行事が多くてくたびれて作る力が湧かず、ずいぶんずれ込んだ。
この子供が小さい頃にも頑張って栗でケーキを作っていたが、
実は栗のケーキはいまひとつでねぇ、なんて言われて (たしかに、イチゴのような華々しさ、さっぱりさはないな)、
それなら大変な栗なんて使うものか! と思っていたが、
小布施に行ったらすっかり栗の株が上がったようで、
誕生日ケーキは絶対栗にしてくれ、なんてのたまう。
やれやれ。
何とか作りましたよ。
栗には何が合うだろう?
と、一生懸命脳ミソを検索してあれこれ組み合わせを考えたりしてみて、
紅茶のジェノワーズ、というのを思いついた。
デザートでもたれるので、ジェノワーズにはバターもサラダ油も入れなかった。
栗は数個だけ皮をむいて甘く煮て、
残りは茹でてから半割にしてほじくり出して、粒々入りの栗餡のようなものを作り、
カスタードクリームを作って混ぜた。
スポンジは3枚にスライスして、
栗を煮たときのシロップにブランディを加えたものをたっぷりしみこませ、
間にはその栗カスタードクリームを挟み、
周りにはブランディを加えたホイップクリームを塗り、
仕上げに甘く煮た栗を飾った。
栗餡のようなものがなめらかでないのがポイント。
舌触り、歯触りのアクセントになります。
久々にクックパッドにレシピを載せてみましたよ。 栗のショートケーキ by 斑入り山吹
いやあ、おいしくできた。
面倒な手間って報われるのねぇ。
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