデルチェンジを繰り返し今回のトミカのなったステップワゴンは昨年4月に登場した5代目です。エンジンは1.5Lのダウンサイジングターボを搭載。クラストップの低燃費の他、リアゲートが縦にも横にも開くワクワクゲートを採用しています。
トミカの詳細は
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アクションはこんな感じ。リアゲートが開くものです。ちなみに横には開きません。そこまでは再現できないですね。こちらもいいできだと思います。
ちなみにステップワゴンが2代目以外トミカ化されています。
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初代のトミカと比べるとやはり丸くなっているあたりが違います。こう見ると初代も古いですが、トミカにすると意外と今でもいけるデザインです。この初代のステップワゴンは途中水色にカラーチェンジされています。この当時のRVはツートンカラーが主流でしたね。
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ちなみに初代のアクションはスライドドアが開くもの。今ではなくなってしまったアクションです。このステップワゴンが初めての採用でした。
そして最後はNo.128-4 N700系新幹線 みずほ・さくら S1編成です。
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来週北海道新幹線が開業する中、5年前に開業した山陽新幹線・九州新幹線みずほ・さくらがモデルのトミカです。新大阪~新鹿児島を走るため、東海道は走りません。その中でもS1編成というのは九州新幹線開業時の新運転で用いられた編成ですから一番はじめの九州新幹線といえます。基本的には当時の東海道~山陽新幹線の最新型N700と同じものですが、みずほ・さくらに採用されているのは九州新幹線に存在する急勾配区間に対応するため、全電動車化されています。電動車というのはモータがついている車両のことです。そもそも電車は全車両にモータが付いているわけありません。山手線の場合は11両中6両、東海道新幹線の場合N700は系16両中14両が電動車となっています。当然この電動車の割合が高いほど出力もおおきくなり勾配に対して強くなります。カラーリングも東海道とはことなり陶磁器の青磁を思わせる「白藍」というボディカラーになっています。すこし緑がかった印象です。また、S1編成というのは九州新幹線開業時の新運転で用いられた編成ですから一番はじめの九州新幹線といえますね。
今月は以上です。