本日は裏長屋を覗いてみましょう。
まずは大店の横の路地から入って行きます。
右が大店の板塀左の奥が長屋。板塀には
着物をほどいて板に干してあります。
所謂 ”あらはり”ですな。
井戸と便所です。全て共同です。
長屋の一軒分は全体が6畳程で、そのうち一畳半が土間、
残りの四畳半が居間です。それ以外押し入れも何もありません。
布団は昼間は畳んで衝立の奥に置いておきます。
とまぁ、これが庶民の生活です。煮炊きが出来にくいから、煮物屋が繁盛
したそうです。食べ物のついでに食事について言っておきます。江戸時代の食事
は朝夕一日二回です。午後になるとお腹が空くので間食をします。これを”お八つ”と云います。お八つは
八つ刻を示し現在の午後3時頃です。
ところで長屋は落語の定番ですが、小噺を1つ。
家主の奥さん”あんた長屋の留さん所新し板塀を
造ったそうよ。”
大家”それじゃ、ちょっくら見てきましょうか。”
大家”やあ!留さんなかなか良いへいじゃないかね。”
留さん”へい。”
おそまつ。お後がよろしいようで。
まずは大店の横の路地から入って行きます。
右が大店の板塀左の奥が長屋。板塀には
着物をほどいて板に干してあります。
所謂 ”あらはり”ですな。
井戸と便所です。全て共同です。
長屋の一軒分は全体が6畳程で、そのうち一畳半が土間、
残りの四畳半が居間です。それ以外押し入れも何もありません。
布団は昼間は畳んで衝立の奥に置いておきます。
とまぁ、これが庶民の生活です。煮炊きが出来にくいから、煮物屋が繁盛
したそうです。食べ物のついでに食事について言っておきます。江戸時代の食事
は朝夕一日二回です。午後になるとお腹が空くので間食をします。これを”お八つ”と云います。お八つは
八つ刻を示し現在の午後3時頃です。
ところで長屋は落語の定番ですが、小噺を1つ。
家主の奥さん”あんた長屋の留さん所新し板塀を
造ったそうよ。”
大家”それじゃ、ちょっくら見てきましょうか。”
大家”やあ!留さんなかなか良いへいじゃないかね。”
留さん”へい。”
おそまつ。お後がよろしいようで。