≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

博物館明治村へ行った。帝国ホテル中央玄関編 その1

2019-11-10 19:13:05 | 展覧会に行った話

博物館明治村 とは明治時代の歴史的建造物を移築したテーマパークで 犬山市にある。
日本各地のみならず海外からも移築しているという壮大な博物館である。造り物じゃない。本物なんである!
今までわたしは国宝のお城やお寺とかトーハクの本館や表慶館とかという時間の経った素晴らしい建物に行ってはわあわあ感動していたが、明治村はそういう建物が1つや2つじゃないのだよ!
遠方ゆえ今まで行ったことがなかったのだが、この度初めて行ったのだ。

今回は明治村に移築された帝国ホテル中央玄関についてアップする。その4 まであります。
1923年(大正時代だ、明治じゃない!)に完成した帝国ホテルはアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの設計によるものである。

  明治村HPの帝国ホテル中央玄関ページ
  バーチャルリアリティで帝国ホテルを甦らせたいというプロジェクト。動画は帝国ホテル中央玄関内のブースで動画を見ることが出来る 
 そのほかネットを検索すればプロの方々などの素晴らしいサイトがいくつもある。

↑↑写真は斜め右まえから撮ったもの。池の水を抜いてあったのが残念。

SL東京駅(注:明治村は広いので村内をSL、京都市電、バスが通っている)の方から歩いてくると見えてくる帝国ホテル中央玄関の側面。


軒を見上げた写真。透かしを光が通る。なんと手が込んでいるのだろう。だがテラコッタ、レンガ、大谷石を組み合わせた柱の装飾も負けていない。そんな柱はちょっとカジュラーホーっぽいかも。


入口の左側。いったい何風と呼べばよいのだろう?アール・デコ? これは大谷石がメイン素材だ。
大谷石といえば4月に 大谷石資料館に行った のでなんかちょっと嬉しい。


正面池の手前に張り出したバルコニーにある壺。同じものが玄関ポーチの庇の上↑にもある。


そのバルコニーの外側。こんなところの幾何学的立体的な装飾までが細かい。


玄関ポーチの柱の飾り。これは丸い。垂直・水平が基本のデザイン構成の中にたまに球がアクセントに使われるのが効果的だ。



   博物館明治村へ行った。帝国ホテル中央玄関編 その2 へつづく


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 博物館明治村へ行った。帝国... | トップ | 博物館明治村へ行った。5丁目... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

展覧会に行った話」カテゴリの最新記事