しばらくまえに車の事故に遭った。
前から順に、




こんな感じ。
いわゆる山道のカーブで。
センターラインもない狭い左カーブ。
吹き付けセメントで固めてある崖側を、わたしは下っていた。
相手は4tトラック。 そちら側は少し空き地があった。
カーブミラーもあった。
反対から車が来ることを全く予想していなかったかのように、トラックは
カーブを思いっきり突っ込んできた。
わたしはなるべく左により、トラックが避けないから止まったが、
トラックは避けきれず、わたしの車の右サイドミラーを跳ね飛ばし、思いっきり擦って、
トラックの荷台の中央がわたしの車にくっつく形で止まった。
わたしは運転席のドアを開けることも出来なければ、
崖がギリギリまで迫っているので助手席のドアも開けることもできず、
トラックが動くのを待つしかなかった。
反対側の空き地に車を移動し、落ちたサイドミラーや樹脂部品を拾い集め、警察や夫に連絡した。
トラックの運転手は、小太りで変な柄のTシャツを着た若いアンちゃんだった。
開口一番
「ここはどこですか?」
大阪の堺から栃木の小山まで行くらしい。
なんですって!?
こんな山の中はとんと見当違いというものだ。
事故した場所もおかしいし、走っている向き逆。
迷っていたらしい。
迷って、焦って、カーブミラーも見ず、山道のカーブを突っ込んできたのだろう。
幸いなことにわたしは怪我をしなかった。
もう少しぶつかった場所が前面にずれていたら、無傷では済まなかったかもしれない。
本当によかった。
とはいえ、ちっとも良くないのである。
トラックの会社は保険会社に連絡を取るのを何日も伸ばした。
とりあえずディーラーに車を持っていってもらい、そこで修理費を見積もってもらったら、
90万円以上だそうだ!
これは、車の価値を大きく上回る。
相手の保険会社もディーラーに見積もりに来たそうだが、その保険会社からちっとも連絡が来ない。
例年の能登旅行がもうすぐだというのに。
なにしろセンターラインのない道だし、目撃者もいないし、
アンちゃんはボーっとはしていたが、謝ることはしなかったし、
わたしの入っている保険会社がいうには、五分五分なんだそうだ!
そこから粘っても、わたしの過失割合は4割、うまくいって3割。
そんなバカな!
トラックの会社の誠意のなさも腹が立てば、トラックの会社の入っている保険会社の態度も腹が立つし、
「ございますです」を普通に使う、わたしの入っている保険会社の担当の態度も鼻につく。
ためしにこんなところを見たら、なんだかますます気が重くなった。
我が家お気に入りの、『ミスター・インクレディブル』の、保険会社のシーンを即、思い出した。
保険が保証してくれる対象金額は、修理費の90万円あまりではなく、車の価値の20万円あまりだ。
自分では事故を起こさないと自分を信頼していたし、
保険料を安くしたかったので、車両保険には入っていなかった。
そうすると過失割合を掛けたら、10万円ちょっと!?
はっきりいって、わたしは被害者だ。悪いのはトラック側であって、わたしは悪くない。
山道は家の近所のよく通るところで、普段から注意しているからこそ、止まることもできた。
(行楽シーズンなどたまに山に遊びに来る人たちの中には、
カーブを平気で突っ込んでくる運転をする者がいるので、普段から本当に迷惑している。)
わたしは事故を起こしたこともなく、免許証もゴールドだ。
その一方、アンちゃんは山道に慣れておらず、迷っていて、まだ若い。
それでも、4割!?
わたしは悪くない、と信じているのに、
なぜかわたしがやたらとあちこち電話をかけまくらなくてはいけないのが、腹立たしい。
善良な一小市民をいたぶる世の中の仕組みに、納得がいかない。
この憤りをどこにもっていけば良いのやら。
ガソリンが高騰しているとはいえ、世間がエコに傾いているとはいえ、
山の中で暮らしている以上、どうしても車は必要だ。
一体どこから車の購入資金をひねり出せばいいんでしょう!?

おまけ。
パフィオペディルム・ウェンシャネンセは、一ヶ月以上もずっとずっと咲き続けていた。
花が落ちたあと、がくが残った。(本当はがくではなく、花茎の葉のようなもの。)
7月16日撮影。

蘭つなぎで。 風蘭。いい香り。 7月24日撮影。

近所の山百合。ゴージャス!なぜかよくクロアゲハが来るが、それは撮れなかった。 7月21日撮影。
前から順に、




こんな感じ。
いわゆる山道のカーブで。
センターラインもない狭い左カーブ。
吹き付けセメントで固めてある崖側を、わたしは下っていた。
相手は4tトラック。 そちら側は少し空き地があった。
カーブミラーもあった。
反対から車が来ることを全く予想していなかったかのように、トラックは
カーブを思いっきり突っ込んできた。
わたしはなるべく左により、トラックが避けないから止まったが、
トラックは避けきれず、わたしの車の右サイドミラーを跳ね飛ばし、思いっきり擦って、
トラックの荷台の中央がわたしの車にくっつく形で止まった。
わたしは運転席のドアを開けることも出来なければ、
崖がギリギリまで迫っているので助手席のドアも開けることもできず、
トラックが動くのを待つしかなかった。
反対側の空き地に車を移動し、落ちたサイドミラーや樹脂部品を拾い集め、警察や夫に連絡した。
トラックの運転手は、小太りで変な柄のTシャツを着た若いアンちゃんだった。
開口一番
「ここはどこですか?」
大阪の堺から栃木の小山まで行くらしい。
なんですって!?
こんな山の中はとんと見当違いというものだ。
事故した場所もおかしいし、走っている向き逆。
迷っていたらしい。
迷って、焦って、カーブミラーも見ず、山道のカーブを突っ込んできたのだろう。
幸いなことにわたしは怪我をしなかった。
もう少しぶつかった場所が前面にずれていたら、無傷では済まなかったかもしれない。
本当によかった。
とはいえ、ちっとも良くないのである。
トラックの会社は保険会社に連絡を取るのを何日も伸ばした。
とりあえずディーラーに車を持っていってもらい、そこで修理費を見積もってもらったら、
90万円以上だそうだ!
これは、車の価値を大きく上回る。
相手の保険会社もディーラーに見積もりに来たそうだが、その保険会社からちっとも連絡が来ない。
例年の能登旅行がもうすぐだというのに。
なにしろセンターラインのない道だし、目撃者もいないし、
アンちゃんはボーっとはしていたが、謝ることはしなかったし、
わたしの入っている保険会社がいうには、五分五分なんだそうだ!
そこから粘っても、わたしの過失割合は4割、うまくいって3割。
そんなバカな!
トラックの会社の誠意のなさも腹が立てば、トラックの会社の入っている保険会社の態度も腹が立つし、
「ございますです」を普通に使う、わたしの入っている保険会社の担当の態度も鼻につく。
ためしにこんなところを見たら、なんだかますます気が重くなった。
我が家お気に入りの、『ミスター・インクレディブル』の、保険会社のシーンを即、思い出した。
保険が保証してくれる対象金額は、修理費の90万円あまりではなく、車の価値の20万円あまりだ。
自分では事故を起こさないと自分を信頼していたし、
保険料を安くしたかったので、車両保険には入っていなかった。
そうすると過失割合を掛けたら、10万円ちょっと!?
はっきりいって、わたしは被害者だ。悪いのはトラック側であって、わたしは悪くない。
山道は家の近所のよく通るところで、普段から注意しているからこそ、止まることもできた。
(行楽シーズンなどたまに山に遊びに来る人たちの中には、
カーブを平気で突っ込んでくる運転をする者がいるので、普段から本当に迷惑している。)
わたしは事故を起こしたこともなく、免許証もゴールドだ。
その一方、アンちゃんは山道に慣れておらず、迷っていて、まだ若い。
それでも、4割!?
わたしは悪くない、と信じているのに、
なぜかわたしがやたらとあちこち電話をかけまくらなくてはいけないのが、腹立たしい。
善良な一小市民をいたぶる世の中の仕組みに、納得がいかない。
この憤りをどこにもっていけば良いのやら。
ガソリンが高騰しているとはいえ、世間がエコに傾いているとはいえ、
山の中で暮らしている以上、どうしても車は必要だ。
一体どこから車の購入資金をひねり出せばいいんでしょう!?

おまけ。
パフィオペディルム・ウェンシャネンセは、一ヶ月以上もずっとずっと咲き続けていた。
花が落ちたあと、がくが残った。(本当はがくではなく、花茎の葉のようなもの。)
7月16日撮影。

蘭つなぎで。 風蘭。いい香り。 7月24日撮影。

近所の山百合。ゴージャス!なぜかよくクロアゲハが来るが、それは撮れなかった。 7月21日撮影。
保険会社も頼りないですね...
自動車事故のときの過失割合って腹立たしいですよね
一昨年、夫が細いわき道から飛び出してきた車にぶつけられ
こっちはセイゼイ一割か二割と思ったら
三割スタートで結局四割でした
幸い車両保険の相手有り用に入っていたので自己負担はありませんでしたが
頭にくるのは相手が無保険車だったこと
夫は通院もしましたし
すべてこちらの保険会社が動いてくれて解決しました
すべての損害をこちらの保険会社が立て替えて
あとで相手に請求したらしいです
思い出すと未だに腹立ちます
救いは家の保険会社が親切丁寧に相談にのってくれたことでした
いくら自分が気をつけていてもいつふりかかるかわからない事故、嫌ですね
旅行を目前に・・でも怪我がなくて良かったですね
腹立つことばっかりでしょうが・・・八方丸く収まりますように(合掌)。
でもホント、怪我なくてよかったー!
不払いなんて、どこでも見たいだし。
車両保険を掛けていたって、入ってくる金額は大したことないし、
今まで10年以上も払った掛け金を考えても、元とった気にはならないし。
あ~あ。
旦那さんの怪我は大丈夫でしたか?
あちこちの知り合いに事故の話をしたら、
わたしも、わたしも、と、けっこう事故って多いんですね。
そのなかに、交差点での事故で自分が悪かったからと、
保険会社に10割を申し出たら、
却下されて、8割になってしまった、という方がいました。
当事者の誠意ってものは、保険には関係ないんですかね!?
この事故は怪我がなかったので、物件交通事故扱いなんですよ。
そうなると、どちらがどれくらい悪いか、という判断は、
警察ではしてくれないようです。
なんといっても、目撃者がいないし、
狭い道路なので、わたしがギリギリ左に寄ったとしても、
衝突した場所は道路の真ん中に近いし、
アンちゃんが迷っていただの私は慣れた道だのというのは、直接関係ないらしいし、
わたしの0割を証明するものは何もないようです。
ええ、ええ!
わたしが諦めさえすれば、八方丸く収まるってなもんですよ。
一体何のために保険に掛けているんだか…。