皆さま
もう8月もあと数時間ですがいかがお過ごしでしょうか?
5年目社員のM.Sです。
今年の夏は例年に比べるといささか過ごしやすかったように思えました。
今回のネタですが、自分が興味ある題材で音楽の歴史というものについて勉強する機会があったので、
それを皆さんにも共有して楽しんでもらえたらと思います。
まず、読んだ本ですが「みのミュージック」さんというYouTuberの方が書いた「戦いの音楽史」というものになります。
いや、こちらとっても為になりました!いままでとは違った角度で音楽に触れた感覚です。
↓↓著書はコレ!!
この本に書かれている一部分を此処に書き記していきます。
まず、最初に皆さま【ブルース】という音楽ジャンルはご存知でいらっしゃいますでしょうか?
私はこの言葉を只のカッコつけた人間が流行らした言葉だと高を括っていたのですが、そうではありませんでした。
この著書によりますと【ブルース】というのは人が人の奴隷だということが当たり前な時代に生まれたといわれてます。
むかし17~18世紀あたりではアメリカは煙草、コーヒー、サトウキビなどの生産が盛んでそのため労働力が必要になり、
そこで安価な労働力として奴隷が使われていました。その人数は延べ1000万人だと記されています。
過酷な労働環境の中、鞭で打たれることも当たり前。そんな中彼らは労働歌を歌っていたそうです。
これが俗の【ブルース】の起源になります。
ここから【ブルース】とは悲しい時代の叫びにより生まれたジャンルだということが分かりました。
そこから奴隷制度が撤廃に向かって奴隷だった彼らは当たり前の暮らしを求める様になっていきます。
「異性と遊びたい」「酒が飲みたい」このような個人的な欲求を歌などで表現していくようになるのです。
ポップスという現代の大きなジャンルにたどり着くまでに色々な時代背景を音楽は歩いてきています。
歴史を少したどると自分が好きな歌というものは少し悲しい歴史も辿ってここまで練られているのだと
複雑な感情に駆られました。
この後も音楽は時代によりジャンルが派生されていきます。
分かったことは、いつの時代の音楽も楽しいという感情からだけでなく生まれていることです。
その時代の悩みが苦しみが音により皆で共有することが出来る。音楽は素晴らしいです。
自分ももう少し真面目に歌に取り組むように致します。
この記事が少しでも皆さんの役に経てたのであれば嬉しいです。読んで頂きましてありがとうございました。