野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

冬の野鳥⑫

2017-02-10 22:02:33 | 探鳥

 立春もとうに過ぎたというのにまだまだ寒い。

 この日は埼玉県荒川沿いにある公園にやってきた。

 

 朝の採餌を終え、カモたちが休んでいる。

 

 こちらはカイツブリの番。

 

 藪の中にウグイスを見つけた。とてもすばしっこいので、ブレてはいるがやっと撮れた。

 

 

少し離れた茂みにいたルリビタキ♀

 

 

 公園では2週間ほど前に野焼きが行われた。そのあとに訪れたのはタゲリ

 

この日は3羽だけの群れ

 

 

手前にいるのはツグミ。それより一回り以上大きい。

 

何とか近づきたいのだが、警戒心が強い。飛び立ちはしないが、近づいてもススーッと離れ、また

同じ距離に戻る。

草薮に身を隠して近づいたのだがこれ。ぴんと立った冠羽が格好良い。

 

 欲を出して距離を詰めたら、結局飛ばれてしまった。

 

 背中は黒いがおなかの方は真っ白。

 

羽には独特の金属的な光沢がある。

 

離れていた個体がやっと2羽だけ寄り添った。

 

 独特の冠羽とその表情を撮りたかったのだが、2,30mの距離では無理。

 

 この日この場所ではツグミ、ムクドリ、ホオジロ、ヒヨドリ、タヒバリ、ハクセキレイ、アオジ、カシラダカ、キジバトなどが

入れ替わりやってきては餌を探していた。前からいた人の話ではアリスイもいたのだとか。

1時間近く粘ったのだが、アリスイの姿を見ることは叶わなかった。

 

おまけに10日ほど前に別の公園で見たアリスイの写真をあげよう。

 Yの字の枝の間にいるのだが、見分けられるだろうか。

 

 この辺で。

 

 

 

 


小石川植物園

2017-02-05 13:50:48 | 公園

 3年ぶりに小石川植物園を訪ねた。都心に出るのも久しぶりだ。

以前は向かいのパン屋さんで入場券を買うのだったが、いつの間にか

受付の脇に自動発券機が置かれ、僅かながら入園料も400円に上がっていた。

 

 サザンカや椿の花が咲いていた。

 

都心にあるとはとても思えない、高い大きな木が多い。

 

ロウヤガキとあった。梅干し大で、園内にたくさんいたヒヨドリたちが食べないのだから

渋柿なのだろうか。

 

 旧東京医学校の本館。残念ながら立ち入りはできない。

 

 その前の日本庭園と池

 

 今回お目当ての梅園は池のすぐ傍にある。

一番よく咲いていた一角でこれ位、全体としては3分咲き程度だろうか(2月初め現在)

 

 未開紅

 

 都錦

 

大盃

 

 少し青みがかった月宮殿

 

 風もなくベンチに座って暫くボーっとしているのが心地よい。

 

 八重海棠

 

 道知辺(みちしるべ)は、花が咲きすすむと紫紅色に変っていく品種。

 

 

 

  きれいな名前の雪月花

 

 この品種も扇流しという粋な名を持つ

 

 

 同じく通小町

 

 古金襴

 

 黒雲

 

 冬至

 

 五節の舞は宮中行事にちなんだ名

 

 古郷の錦

 

 鹿児島紅

 

 陽だまりの中、暫し梅の香を楽しむことができた。

この辺で。