能登半島地震で行動制限を無視して被災地に来る政治家や支援者やNPOやジャーナリストが「歩く千羽鶴」と風刺的に揶揄されている。
主に秋田テレビで火曜や土曜のニュースで見たなんて人が多いはず。
日テレの問題福祉番組でよく見る気がする、サンスター。
千羽鶴は邪魔なだけでかさばるからとか。
助けてもらえることよりもてなすリソースが大きくて迷惑になることが理由だとか。
政治的な議論はまずしまうが、千羽鶴について調べてみた。
病気見舞いやスポーツなど願掛けのグッズであり、もともとは原爆被爆者からきたもんだからこんな風刺では千羽鶴に失礼かもしれない。
さて、千羽鶴で秋田県民は別な言葉を思い出す。
出羽鶴、である。
南外楢岡の作り酒屋であり最近では無農薬純米酒、松倉なんかが銘酒カテゴリに入ってきている。
この出羽鶴はこんなCMを流していた。
主に秋田テレビで火曜や土曜のニュースで見たなんて人が多いはず。
めでたい漢字に鯛やら打ち出の小槌やら稲穂やらいかにも幸せなグッズを当てるやつ。
笑点で新しい漢字を作ってくださいで林家木久扇がよく部首に絵を当てはめるみたいな。
1987年からやっていて、いまでも帰省シーズンに復活するとか。
昔はお正月にはたくさん流しており、こんな気分を壊した地震が憎い。
千羽鶴より出羽鶴な復興を祈るのみ。
さて、災害に関して出羽鶴風なCMがまだある。
日テレの問題福祉番組でよく見る気がする、サンスター。
これはめでたいグッズではなく歯ブラシ。
災害で歯が磨けない対策を考えましょうというもん。
今必要だが、やってるんだろうか。