吹雪を味わおうと勇んで行った東北だったが、宿泊先の会津若松でとん挫してしまった。
風速30mを越えるという天気予報に恐れをなして、若松からの磐越西線に乗るのは断念。
ならばと仙台方面へ行き先を変更した。列車が動かないんじゃしょうがないと
自分に言い聞かせながらマガンの住み処の伊豆沼に行くことにしたのだ。
その話はまだ整理がつかないので次回。今回は公園で見かけたコジュケイ。
年に数回は訪れるこの公園だが、コジュケイを見かけたのは今まで3回だけ。
出会えるにはかなりの幸運がなきゃいけない。
今回は初めから随分と至近距離にいる。300mmの望遠では少しバックしなきゃとれない距離だ。
ここの公園は敷地が広いので、小綬鶏も留鳥としてやっていけるようだ。コジュケイはキジの仲間。
本来は中国南部からペットとして移入された外来種の鳥だったとは知らなかった。
日本の本州(東北地方南部)から九州にかけて分布するが、積雪地にはいない。
小首を傾げて何を考えているのだろうか。
更に名前のコジュケイは鳴き声から来たものだと思っていたが、それも間違い。中国にいる
綬鶏の小型種といった事で名づけられたらしい。
一羽だけだと思っていたが、まだいた。この日見かけたのは合計4羽。
どうやら狙いはヤブランの実(黒い実)のようだ。
近くの所は食べつくして精一杯背伸びをしているがなかなか届かない。
ウーンどうしようかな
頑張れば何とか届くかな
エイヤーッとジャンプ。
何とか食べることが出来たようだ。
ウーン満足。
今回はこの辺で。