中学時代、図工の先生に西洋の印象派の絵画は日本画を
モチーフにしているんだ。その代表作がモネの睡蓮。モネの自宅には日本庭園が
造られているんだ、と教わっていた。同じような時期に映画「炎の人ゴッホ」が上映された。
退屈を持て余している中学生は当然観に行く。
主演ゴッホ:カークダグラス、助演ゴーギャン:アンソニークイーン。
映画は画商の弟が画家としてのゴッホを認めてからのゴッホの半生を描いている
のだが、今でも鮮明に甦る場面が2か所。
ゴッホが愛した人に愛を打ち明ける時、手のひらをローソクの焔の上にかざし
手を焼きながら愛をうちあける。その情熱の激しさ。
広い麦畑が描かれているキャンパス。そこへ突然、カラスが飛んでいるいるような
黒い鳥が次々と描かれていく。”バアーン”と一発の銃声がして映画は唐突に終わる。
当時は色々な意味でショックを受けました。
とまぁ、そんな記憶を抱きながら印象派展を鑑賞して来ました。
ここに掲載しているのは撮影許可のある作品だけです。
プロバンスの収穫期
フィンセント・フアン・ゴッホ
睡蓮の池 クロード・モネ
ウバウバ(炎の祭り) ポール・ゴーガン
花瓶にいけられた薔薇
ピエール=オーギュスト・ルノワール
夜のポツダム広場 レッサー・ユリー
この絵は気に入ったので買って帰って
家に飾っています。