残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

赤とんぼ

2021-08-12 17:49:49 | 日記


夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か

山の畑の 桑の実を
小篭に摘んだは まぼろしか

十五で姐やは 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先

    三木露風作詞
    山田耕筰作曲

秋が近ずくと、かっては京都市内でも夕方になると
赤とんぼやコウモリが夕空を飛び交って
いた。
「山の上が寒くなると、とんぼは下に降りてくるんよ」
と大人に教えてもらった。
近頃はあんなにたくさんいた
赤とんぼを目にするのが珍しくなった。
ましてや、オニヤンマ、ギンヤンマなど
見たことがない。たまにシオカラが池のほとり
に止まっていることがある。