≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

博物館明治村へ行った。聖ザビエル天主堂編

2019-11-25 15:52:02 | 展覧会に行った話
博物館明治村へ行った。5丁目その他編 よりつづく

大正面の大きな薔薇窓に思わず見とれるゴシック様式の白い教会である。かつては京都市中京区河原町三條にあったそうだ。
  明治村HPの聖ザビエル天主堂ページ。

正面向かって左後方より。


ひとつ上の段の 菊の世酒蔵 脇から聖ザビエル天主堂の屋根を見下ろす。


さて正面入り口から入ってみよう。奥にステンドグラスが見える。
扉の上の文言は何と書かれているのだろうか。S. FRANCISCI-XAVER はフランシスコ・ザビエル、IAPON は日本、PRIMI は第1の、という意味だろうか。


入って左前方。薄暗い堂内はカラフルなステンドグラスの光に白い壁に木の濃い茶色の組み合わせで、ディテールに凝った複雑な構造に息を飲む。明治期にここに入った人は 重厚だけれど光が誘う教会の世界に心を奪われただろう。


天井を見上げる。アーチの交わる交差リブヴォールトの中心に丸いものが仄かに見える。


横の壁のステンドグラス。外から見ると壁同様白いのに堂内から見るとカラフル。


柱。


ベンチ。側面に彫刻が施されている。ベンチの背には聖書や讃美歌を納めるポケットとそれを広げる小さな台がついていて、後ろの人がそれを使うようになっている。


入り口を振り返り 仰ぎ見る。薔薇窓は迫力がある。


今度は一番まえ。祭壇を囲むように像が立っている。


その上のステンドグラスから降ってくるカラフルな光。


このような像だそうだ。


脇の低い交差リブヴォールトの中心に丸いもの。キンセンカ?


紋章のもある。


中心の高い交差リブヴォールトの中心は木彫。葡萄かな?いかにもキリスト教に縁のあるモチーフだな。


厳かだけど心が舞い上がる迫力の空間だった。
なんでも この教会で結婚式が挙げられるらしい。いや、明治村にあるあと2つの教会でも挙げられるそうだ。 さもありなん、いいっすよね

  博物館明治村へ行った。シアトル日系福音教会(旧シアトル住宅)編 へつづく


  

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