≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

室内履きの底に革を縫い付けた。

2019-12-11 19:45:28 | その他手芸

寒くなってきたなあ、と実感するのは足元から。
ええ、冷え性です。しもやけが足指に出来るタイプです。
フローリングの家で生活するのに室内履きは必須です。靴下だけじゃぜんぜん冷たいし、スリッパをぺたぺたずって歩くのはすごく嫌い。スリッパで階段っていつでも怪我しそうで恐怖だ。
それでちゃんとかかとのおさまる室内履きなのだが、やっぱり消耗品なんだよな。2年位で底に穴があく。

フェルトのワークショップで作った室内履き を履いていたこともあったがそれもとうにダメになり、先シーズンまではもさっとした黒猫の室内履きだった。底が擦れて穴が開いてきたので上の写真の2代目黒猫の室内履きを買ったのだ。
靴底は1代目と同じような薄い生地に小さな滑り止めのドットがついたものだったが、穴の開きやすさは想像できたので、おろすまえに靴底に革をつけて補強してみた。貼り付けるまえの写真は撮りそびれてしまったよ。

最初は別に革で底を補強すると決めていたわけではなかったが、手芸屋であれこれ見て安価な革の端切れがいっぱいあったのでそこから選ぶことにした。色々なタイプや色があったが、底なんで色は無視し、丈夫さのためにそこそこ厚さはあるけれど室内履きに沿う程度には柔らかく、なにより片面は滑りにくいという点を重視した。それで表はつるつるだが裏は起毛?して滑りにくい感じのものにしたのだ。
裏を床に接するように、革の表と室内履きの底をボンドで張り合わせた。

元々の靴底は端が盛り上がっていたので、あとから貼り付けても端まできれいにくっつかない。それで端を縫い付けた。ポリエステルのミシン糸の太いタイプを2本取りで縫った。
左は縫い付けるまえ、右が縫い付けたあと↑↑。
厚さがあるので針ですくうことが出来ず、表から裏、裏から面、と針を刺していったので時間がかかった。革はそれなりにかたいのでちょっと大変だった。ときどき自分を刺して痛かった。

安価な市販品でもひと手間かけると可愛くなってくる。まえのより長持ちしてくれるだろうし、履いていてちょっといい気分です。


ところでなぜ黒猫か?
ええ、黒猫をむかし飼っていた から、という単純な理由。
キャラクターものを使いこなせる迫力説得力が自分には足らないと思っているので外に出るときにそういうものを身につけることはないのだが、家の中なら、まあ、いいでしょう!?



 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 令和元年台風第19号の跡 | トップ | 第60回神田古本まつりに行った。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他手芸」カテゴリの最新記事