体罰問題ですが、また新たな話が出てしまいました。
駅伝強豪校の豊川工業高校の陸上部で監督の暴力行為(報道では『体罰』との表現ですがケガ負わせている以上暴力行為です)で退学・転校に追い込まれてしまった事件が発覚しました。
Yahooの記事のリンクです。
この記事で一番問題に思えたのが、『監督は学校に対し「指導の一環で体罰ではない」と説明した』ということ。この説明に関しては憤りを感じました。
この監督そのものが『暴力ふるっても指導と言えば許される、俺がメンバー選べるんだから何やってもいいんだ』という思考に陥っていたとしか思えないです。
また、保護者会で経緯の説明があった際、『保護者からは「駅伝の全国大会出場には監督の力が必要」などと監督続投を求める声がほとんどだったという』ことについてもある種の怖さを感じました。
自分の息子・娘がパワハラ同然の暴行受けてもいいと言ってるようなもので、このことは実は学校がウソついてんじゃないの?とさえ思えました。
こうなってくると、根本の問題は「一部の指導者が『指導の名の下では何やっても許される』と思考で、選手(生徒)を消耗品同然に扱っていて、そのことに対する罪の意識が全くない」ということなのでしょうね。
このサイトはフットボールのことを取り上げてますが、Jリーグの百年構想でも『指導に名を借りた暴力行為の撤廃』、先頭に立って進めてほしいです。(サッカーでも指導者の名を借りて暴力振るう輩がいますから)
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