ベトナム・ホーチミン市で生きる。ふも・ふもまろの足音 buoc chan cua Fumomaro.

ふもまろのひび
Moi ngay cua Fumomaro.
ベトナム・ホーチミンシティの下町から

chotto majime na hanashi...

2014年09月06日 10時18分27秒 | ベトナム生活
みなさん、こんにちは。
ふもまろです。

ここ2週間、胃痛で寝込んでいまして、
おとといは、総合病院で胃カメラ検査。昨日は、血液検査をしました。
最終結果は、問題ないということで、引き続き薬を飲んでいます。
やはり、ちょっとしたことでも、病院に行かなければと教訓になりました。
そんなんで、ようやく、ブログが書けるようになりましたので、
今回の教訓をもとに、ブログを書きたいと思います。

昨日、妻とも話していたんですけど、妻と出会えたことが一番のラッキー。
ちょっと、のろけている様に思われると思いますが、
ベトナムではごく当たり前のことだと思います。

よくね、結婚前に女の子の友達の家に遊びに行くと、
相手の両親から根掘り葉掘り質問攻めにあいます。
例えば、「両親は何をしていますか?ご兄弟はいますか?どこに住んでいますか」など。
あとは、「どこの学校をでましたか?何が専門ですか?」ですかね。
日本では、どこの学校をでたかは聞くと思いますが、親族のことまで聞かないと思います。

今ね、自分が改めて思ったこと、もちろん妻にも感謝しているんです。
それと共に、やはり妻の家族や親族にも感謝をしなければと思っています。
例えば、日本では、ほぼ全国民に対して、平等に権利やサービスが受けられますが。
日本を一歩外に出ると、どんなにお金があっても、出来ないことが出てきます。
誰かの友達だからで、対応が異なることがあるんです。

基本的に、経験上、ベトナム人の友人に対して、日本人に対しても。
国際結婚はしないように助言します。理由は、どちらかの家族が、
淋しい想いをするでしょうし、辛い思いをさせると思います。
また各国の発展状況を見ても、今、発展中のベトナムで、
外国人と結婚するよりも、ベトナム人同士で結婚する方が幸せになるかと思います。
昨今のベトナムでは、日本ブームが舞い込んで、親日ムードですが。
日本人に対する査証制度や労働許可制度が逆に日増しに厳しくなってきています。
ですから、外国人である以上、厳しい状況には変わりありません。

前述した、どんなにお金があっても出来ないことがあるですが。
普通のベトナム人は、自分のことや家族のことをお金持ちとは言いません。
お金持ちの家族に対しては、お金持ちだなとは言います。
あと、田舎に行けば、広大な土地を持ち、農作を行っている家族もあります。
ただ田舎の場合は、土地持ちではありますが、日本と同じように、
現金財産ではないため、確かに土地持ちではありますが、
純粋なお金持ちとは言えず、私の親戚でも苦しい生活の家族もいます。
でも、どんなに苦しい家族であっても、良い繋がりがあれば、
お金のある家族以上に、幸せに暮らしていけると思います。

田舎出身の相手で、結婚の際、よく注目しなければならないこと。それは出身地です。
日本では、住んでいる場所で婚姻届を行いますが、
ベトナムでは、相手方の田舎で結婚登録を行うため、
住んでいる省によっては、ベトナム語が出来ないと難しいことがあります。
すべての困難を乗り切れる覚悟があれば、道は拓けるでしょう。

日本でも同じですが、結婚後も、異文化によって、
自分の意見をすべて通すことは無理です。
ただ、話ができれば、自分が決めた範囲内におさめて進めることはできます。

恋をすると、周りが見えなくなるとは、よく言いますが。
家族との繋がり、親族との繋がり、結婚を考えられている方がいれば、
改めて考えて頂ければと思います。もちろん、妻の支えがありますが、
妻の両親や親族の支えがあるからこそ、今があると思っています。

ベトナム滞在が10年以上の大先輩方からすれば、私はまだまだですが、
自分なりにここで、生、死、結、離を見てきました。
今これからの希望は、いかにして、日本とベトナムの家族に面倒をかけないように生きること。
あ、胃痛で既に迷惑をかけてしまいましたね。。。。

ふもまろでした。