2008年9月からずっとスバル エクシーガ に乗っていたが、つぎの車検を通すために必要な修理がけっこう大掛かりになるという。
もう5人以上で乗ることも殆どないだろうし、ガソリン高騰で円安でウクライナ情勢で、とガソリン価格がぐっと下がるなんてことは想像できないし、ということで、車を買い替えることにした。
14年半経ったら隔世の感である。車を購入するときに細かいところをつめていくけれど、コンピューターによるお役立ち機能というか運転サポートとかをどこまでつけるかという点が多くて驚いた。そしてそれによって加わるお値段も。世の中 進歩しているのねえ。
運転したら快適だ。どうしても発生するうっかりミスという人間の特性を丁寧に補ってくれる。ラインをはみだしているよ、とハンドルが戻ったり、追尾機能があったり、斜め後ろから車が来ているよ、とか。まるで真上から眺めているかのような視点のモニターは、バックとか狭いところを低速で曲がるときとか有難いし。毎回の運転距離や燃費をドライバーごとに記録していたりするし、それをスマホでチェック出来るし。
わたしも歳をとってきて反射神経とか判断力とか落ちてきていると思う。それを補ってくれるのは歓迎だ。自分の運転の欠点を思い知らされるけれど、認めなければ存在しない、なんていう考え方はしたくないので、ありがたく補っていただく。
山奥に住んでいてどこに行くにも車で最低1時間以上かかるので、アップダウンのあるワインディングをキビキビ走れるというのをずっと重視してスバル車を乗っていたのだが、このフィットは遜色ない。マイナーチェンジで少し最高出力が上がったし。
何よりも驚いたのが燃費。
エクシーガは11km/Lくらい、そのまえのレガシーは10.5km/Lくらいだったが、このハイブリッドのフィットは今のところ30km/L。すごい燃費の差だ。
燃費が良くなる分だけ車の値段も上がって、実際にどの程度ハイブリッド車がお得かどうか、意外とトントンだよ、という話も聞くけれど、それでも給油しなきゃ、と思う回数が減るのは気分がよい。
コンパクトカーのフィットは7人乗りのエクシーガに比べると格段に取り回しがよい。
小さい車は楽だ。
いちおう居住地が少し寒冷地なので、エクシーガとレガシーは四駆だったけれど、今回はFFにした。
四駆にすることで増えるお値段と車重と下がる燃費を 四駆を必要とするシーンと天秤にかけたからだ。冬にスタッドレスタイヤを履いているだけでは不十分で更に四駆でないと困るという事態はそうそうないだろうと思った。小さい子供がいて急に医者に連れて行かなきゃいけないとかいうこともないし。安全性能も上がっているし。
フィットを買うにあたって他社のハイブリッドコンパクトカーを一通りチェックし試乗したが、燃費のほかに、後部座席の居住性と「顔」も重視した。
最近のトヨタ車とかえぐい顔というかオラオラ顔をしているっていうか、線が多くてぐちゃぐちゃしていて好かん。
その点、このフィットは黒目がちでかわいい。狙った垂れ目のあざとかわいさじゃないのもよい。
世間の人気はそうでもないようだが、わたしはこの顔が好きです。
まだ1200kmくらいしか乗っていないけれど、気に入ってます。
在りし日のエクシーガ。14年以上乗っていた愛車のはずだが、探してもなかなか写真が出てこないんだよなあ。
レガシーの保険金でルーフウィンドウにしたおかげで、後部座席の視界がよかった。3列目でもちゃんと座れるのもとてもよかった。
エクシーガのまえに乗っていたレガシーも酷い写真しかないな 事故に遭った。
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