NHKの教育番組でおなじみだったノッポさんこと高見映氏が死去。
しかしながら、自分はノッポさん時代はほとんど知らない。
それもそのはず、対象年齢だった1990年から番組が変わったから。
それは、ともだちいっぱい。
NHKの改革でノッポさんの工作、道徳、音楽、理科、算数&論理の番組を帯番組にしたのだ。
※なお、自分の代はやけに番組が変わるイメージがあり社会のこのまちだいすきはシラベル→サガセル(だからチョーさん自体もう世代じゃない)、道徳ドラマも虹色定期便になった。
これにも関連するが、この世代が小学校での改革(理科の生活科変更や第2土曜休み化)に当たるのもでかかったか。
調べたもんやネットで見たやつから想い出含みに語る。
☆「つくってあそぼ」図工 水曜日
これがノッポさんの後継。
頼りないゴリラのゴロリと、最近はメジャーリーガーで日本代表としてWBC戦士になったペッパーミルのヌートバーに似たわくわくさんが工作を作る番組。
未だに言うが、セロハンテープを巻いて両面テープにするペッタンテープはこの番組から。
子供だから工具がいらない牛乳パックやヤクルトの空き容器などエコなもんがおおかった。
☆「なかよくあそぼ」道徳 木曜日
なぜか一番見た機会に恵まれない。
南東北の土産の起き上がりこぼしみたいな造形の霊長類のモンタとソラミが巻き起こす話。
声優はモンタがワンピースのルフィなどでおなじみ田中真弓、ソラミはコナンの灰原哀などでおなじみな林原めぐみと今から見たら豪華。
と、言うか当時から有名。
お兄さんはナレーターの水島裕。
最近はTBSの番組が主で秋田では昔やっていたオランダせんべいのCMでとまってるかも。
道徳番組はあつまれじゃんけんぽんやさわやか3組にインパクトが。
☆「しぜんとあそぼ」理科 金曜日
きつねのヒョロリとアニソン歌手の橋本潮が昆虫や植物の生態を見る。
要するに大人向けな自然番組、いまなら「ダーウィンが来た」とかみたいなやつや報道撮影された映像を子供向けにして見るだけ。
☆「うたってあそぼ」音楽 土曜日
土曜日ってのがいかにも当時らしい。
こちらは橋本の本職発揮。
おかあさんといっしょとふえはうたうの間の世代向けな童謡などの番組。
調べたらそこらやみんなのうたと被るのもあったらしい…が。
最終日だからこの日のみエンドロールがあった。
☆「かずとあそぼ」算数 火曜日
途中から始まったと記憶していたらやはり途中から始まった。
NHKだから秋田だけネットが遅れたとかんなわけはなく全国的。
これまでの動物レギュラーキャラがランダムに登場して、数や論理に対する悩みをペリカンのペカリンさんが出す本の世界に入り解決。
(ペカリンさんを立てるためかギャラのためか、残り曜日にいた人間レギュラーは出なかった)
個人的にはこれが一番面白くて好きだった。
小学校に入ると対象年齢がずれてしまい見せる番組は変わるからしぜんとあそぼの一部以外は見なくなり、気がついたら終わっていた。
単独番組になり残ったのもあるがこの帯だったのは数少ない世代であり、それが我々だった。
ノッポさんは覚えられていくが、ともだちいっぱいは忘れられていくのか。
これはいつか紹介予定なこのまちだいすきにも通じるが。
そんなわけで、「なかよくあそぼ」には、その亀ロボットであるヤンチャーも出ていました。
帯にするために箱番組として丸め込むパターンだったのでしょうか。
ラジオとかでよくあるような。