7号なら秋田市下浜、13号なら秋田市河辺から来て、市内や北部土崎を通過すると秋田市はもうすぐ終わりにさしかかる。
このまま進むと、浜田もしくは和田から続いた長い長い2車線がたたまれ、2つに分かれる交差点に差し掛かる。
秋田交通の要衝、「追分三叉路」である。
国道の東側近辺の街。
赤=天王追分(潟上市天王追分、追分西、長沼地区)
このまま進むと、浜田もしくは和田から続いた長い長い2車線がたたまれ、2つに分かれる交差点に差し掛かる。
秋田交通の要衝、「追分三叉路」である。
追分といえばあちこちにあるが、どこも街道の分岐であり、このポイントも右手の羽州街道、左手の男鹿街道にわかれる。
なので、このあたりは「追分」とよばれる。
しかし、この追分は3つの街から形成された複雑で面白いポイントなのだ。
この地図を見て欲しい。
すべての色がくっつくポイントが追分三叉路で、それぞれの「追分」があるのだ。
オレンジ=金足追分(秋田市金足追分、金足下刈地区)
国道の東側近辺の街。
このあたりは小字に「追分」をもつ場所も。
JR追分駅のお膝元であり、農協や郵便局もある。
2018年の「金農旋風」でお馴染みな金足農業高校もこの地域。
駅前にはスナック街もあり、「金農が優勝すれば無料」とか「甲子園応援のため休みます」なんてこともあった。
後述する秋田西高校や県立大学とならぶ学生街の姿も。
紫=中野追分(秋田市下新城中野、飯島堀川地区)
おもに三叉路南から新城川付近までの区域。
中野と呼ばれやすいが、追分店とか追分地区とかいうことばが出てくる地域。
車屋がたくさんあるが、琵琶沼踏切の記事にもあるようにつぶれた店もある。
今村病院や県立大学のお膝もとであり、県立大学の坂周辺の斜面には学生アパートも立ち並んでいる。
赤=天王追分(潟上市天王追分、追分西、長沼地区)
ここだけは秋田市では無いし、だったこともない、いわゆる「隣町」。
秋田西高校や教育センターやポリテクセンターがあり、銀行やナイス、たくさんのコンビニもある。
長沼地域は野球場や墓地公園もあり、一見すると秋田市なんでは?な地域なんだが秋田市ではない。
あまりにも長くなりすぎました。
後編つくります。
秋田なまはげとなってからは、天王地区全体が管轄になっていますが、役員総代の区域は、従来の追分支店管内正組合員からの選出となるそうです。
このあたりは、ややこしいかもしれません。
それでも典農に良さがあったのか。
学区再編でも金足、北飯島の再編では確実に良かったでしょう。
7号から近いのに。
その秋田ファーストが嫌われたのでしょうか。
金足村が分割吸収されたのもそういうことかと。