残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

令和5年桜

2023-04-16 18:58:21 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

   春暁

春眠不覚暁 処々聞啼鳥

(春眠暁を覚えず 処々啼鳥を聞く)

夜来風雨声 花落知多少

(夜来風雨の声 花落つること知る多少)

この句は覚えやすいだけでなく、なんとなく

心にのこる。(中国は好きではないけど)

更に高校の時習った、この漢詩には思い出があって。

友人がテストの答えに”多少ぞ知る”と書いて減点された。

彼が言うには”漢詩は下から上えへ戻れと習った?

現に上の2行は戻っているではないですか”と。疑問を呈した。

確かに”多少ぞ知る”のほうが口調もいいし。

友人の言っていることに納得した。

ただ教師はなんと答えたかわ覚えていない。

たぶん、うやむやで終わったのだろう。