綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

リハ報告4なのだ

2005-05-13 20:27:22 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 前日の深夜までの録音作業がたたり、鼻と咳まじりのリハーサル4日目。今週のお題目は、新曲「Hello(仮)」の完成と、既存曲の音合わせ。今回の全体のトーンは16ビートなソウル色よりもロック寄りなので、それをふまえて既存曲を選曲。

 このメンバーでは既存曲はあっという間に仕上がってしまう。悩むのはアレンジが固まっていない新曲の方。たとえば「そこのフレーズは○○風で」なんて言ってもメンバー間の最年少~最高齢の幅が20歳はあるので、引き出しが違うから、迷うこともある。「ザ・フー~ザ・ジャムだけどサビはメジャーセブンスが入るからスタイル・カウンシルで、だけどスプリングスティーンにならない感じで」なんつっても「??」なことだってある。しかし、悩みながらも良い感じになってきた時の高揚感は演奏者のみがもつ喜びなのだ。というわけでライヴの3分の2が見えてきた。

(ベーストオル君が20日放送のミュージックステーションに、コブクロのバッキングで出演します。要チェック!)

録音中なのだ

2005-05-13 20:15:11 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 録音中なのだ。毎週小池雄治とハウススタジオで作曲日をもうけているのだけけれど、今週は6.11赤坂ワンマンに照準を合わせたCDS「マグノリア/チャーリー」の中断していた録音を再開。ライヴのリハーサルが始まり、現場対応で曲の雰囲気が変わってきたため、アレンジ練り直しである。

 あーだこーだと花粉による鼻水を垂らしながら抽象的なことしか言わない僕のリクエストを、パソコンと鍵盤に向かった小池雄治が弾いてみせる。「マグノリア」はリチャード・アシュクロフトのヒット曲「A Song For The Lovers」風の哀愁ドラマチックポップ・・・から、空間を生かした哀愁バロックロックうっすらポリスのロクサーヌまぶし・・に雰囲気が変わった。僕がベースを入れて、小池雄治がドラムパターンを入力する。コーヒー、タバコ、安めぐみがオヤジ相手にエッチにいたぶられるラジオを聴きながらブレイク、夜の3時を過ぎて、ようやく全体像が見えてきた。完成まであとわずか。手応えをつかみつつ、歩いて3分の自宅まで鼻歌まじりで帰った水曜日であった。(写真 小池雄治の左手)。