六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その2(洋館1階その2) よりつづく
階段。 キャプションは その1 の電話室と同じ札に書かれている。コンドルは階段の手すりに凝ったそうだ。
なるほど、シンプルなラインで出来た透かしだが、むしろ効果的でそれが温かみになっている。
2階に上って左の応接室に一歩入ったところ。変わった形の部屋だ。応接室は1階と同じ形だが、開口部のある壁が違う。
この部屋は窓だらけで採光も見晴らしもよいが、ちょっと使いにくいかも。というか、そもそもその考え方がそぐわないのかも。
洋館は2階建てだが、応接室のある塔屋だけは4階まであるので、階段が上へ続いている。
応接室の奥。1階の応接室と同じ感じ。
上へ続く階段を見上げて、
覗いたところ。ああ、上りたい。そして4階から揖斐川を眺めてみたい。
1階と2階をつなぐ階段より勾配が急で、いかにも塔の階段っぽい。
六華苑HPに建物内部を見ることができるVRツアー があるのだが、こちらだと塔の3階以上は上がれない。
だがじつは、もう1つ六華苑のVRがある。ミズタニセイキ提供六華苑VR だと塔屋の4階まで上れる。
4階は窓だらけだ。3階には扉があった。洋館の屋根に出るためのものだろうか。と思ったが、なんだか小さい。もしかしたら屋根裏に入る扉かもしれない。
2階の応接室の窓から階下の車寄せを見下ろしたところ。
部屋の丸い壁についている曲面ガラスの窓ではなく、寝室寄りの平らな壁についている窓だ。
車寄せの上にある柵のようなものが手すりのように見えるからといって、車寄せの上がテラスになっているわけではない。飾りだな。
階段の脇のトイレ。タイルが玄関や1階のトイレと同じだ。出入り口の脇の金の飾りはライトのスイッチだろう。
写真には入っていないが、その左側に女中室の扉がある。
このトイレは展示されている間取図にないんだよなあ。端折らないで下さいよ。
お、桑名市HP にちゃんと分かる間取図があった。こちらは塔屋の階段も分かる。
この小さい部屋は洋間に襖の押し入れがあるのが不思議な感じで、女中室だそうだ。ライトの傘もおしゃれというより実用的なデザインだし。
左の窓からは内庭の木々が見える。1階の客間や食堂から見える前庭とは違う。
右の窓から見えるのは内玄関棟の屋根。
桑名市立図書館 旧諸戸清六邸 (六華苑) 整備工事報告書 にある間取図よると、かつては女中室はもっと狭く、一角には浴室があったらしい。
ただ、ジョサイア・コンドルと縁の深い三菱地所の資料室に残っている図面には浴室は描かれていないので、これはこれで「正しい」のだろう。
キャプション。
寝室。1階の玄関やホールの上にあたる位置にある。
キャビネットの抽斗に何が入っていたか紙に書いて貼っている。足袋とか手拭とか書いてある。生活感があるのが寝室っぽい。
寝室の窓からも車寄せが見下ろせる。そして、六華苑の入り口から屋敷につづく道は車寄せを目指している。
キャプション。
写真を撮りそびれたが、寝室にも暖炉がある。書斎のものと背中合わせだそうだが、これは1階の客間の暖炉と上下に位置しているのだろう。前述した VRツアー だと建物を見下ろせるのだが、寝室・書斎・客間の暖炉のものと思しき煙突には3つ管が見える。
ちなみにもう1本ある煙突には管は2つ見えるのだが、それは2階の居間と1階の食堂の暖炉に繋がっているのだと思う。
六華苑を見学したときにちゃんとこのキャプションを読んでいたら、寝室のライトの笠を撮っていたのになあ。
諸戸氏についてのキャプション。
グーグルマップで見ると、諸戸氏庭園 は六華苑より広い。御殿とか蔵とか玉突場とかもある。お大尽だな。
その1、2同様、間取図を再掲。
六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その4(洋館2階その2) へつづく
階段。 キャプションは その1 の電話室と同じ札に書かれている。コンドルは階段の手すりに凝ったそうだ。
なるほど、シンプルなラインで出来た透かしだが、むしろ効果的でそれが温かみになっている。
2階に上って左の応接室に一歩入ったところ。変わった形の部屋だ。応接室は1階と同じ形だが、開口部のある壁が違う。
この部屋は窓だらけで採光も見晴らしもよいが、ちょっと使いにくいかも。というか、そもそもその考え方がそぐわないのかも。
洋館は2階建てだが、応接室のある塔屋だけは4階まであるので、階段が上へ続いている。
応接室の奥。1階の応接室と同じ感じ。
上へ続く階段を見上げて、
覗いたところ。ああ、上りたい。そして4階から揖斐川を眺めてみたい。
1階と2階をつなぐ階段より勾配が急で、いかにも塔の階段っぽい。
六華苑HPに建物内部を見ることができるVRツアー があるのだが、こちらだと塔の3階以上は上がれない。
だがじつは、もう1つ六華苑のVRがある。ミズタニセイキ提供六華苑VR だと塔屋の4階まで上れる。
4階は窓だらけだ。3階には扉があった。洋館の屋根に出るためのものだろうか。と思ったが、なんだか小さい。もしかしたら屋根裏に入る扉かもしれない。
2階の応接室の窓から階下の車寄せを見下ろしたところ。
部屋の丸い壁についている曲面ガラスの窓ではなく、寝室寄りの平らな壁についている窓だ。
車寄せの上にある柵のようなものが手すりのように見えるからといって、車寄せの上がテラスになっているわけではない。飾りだな。
階段の脇のトイレ。タイルが玄関や1階のトイレと同じだ。出入り口の脇の金の飾りはライトのスイッチだろう。
写真には入っていないが、その左側に女中室の扉がある。
このトイレは展示されている間取図にないんだよなあ。端折らないで下さいよ。
お、桑名市HP にちゃんと分かる間取図があった。こちらは塔屋の階段も分かる。
この小さい部屋は洋間に襖の押し入れがあるのが不思議な感じで、女中室だそうだ。ライトの傘もおしゃれというより実用的なデザインだし。
左の窓からは内庭の木々が見える。1階の客間や食堂から見える前庭とは違う。
右の窓から見えるのは内玄関棟の屋根。
桑名市立図書館 旧諸戸清六邸 (六華苑) 整備工事報告書 にある間取図よると、かつては女中室はもっと狭く、一角には浴室があったらしい。
ただ、ジョサイア・コンドルと縁の深い三菱地所の資料室に残っている図面には浴室は描かれていないので、これはこれで「正しい」のだろう。
キャプション。
寝室。1階の玄関やホールの上にあたる位置にある。
キャビネットの抽斗に何が入っていたか紙に書いて貼っている。足袋とか手拭とか書いてある。生活感があるのが寝室っぽい。
寝室の窓からも車寄せが見下ろせる。そして、六華苑の入り口から屋敷につづく道は車寄せを目指している。
キャプション。
写真を撮りそびれたが、寝室にも暖炉がある。書斎のものと背中合わせだそうだが、これは1階の客間の暖炉と上下に位置しているのだろう。前述した VRツアー だと建物を見下ろせるのだが、寝室・書斎・客間の暖炉のものと思しき煙突には3つ管が見える。
ちなみにもう1本ある煙突には管は2つ見えるのだが、それは2階の居間と1階の食堂の暖炉に繋がっているのだと思う。
六華苑を見学したときにちゃんとこのキャプションを読んでいたら、寝室のライトの笠を撮っていたのになあ。
諸戸氏についてのキャプション。
グーグルマップで見ると、諸戸氏庭園 は六華苑より広い。御殿とか蔵とか玉突場とかもある。お大尽だな。
その1、2同様、間取図を再掲。
六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その4(洋館2階その2) へつづく
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