たなっぺのあーだこーだ

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3号機の窒素注入 報告求める 

2011-07-09 16:45:35 | 東北関東大震災関連
3号機の窒素注入 報告求める NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の3号機で計画されている水素爆発を防ぐための窒素の注入について、経済産業省の原子力安全・保安院は、作業の手順などを11日までに報告するよう東京電力に求めました。福島第一原発の3号機では、水素爆発のおそれをなくすため、格納容器への窒素の注入が計画されていて、8日、作業員が放射線量の高い原子炉建屋の1階に入って、窒素を注入する配管をつなぐ場所を確認しました。作業員は、格納容器から出ている配管の取り出し口に、窒素注入のための配管をつなげるようにする器具を取り付けたということで、10分ほどの作業で最大5.34ミリシーベルトの被ばくをしたということです。一方、経済産業省の原子力安全・保安院は、東京電力に対し、窒素を注入する作業の手順や作業員の被ばくを抑えるための方法などについて、11日までに報告するよう求めました。東京電力は、国に報告を行って了承を得られしだい配管をつないで窒素の注入を始めたいとしていて、事故収束に向けた工程表の「ステップ1」の期限である今月17日までには開始できるとする見通しを示しています。


南相馬の肉用牛、他の10頭からもセシウム検出 都発表

2011-07-09 15:26:51 | 東北関東大震災関連
南相馬の肉用牛、他の10頭からもセシウム検出 都発表(朝日新聞) - goo ニュース


福島県南相馬市内の畜産家が出荷した牛1頭の肉から、国の基準(1キログラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが東京都の検査でみつかった問題で、検査を続けていた残りの10頭すべてで基準値を超える放射性セシウムが検出されたと9日、都が発表した。市場には流通していない。
 都によると、最も高い肉で1キログラム当たり3200ベクレル、最も低くても1530ベクレルが検出された。11頭はすべて、福島第一原発事故の緊急時避難準備区域内にある畜産家1軒から出荷されたもので、黒毛和牛という。
 東京都港区の都芝浦と場で8日に食肉処理され、厚生労働省からの要請で調査していた。今回、放射性セシウムが検出された牛はいずれも7月7日に出荷されたという。都によると、同じ畜産家の黒毛和牛は、5月30日に2頭、6月30日に3頭が芝浦と場で処理されていて、いずれも市場に流通しているという。
 芝浦と場では、農水省の指示で、福島第一原発から20~30キロ圏内から出荷された牛でも、他地域の牛と同様、放射性物質についての特別な調査はしていない。ただし、厚労省からの指示が今回をのぞいてこれまでに5回あり、その際に行った検査ではいずれも基準値を下回っていたという。

3号機取水口付近 濃度最低に

2011-07-08 21:40:14 | 東北関東大震災関連
3号機取水口付近 濃度最低に NHKニュース
東京電力が福島第一原子力発電所周辺で行っている海水の調査結果です。原発の取水口付近で7日、採取した海水の放射性物質の濃度に大きな変動はなく、3号機の取水口付近では調査を始めて以来、最も低くなりました。福島第一原発周辺では、東京電力が原発の取水口付近のほか、沿岸や沖合で海水を採取し、含まれる放射性物質の濃度を調べています。7日、3号機の取水口付近で採取した海水からは、セシウム134が国の基準の5.5倍に当たる1cc当たり0.33ベクレル、セシウム137は基準の4倍に当たる0.36ベクレル検出されました。いずれも調査を始めて以来、最も低くなりました。この場所は5月に高濃度の汚染水が流れ込み、直後に国の基準の2万倍に当たる放射性物質が検出されましたが、その後、値は減少傾向が続いています。また4月に基準の750万倍のヨウ素131が検出された2号機の取水口付近の濃度は、基準の1.5倍でした。一方、福島第一原発の沿岸と沖合18か所で行った海水の調査では、原発から南に16キロ離れた海域から放射性セシウムが検出されましたが、国の基準以下でした。さらに先月13日と14日に原発周辺から沖合にかけて5か所で行われたストロンチウムの調査結果も発表され、1号機から4号機の取水口付近で採取した海水から国の基準を僅かに超えるストロンチウム90が検出されましたが、ほかの4か所はいずれも基準を下回りました。東京電力は「ストロンチウムが検出されたのは2回目で1回目と比べると濃度は低い。引き続き分析を行っていく」としています。

原発事故相 保安院を完全に分離

2011-07-08 19:45:44 | 東北関東大震災関連
原発事故相 保安院を完全に分離 NHKニュース

‐細野原発事故担当大臣は、NHKなどとのインタビューで、日本の原子力行政の在り方について、経済産業省と原子力安全・保安院の政策目標は相反しているとして、経済産業省に属している原子力安全・保安院を完全に分離する考えを示しました。この中で細野原発事故担当大臣は「経済産業省が目指すべきエネルギーの安定供給という目標と、原子力安全・保安院が本来果たすべき安全確保のための規制は、もともと利益相反の部分がある。しかし、原子力安全・保安院は、経済産業省と組織としては一体で、採用も同じなので、原子力規制機関として、専門性の高い人材が育ちにくいという弊害があった」と述べました。そのうえで、細野大臣は「原子力安全・保安院を経済産業省の組織から完全に分離することは、間違いない。外局とか、少し距離を空けるというような中途半端なものにするつもりはない」と述べ、経済産業省に属している原子力安全・保安院を完全に分離する考えを示しました。また、細野大臣は、福島第一原発の事故の収束に向けた工程表で、周辺地域の放射線量が着実に減少傾向にあることを目標にした「ステップ1」の期限が17日に迫っていることに関連して「さまざまな努力の結果として、ステップ1の終了までに当初の目標は達成できるのではないか」と述べました。

3号機 窒素注入向け確認作業へ

2011-07-08 14:21:35 | 東北関東大震災関連
3号機 窒素注入向け確認作業へ NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の3号機では、水素爆発を防ぐための窒素の注入に向けて、8日、作業員が原子炉建屋に入って配管の接続箇所の確認作業を行いますが、放射線量が高いため作業は難航が予想され、計画どおり17日までに窒素の注入ができるか予断を許さない状況です。福島第一原発の3号機は、水素爆発を防ぐため格納容器への窒素の注入が計画され、窒素を入れる配管を格納容器につなぐ接続箇所をカメラを取り付けたロボットで撮影する予定でしたが、作業用の台が障害になって配管をつなぐ場所が確認できませんでした。このため8日午後から作業員が原子炉建屋に入って、窒素を入れる配管を格納容器につなげられるか確認することにしていますが、作業場所周辺の放射線量が高いことから作業は難航することが予想されます。事故の収束に向けた工程表の「ステップ1」では、原子炉の安定的な冷却と共に水素爆発を防ぐことが重要な要素で、細野原発事故担当大臣は、水素爆発が確実に起きない状況を確認したうえで、17日をめどに「緊急時避難準備区域」の解除に向けた検討を始めたいという考えを示しています。窒素の注入に向けては、経済産業省の原子力安全・保安院による安全確認作業にも数日かかるとみられることから、窒素の注入が計画どおり17日までにできるかは予断を許さない状況です。