秋日和の公園を散歩すると若いころ読んだ
詩集を思い出します。
秋の歌
ポール・ベルレーヌ
(訳)上田敏
秋の日の ビオロンの
ためいきの ひたぶるに
みにしみて うら悲し。
鐘の音に 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の おもいでや。
げにわれは うらぶれて
ここかしこ さだめなく
とび散らふ 落ち葉かな。
後に知ったのですがこの詩には
血なまぐさい逸話があります。
第二次世界大戦の末期、ノルマンディー上陸
の日をパリのレジスタンスに知らせる為に
この詩が前日ラヂオから流されたそうです。
ノルマンディー上陸作戦の暗号に使われたのです。
詩集を思い出します。
秋の歌
ポール・ベルレーヌ
(訳)上田敏
秋の日の ビオロンの
ためいきの ひたぶるに
みにしみて うら悲し。
鐘の音に 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の おもいでや。
げにわれは うらぶれて
ここかしこ さだめなく
とび散らふ 落ち葉かな。
後に知ったのですがこの詩には
血なまぐさい逸話があります。
第二次世界大戦の末期、ノルマンディー上陸
の日をパリのレジスタンスに知らせる為に
この詩が前日ラヂオから流されたそうです。
ノルマンディー上陸作戦の暗号に使われたのです。