3D吹き替えで観た。
主人公の育ったポンディシェリは元はフランスのインドにある植民地で、
次はイギリスの植民地になったところで、
多重に文化の重なった美しい風景が、音楽とともに誘う。
ライフ・オブ・パイ ←公式HP
スティーヴ・キャラハン 『大西洋漂流76日間』 を読んだことがあったので、
いろいろイメージすることができた。
この記事を書くのにHPを見たら、なんとそのキャラハン氏がこの映画の製作に協力した、と
あったので、びっくり!
そういえばシイラを捕っているシーンがあったが、あれなんてそのままだもんな。
ある意味ストーリィはシンプルで、そしてとても力強い。
夢か現か、幻想的な映像が圧倒的に迫ってくる。
なぜ二つ必要なのか?
それはもちろん生き抜くために、だ。
どちらが本当でどちらが嘘か、どちらは価値があってどちらは価値がないのか、
という考え方はもったいない。
二つあることが彼には絶対に必要だったのだ。
最後の方で謎解きがあるのだが、それはまだ端緒に過ぎず、
そこからほかの謎も紐解いていこう、と観た人に思わせるところもよい。
美しい映像を思い出しながら、あれは一体どういう意味に解釈できるのだろう?
と考えることができるのは、とてもよい時間だ。
映画らしい、映画でなければできない表現の、よい作品を見ることができた。
おススメです。
主人公の育ったポンディシェリは元はフランスのインドにある植民地で、
次はイギリスの植民地になったところで、
多重に文化の重なった美しい風景が、音楽とともに誘う。
ライフ・オブ・パイ ←公式HP
スティーヴ・キャラハン 『大西洋漂流76日間』 を読んだことがあったので、
いろいろイメージすることができた。
この記事を書くのにHPを見たら、なんとそのキャラハン氏がこの映画の製作に協力した、と
あったので、びっくり!
そういえばシイラを捕っているシーンがあったが、あれなんてそのままだもんな。
ある意味ストーリィはシンプルで、そしてとても力強い。
夢か現か、幻想的な映像が圧倒的に迫ってくる。
なぜ二つ必要なのか?
それはもちろん生き抜くために、だ。
どちらが本当でどちらが嘘か、どちらは価値があってどちらは価値がないのか、
という考え方はもったいない。
二つあることが彼には絶対に必要だったのだ。
最後の方で謎解きがあるのだが、それはまだ端緒に過ぎず、
そこからほかの謎も紐解いていこう、と観た人に思わせるところもよい。
美しい映像を思い出しながら、あれは一体どういう意味に解釈できるのだろう?
と考えることができるのは、とてもよい時間だ。
映画らしい、映画でなければできない表現の、よい作品を見ることができた。
おススメです。
またよろしくです♪
TBありがとうございます。
けんさんは映画や本がお好きなんですね。
私が今気になってるのは、今春観られる予定の『カレ・ブラン』。
でも、トラウマになりそうなのでちょっとどうしようか悩んでいる・・・・
http://www.carreblanc-jp.com
『カレ・ブラン』 のHP見ました。
こ、こわそー・・・
カニバリズムは歴史的世界的に見れば思ったより普遍的だ、というのは頭では分かっていますが。
全体主義の映画なら『1984』とか『未来世紀ブラジル』とか思い出しました。