育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



【出版させて頂いた為広がる】

平成27年(2015年)の8月6日に「髪は増える!」を自由国民社から初出版させて頂きました。おかげ様で一般書店での売れ行きが良く、発売後4ヶ月で9刷り4万部になりました。その為、ご相談者の幅が一気に広がりました。

50歳以上の年配の女性からのご相談が多く、他のご相談者を含めて全てのご相談者が、一般的な常識を信じてケアをされていました。まだまだ、発信力を高めていかないと駄目だな、って感じています。
その一般的な常識とは以下の4点です。

・皮脂が毛穴に詰まって毛の生育を阻害しているから皮脂を取って清潔にしないといけない。
・毛が増えるのが薄毛の原因だから、抜け毛を減らせば毛は増えるようになる。
・効果のある育毛剤があれば、毛は増えるようになる
・発毛させれば毛は増える

【皮脂からシリコンへ】

今年の大きな特徴は、一気にノンシリコンのシャンプーが流行りだしたことですね。今まで化粧品業界や美容業界は、シリコンを使って女性の髪を綺麗に魅せることを主にしていたのに、手のひらを返したようにノンシリコンを言い始めました。

「シリコンが悪いからノンシリコンのシャンプーが良い」と。

業界の良心を疑うような変わり身ですが、消費者側にも問題ありです。そんな変わり身の早い業界に対して苦情を言わないで、同じように「ノンシリコン・ノンシリコン」って言うのですから。

問題は成分ではなく、「何の為にその製品は作られているか?」なのに、シリコンに問題をすり替えているのです。中には、シリコンが毛穴に詰まるとか言って自社製品の優位さを謳っているものがあったりしますし、yahoo知恵袋でもシリコンが入っているのが悪いから入っていないものを進めている方がいます。
進められているシャンプーが美容室での専売品だったりするので、今までシリコンを使っていた業界なのに「何なのそれ?」って思ってしまいました。

要は、どんな成分であっても頭皮に残留しないことが大事なのです。残留するとか残留させると、洗浄成分も一緒に残留するので、シリコンが入っていようがいまいが、頭皮には負担になるのです。負担になるから抜け毛は減りやすくなります。

弊社には、シリコン入りのシャンプーとノンシリコンのシャンプーと両方あります。シリコン入りのシャンプーは15年以上育毛の現場で使っていますが、シリコンが問題になったことはありません。(昨年1名だけ、シリコンが駄目なのかな?と思われる方がいらっしゃっただけです)

どちらも一長一短なので、お使い頂いてからどちらをメインでケアに使うかをご選択頂いています

【美容外科に通っていた人が多い】

出版したこともあり50歳以上の女性のご相談者が増えたのが特徴です。中でも美容外科に通っていた方が多く、薬を3種類程度飲んでいる人もいました。

ミノキシジルタブレットやホルモン剤のようなもの、それとサプリメントのようなものです。更年期を過ぎると女性ホルモンの分泌が減り男性ホルモンの割合が増えるからと言うのが理由のようです。

男性が男性ホルモン=テストステロンの影響で薄毛になるのは、5αリアクターゼ2型の還元作用によってジヒドロテストステロン(DHT)が生成されるからです(と医学的には言われています)。女性には5αリアクターゼ2型は存在しないので男性と同じように男性ホルモンの影響で薄毛になることはないのです。

現に薄くなっている女性でも、男性のようにハゲになってしまうことはありません。と言うことは、女性の薄毛はホルモンではなく別に問題があると考えた方が的を得ていると言えますね。それがカラーであったり、清潔志向が強過ぎたり、綺麗な髪に魅せる為のヘアケアだったりするのです。

それ以外にも、現在は足を使わない生活をしている人が多いので、体全体の血の巡りが悪くなっている人も多くいらっしゃいます。
これらを改善して本来の頭皮の血の巡りを取り戻すことが出来れば、年齢を重ねての年齢相応の髪の毛を取り戻せます。

以上簡単ですが、2015年のご相談者と情報の傾向でした。

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