横川由理のマネー・コンシェルジュ

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ハイ・イールド債ファンドのリスク

2010年07月07日 12時00分58秒 | Weblog
2010年1月から6月まで、1番よく購入された投資信託はハイ・イールド・ボンド関連です。

ハイ:高い
イールド:利回り
ボンド:債券

金利の高い債券という意味となります。

では、どうして金利が高いのでしょう?

格付けが低く、破綻する可能性が高く低い金利では誰も買わないから
金利を高くしています。

上場している有名な会社の債券とよく知らない会社の債券の利回りが同じであれば
みんなが有名な会社の債券を購入するでしょう。
そのために、利回りを高く設定しているのです。

日本語では、「投資不適格債」といいます。
カタカナで、「ハイ・イールド・ボンド」っていうとかっこいいけど
別名「ジャンク債」ともいいます。

気をつけよう、債券の場合において利回りが高いということは、
債務不履行になる可能性が高いということです。

債務不履行とは、約束した利息が支払えないとか、
その会社や国がつぶれてしまうことをいいます