そばの季節である。

なんとなく秋田市内の都心部のデパート(西武以外はスーパーだけど敢えて)で買い物をしたあとのイメージが強い。
暑い中、冷たくしめたのを手繰るのはもう最高。
しかしながらそばっ食いは春には春の味わい、秋には新そば、冬には年越しや温かいそばなど、年がら年中そばを食べたくなる。
夏はそばがまずい季節と言われるが、先述したようなのはやはり夏でなきゃ。
さて、うどん県秋田でもそばは食べる。
西馬音内そばや中山そばなんかは有名だし、最近では旧佐原商店の自販機にもそばがある。
さて、秋田市民のそばといえば、そば一がどっかでかならず出るだろう。

なんとなく秋田市内の都心部のデパート(西武以外はスーパーだけど敢えて)で買い物をしたあとのイメージが強い。
一体どんな店なのか、しらべた。
そば一は昔はテレビでCMを出していたらしいが、いまはなく、なんと公式のホームページが無い。
引っかかったハローワーク求人票からヤマヨ商事という秋田市の定番の製麺屋の関連会社だと知る。
なんとヤマヨだったのか!
でも、ヤマヨのは大晦日に売り出す「開運年越しそば」とかみてるとぜんぜん違う感があり意外。
そば一は写真でわかるように白い更科そばである。
メニューに「二八」と書いてるから、二八なのだろう。
こしは強め。
1966年あたりに中通の広小路に開店して、秋田市内のデパート開拓でどんどん広げたようだ。
【追記】ツイッターにある1974年秋田放送番組表では夕方のNNNニュースの提供をしてたらしい。
1980年代前半は、広小路とダイエーと、なんと大町のあきビルと言われる川反のイーホテル向かいの竹谷ビルにあったようだ。
1984年に開店した西武地下には当初からなかったみたい。
1986年に中央交通ビルが出来、長崎屋が開店すると長崎屋店を出店。
さらに土崎ジャスコの2階にも出店した。
ちなみにイトーヨーカドーは1980年の開店から7階にそば処関所を展開していたため、無し。
関所はフォンテ化してからもしばらくやっていたが、常に客入りは西武のそば一に負けてるようだった。
1990年代終盤にサンパティオ大町ができると、ダイエー店は移転。
かわりに土崎の旧組合病院近くにあるこんどう食堂ができ、ダイエーエンディングメンバーには入ってない。
更に、広小路の店もなくなり、2010年代の土崎ジャスコ→イオン土崎港店の改装でその店も撤退と苦しいとこに追いやられている感。
しかしながら、西武店はまだあるし、長崎屋にいたってはドン・キホーテに変わってから唯一長崎屋のレガシーを残す店として健在。
(あとの店は撤退したりドン・キホーテ化でレイアウト自体が無くなった)
なんとなく、市内のデパートにある店としての印象がかなり強い。
人気はぶっかけそばだが、個人的には具がうるさくて、ざるそばやもりそばが好き。
味は店によりまちまちな感があるのは気のせいか。
そして、無料で出してくれるそば茶が美味しかったりするが、なんとレジで販売している。
買ってる人が結構いるとか。
アフターコロナへ向かう夏の行く末は。
お腹のすきそうな話題でした。
長崎屋は、おあしす、クレープ屋(名前失念)、一口茶屋がそば一の周りにありましたね。それがみんな跡形もなくなりました。
食べ物屋から別な売り場になったのもたくさん。
ペットフードやつまみ売り場やソフトバンクがフードコートなんて、もう知らない人にはわからないかも…
冷たいぶっかけそば×ホカホカのかつ丼で、食った食った感がたまりません(笑)
以前は、ぶっかけのつゆが別添えだったり、配膳の段階でそばにかけられていたり、まちまちでした。
西武の店で観光客がよく食べてるイメージがあります。
そもそもサービスに自由度があり、そば湯を言わないとださない、見計らいで出す、一気に出すのパターンがあります。
さらに私は要らないんですが、そば湯用のお猪口がある場合と無い場合も。