≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

西へ研修旅行 1

2012-11-04 19:12:39 | 展覧会に行った話


いま国立民族学博物館でやっている特別展 『世界の織機と織物─織って!みて!織りのカラクリ大発見』 を
どうしてもどうしても観に行きたい!というのがそもそものきっかけで、
どうせ西に行くなら、やっぱりいつも気になっているけれど素通りの トヨタテクノミュージアム も観たいし、
神戸の方の実家に泊まるのならついでに 神戸ファッション美術館KOBEトンボ玉ミュージアム も観たいし、
それより何より初めての高校の同窓会が東京である、というのが大きな理由で、しばらく家を空けることにした。


というわけで、これがきれいになった東京駅。


同窓会ではとても楽しい時間を過ごすことができた。
幹事の方々、本当にありがとうございました。

名残惜しいけれど、2次会の途中で抜けて新幹線に乗り、神戸の方の実家に帰る。
翌日はまず六甲アイランドの神戸ファッション美術館に行った。
一番上の写真です。




入口の脇にこんな鏡の扉があった。

美術館では、18世紀のフランス宮廷の男性の衣装、アビ・ア・ラ・フランセーズの精緻な刺繍が素敵だった。
すらりとたての線を強調したシルエットがかっこいい。
シャネルのスーツも時代の流れを見ながらだと、その突出したものを感じることができた。
奈良時代の女官の礼服はひれが羅織りだった。 おっ、すげー! と思うも羅の説明がなくてさみしかった。
羅を織るって、大変なんだよ。
それぞれの展示物はすてきなんだけれど、時代がごちゃ混ぜの展示は見づらかったなぁ。



六甲アイランドのモノレール、六甲ライナーが、美術館の横を通っている。




六甲ライナー脇の植栽もこんなにすてき。 イングリッシュローズもちらほら咲いていた。
これはずいぶん手がかかっている。




一番上の写真の右下の方で分かると思うが、ハロウィンパーティーのようなことをやっていた。
出店がいっぱい出ていたので、その中から刀削麺 (タオシャンメン) を選んで昼食にした。
いやあさすが神戸、南京町があるものね、おいしい中華が食べられます。
って、このお店を検索したら、HP がありました。
南京町ではなかった。




刀削麺は、お客さんの目のまえで麺を鍋の中に削り飛ばしていくのが特徴。
ザルであげるのもくるくる回して、楽しい。
麺はちょっとワンタンみたいかも。 スープも薄口でいいお味、豚バラの角煮もとろりとして、本当においしかった。




次は三宮に移動して、KOBEトンボ玉ミュージアムに行った。
このおしゃれなビルの2階、電気の点いている側です。

むかし大学で生物の実験をするときに、シャーレに塗り広げる道具をガラス棒をバーナーで炙って曲げて作ったことがあった。
これが面白くて、じつは染織をするかガラスをするか、一瞬迷ったことがあったのだ。
けっきょく染織にしたけれど、そういうわけでガラスには多少の思い入れがある。
一度くらいはトンボ玉を作る体験をしてみたい、と思っていたのだ。




これが作ったトンボ玉。
熱するとどろりとして、飴みたいだった。

下に敷いてあるのは神戸ファッション美術館で買った手描きの手ぬぐい、染色作家の清水麻里さんの作品。
わたし糸染めはするけれど、布に何かを描く染めってやったことないからなぁ。
HPを見たら、ちょっと nani IRO の布みたいかも、と思ってしまった。

暗くなってきたので、実家に戻る。


            西へ研修旅行 2 につづく

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