ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

有意義な休日

2014年05月29日 11時59分45秒 | Music/Movie
先日、代休が貯まっていたので消化させて頂くことにした。
身体よりも、気持ちがダメダメだったので。
まぁ、ダメダメなのはいつもだけど(笑)
そんな休日。
天気良し。なのにインドア満喫(笑)

映画を2本。それと、ちょっと贅沢に整体60分コース(笑)と、少しやりたかったことをやって・・・。と、珍しく寝て過ごすことなく「有意義」に 過ごした代休でした。


まず1本目【ストーリーに触れています】
U want Me 2 Kill Him?


「刑事コロンボ」のように、最初に結末があって、そこから「何故」が始まる。

主人公の少年達は、若さと幼さゆえの犯罪。
しかし・・・1人の少年は、彼の今後が結局心配なままの結末だった。
放免で良いのか?と。
一応・・・監視はついているらしいけど、ある種のマインドコントロールだからなー。彼のしたことは。
それでも笑顔でい続けている彼は・・・「危険人物」に思えてしまう。。
現実と彼のストーリーの堺が彼の中でなくなっていくんだろうなぁ

結末は分かっているんだけど、「何故」は残る。
作り上げたのだろう。という事は想像出来るんだけど「では、それはどこまで?」
嘘をついたところまで?
何を目的に仕組んだのかを考えながら。。

人は、目の前にいる人でも「それが本当は誰なのか」分からないし、色んな側面を持っている。
逆にネットの中だから事実が言える事もあれば、「見えない」からこそ「現実に仕立てあげる」ことも出来る。

この映画の事件は実際に「起こったこと」らしいし、これからも「起こり得る」ことだろうからじっくり観てしまった。



2本目【ストーリーに関わることを記載しています。】
チョコレートドーナツ~ANY DAY NOW~

このままでは見られずに終わってしまう!この映画は、DVDやテレビではなく映画館で観たいんだ!!
と、とにかく映画館で観たかった映画なので、観に行くことが出来て良かった。

観に行って、良かったのか悪かったのかは・・難しいところ。
でも、観に行って良かったと思っている。
良かったんだけど、ますます会社(業種)が嫌になったことは事実。
映画を見終わって、すぐ上司に電話をして「辞めます」と言ってしまいそうだった。。


欠落している自分にでも感じることが出来た映画だった。でも・・・
もしかしたら・・・だからこそ・・・彼らが与えようとしていたもの。自分の中には無いものを重ねてしまったのかもしれない。
「人」というものについて。
「家族」というものについて。
「自分」という生き物について。


ルディが、マルコを放っておけなかったのは、「人としての愛情」だけでなく、同じように差別を受ける側だったからなのかな。。
そしてその孤独に自分を重ね、彼にとって何が必要か。お互いのピースを探し当てたのかもしれない。同じ時間を生きる人間同士として。
そして、それはポールも・・・。

マルコにとって、ルディとポールに出会ったことは幸せだったと思う。
でも、ルディとポールに出会ってしまったからこそ命を落としてしまったとも思えた。
「家族」という経験が、マルコの人生にとって、「与えられ、取り上げられた幸せ」だったように思えて・・・
15年という短い人生の中で少しでも幸せに過ごせたこと。
それがマルコにとって「幸せ」であったのなら良いな。
残酷な幸せでは無かったのであれば良いな。。


マルコと家族になる為の裁判で、彼らの心に触れ理解し、力を貸してくれた人もいた一方で、「差別」「嫌悪」し、また「優越感」を感じていた人達は、マルコの「死」に向き合い何かを感じ、思うことが出来たのか。
何人かは、それでも何も感じなかったかもしれない。(映画ではそういう作りにはなっていなかったのが救いだけど・・)
その中の誰か1人でも何かを思ったなら、マルコの「死」は・・・無駄にはなっていないのだろう。
次の「マルコ」や「ルディとポール」を、その誰かが救ってくれるかもしれないから。

しかし、「人」を見極めるのは非常に難しく、ルディとポールが2人とも善人だっただけで、そうではない人が存在することも事実。
司法がそれを見極めるのは難しいことだとは思う。


「愛情」を注ぐことに、壁はなくていい。

「愛(全ての意味の)」の映画。
彼らはそれぞれに自分と重ねてみたり、自分の「今」に足掻いたりしながら自分らしい姿で、「愛情」という武器で「愛情」の為に戦った。
失った中に育ったものもあり、「愛」と「自分らしく生きる」ことを描いた映画に感じた。

エンディングのルディ(アラン・カミングさん)の歌った「I Shall Be Released」(ボブ・ディラン)は・・・パワフルでソウルフルだった。
失ってしまったものはあるけれど、「愛」と「自分」を信じて強く生きていこう。という思いが詰まっている歌声に感じた。


私の中のアラン・カミングさんは、「007/ゴールデンアイ」の「I’m a genius!」で止まっていましたが、優しい微笑みと愛を抱え、一歩を踏み出そうとしている時の表情はとても良かったです。



出来ればクドくなりたくなかったんだけど・・・
やっぱりクドくなってしまった。。。
相変わらずグダグダだし(笑)
(反省:でも、反省すべきことをすぐに忘れてしまう)



余談:よせば良いのに・・・
映画を見終わって、この曲を聴いてしまったので余計に足が止まってしまう帰り道だった。
O/Coldplay
ホームで行き過ぎる電車を眺めながら・・・・




毎度分かってはいる事だけど、リフレッシュといって休んでも・・・
余計に出勤が嫌になるだけでー。。。。
これを「リフレッシュ」と呼んでいいのかどうか、いつも悩ましい(苦笑)





◇マンデラ~自由への長い道~
観に行く予定にはしている。
ただ、こういう映画の場合の配給会社さんとの相性があまり良くないのが悩みどころ(笑)
春先からワタワタしてしまっていたので、もう1本の「ネルソン・マンデラ釈放の真実」を公開終了後に知った。。
観たかった。。。。



〇/COLDPLAY (from the album "Ghost stories")
written by Martin, Christopher Anthony John / Berryman, Guy Rupert / Buckland, Jonathan Mark / Champion, William.

A flock of birds hovering above
Just flock of birds
That's how you think of love

And I always
Look up to the sky
Pray before the dawn
Cause they fly always
Sometimes they arrive
Sometimes they are gone
They fly on

A flock of birds
Hovering along
Into smoke I'm turned and rise following them up

Still I always
Look up to the sky
Pray before the dawn
Cause they fly away
One minute they arrive, next you know they're gone
They fly on
Fly on

So fly on, fly on
Ride through
Maybe one day I'll fly next to you

Fly on
Ride through
Maybe one day I can fly with you
Fly on
Fly on
Fly on

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