ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

2014-07-30 01:29:49 (追記あり)

2014年07月30日 01時29分49秒 | Music/Movie
湿度が少し下がった昨日。
暑いのは暑いけど、外に出た時の空気感が違う。
湿度がない暑さだったら日本の夏も悪くないんだけどなー。。



◆滝のような雨
ちまたでは三連休だった先々週。仕事にて屋外にいた。
天気予報にて「ところにより滝のような雨が降るでしょう」と言っていた。

仕事からの帰り道、雲が低く垂れこめ、急に暗くなってきた。昼間は「風がないねぇ~」と同僚と話していたが風も出て来た。
雷雨が来そうだなぁ…と思っていたところにタイミング良くバスが来た。(バス乗車時間30分強予定)
バスに乗車したところで「ぼつぼつ」と大粒の雨が降り始め、稲光も始動。

あっという間に、土砂降りの雨。道路も激しい水しぶき。
土砂降りからまさに「滝のような雨」。

バス乗車中に、1本かなりしっかりとした稲妻を見た。しかも少し長かった。
電流がまさに流れている。という感じ。
同時にバスの中にいても聞こえた大音量の雷鳴。

「滝のような雨」
「バケツの水をひっくり返したような雨」
どちらにしても良く表現された言葉だなぁ。と思う。



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年齢を経てくると、色んなことを感じなくなる。とか、感じられなくなってくる。と思っていた。
でも・・・稀に違うことも???あるのかも????←そうなの?(笑)
◆モーリス(Maurice)

1988年に日本公開された映画。(地元公開:1987年)
見に行ったのは19歳か20歳そこそこ。
その時は、この映画の良さが分からず(笑)劇場を後にした記憶がある。
その後、もう1度見よう。とか見たい。と思わなかったから。

その映画を「もう1度見てみようかなー・・・」と思ったのは相変わらず物凄く単純なこと。
「シャーロック」を見ていて、ルパード・グレイブスさんが良いなぁ。と思ったこと(笑)
他に何に出ていらっしゃるのかしら。と経歴を調べたところ・・・
そうか。「モーリス」か。。
そうか。
そうかぁ・・・・
そういう役の人がいたことは覚えているけど、1回しか見ていないからほとんど記憶にない(笑)

若かりし頃の、この可愛らしい(既に偏愛:笑)ルパート・グレイブスさんを見てみたいけど、結局またこの映画の良さが分からないかもしれないしな・・・(笑)と、しばらく見なかった。

「裏切りのサーカス」のモデルとなった実際のスパイ事件のメンバー(ケンブリッジ・ファイブ)の1人の大学時代を描いた映画が「アナザー・カントリー」だということを知り(笑)、「アナザー・カントリー」を27~8年ぶりに見てみることにした。こちらも1度見たきりだったから。
(コリン・ファースさんがどちらの映画にも出ているのは、裏切りのサーカス制作陣の意図なんですかね(笑)。)
覚えていない部分がほとんどだったけど(笑)、ソ連に亡命した主人公が過去を語っているシーンは映像としてうっすら頭の片隅に残っていた。
ああ・・・・。こういう場面・・・あった。あった・・・。

「アナザー・カントリー」を見たところで芋づる式にタイトルが出てくるのが「モーリス」「眺めの良い部屋」。
そういえば・・・ルパート・グレイブスさんを見たかったんだよな。。と思い出し、「モーリス」を見ることにした。


映画を見ながら思う。
昔みたいにクライブにイライラしてない!(笑)
イライラするよりも、クライブという人の「保守的」だったり「弱さ」だったりが賛否は別として理解は出来たり、映画の経過とともに、クライブの弱さが表情や台詞の言い方?に出ているような気がして、(もともとの好みは別として(笑))だんだん魅力的な人間に映らなくなってくるあたりに作り方の上手さを感じたり。。
 クライブは、どうしても超えられなかった。
「汚れ」への恐れからなのか「Pure」と「Platonic」というモノから逃れられなかった。
多分…アンとも身体は重ねていないのではないか。と想像できる場面がある。
自分で選んだ生き方だから仕方ないけれど、大切だったのであろうモノを失った。
ただ・・・本当に大切だったのか。。
クライブ自身の気持ちだけが大切だったのか・・・分からない。

モーリスに対しては当時何も感じなかった(汗)けど、自身の本能に抗ってはいたものの、スカダーと出会い、欲望に抗えず彼を受け入れたことで少しづつ自分を受け入れ逞しくなっていく様が可愛いく思えた(笑)
クライブにスカダーとの関係を告げる場面でのモーリスの表情は良かった。
失うものはある。しかし「得難いものを得た。」という思い。
自分の足を自分の決断で地につけた。そして、その決断は正しい。という表情に見えて清々しかった。
クライブの元を去り、足早にボートハウスに向かうモーリスは可愛かった(笑)。
スカダーを見つけた時の安心したような表情は更に可愛らしかった(笑)
クライブと話している時とは全く違う表情で・・・(笑)

そして・・
こちらはすっかり色眼鏡なので・・(笑)
スカダー。
自分の感情と欲望にただただ素直で、その感情に素直に従うこれまた逞しい青年。
それを再び手にしたい為に思ってもいないことを言ってしまうところも可愛い・・・(笑)
つぶらな瞳だけど「獣」。みたいな雰囲気が◎(笑)


若い頃はモーリスの選択がクライブに対しての八つ当たり?憂さ晴らし的?に感じたような記憶があるけど、そうじゃなかったのね。と思った今回。
スカダーとピアノを移動する場面や屋根を修理している場面で地下室を覗いてみたりしている姿は、モーリスが自分自身で気がついているのかいないのかは分からないけどスカダーを意識しているのが分かる。
本編では削除されていたけど、スカダーがメイドと葡萄を食べながらジャレついているところをモーリスが見ているシーンがあった。
このシーンもモーリスが意識していることが想像できるのでカットしなくても良かったのに。と思う(笑)それじゃ、分かりやす過ぎてつまならかったのかな(笑)

モーリスとスカダー。
この2人・・・お互い一度も「I love you」という言葉を発していない。
それが、その言葉を先に発していたクライブとの関係の違いを描いているように感じて「面白い」と思った。
身体を重ねるシーンはあってもキスシーンを最後に持ってくるあたりも「うまいなぁ。」と。
欲情から想いへ・・・。
そして、そこから始まる。


この時代の中で、どう生きるのか。どう生きざるを得なかったのか。
若かりし頃は、多分・・・そういった事を考えずに「モヤっ・・・」「イラっ・・・」としてしまっていたと思われる(笑)映画だったけど、今回はモヤっともイラっとした気持ちもなく映画を見終わることが出来た(笑)

歳をとったから分かる部分があったのか、若い頃みたいな感情がなくなったからモヤっとしなかったのか、適当に自分を誤魔化しながら生きていく。というしょーもない生活法が身に着いたからイラっとしなかったのかは分からない(笑)
ただ、改めて見直して良かった。
良いと感じられなかったものを良いと感じられたのはちょっと得した気分になれるから(笑)


それにしてもルパート・グレイブスさん。。。可愛いかったなぁ~~(笑)
計算してみたら、ルパート・グレイブスさんがスカダーを演じたのは23~4歳の頃。
結構童顔ですねぇ。10代かと思った(笑)。
年上の方なので失礼だけど、個人的には現在も可愛い。と思っている(笑)

さ。次は「眺めの良い部屋」をみてみよう♪
その前に「シャーロック」をまた見ちゃいそうだけど(笑)
ルパートさんには、イノセントでイっちゃってる殺人犯とかやってみて欲しいわ(笑)今のうちに・・。←おい


*********
<追記:まとめられないので中途半端なまま追記(笑)>
モーリスが大学時代に言っていた台詞「人間は行動が大切だよ。言葉より行動が肝心だ。」
なるほど・・。こういう言葉もモーリスとスカダーの関係に繋がっているのだなと思った。最後のキスも・・・。

モーリスは最初から地位や名誉は関係なく、ただ望む人と一緒にいることを望んでいた。
クライブと言い争う場面や、妹エイダの結婚への言葉でもそれは分かる。

地位や名誉とは関係のない場所で生きるスカダーではあるが、家族や新天地での生活ではなく「2人で生きることを選ぶのは破滅」と告げたモーリスを選んだ。自分の感情とモーリスへの想いゆえ。
それがスカダーの強さ。身分の違いも時代的に「罪」であることも分かっている。
それでも選んだ「2人で生きる。という生き方」
それはモーリスが望んでいた「愛情」の「形」。モーリスが望んでいた「生き方」の「形」
モーリスにとってスカダーという存在は、モーリスの「欲しい物」を与えられる・・・与えてくれる居場所。
地位や名誉も関係なく・・・・素足でいられる場所。

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映像の中で、「鏡」と「窓」が効果的に使われている気がした。
そして・・・音楽も良いなー。と改めて思った(笑)




Sherlock(Series 3)
BSが見られない環境なので・・・。そしてDVDが高過ぎて買う気になれないので(笑)気長にCSでの放送を待っている「シャーロック」シーズン3。
この予告を見て「007~Skyfall~」を思い出した。
これは・・・狙っているのかな(笑)。
それともただ「007」を見過ぎなだけなのかな(笑)
この景色の場面も好きだったのよね~。←007



◆いい加減、外付けHDくらい買うべきか・・・
「刑事フォイル」のシーズン2からがまともに見られていない(涙)
「主任警部モース」も時間がある時は見ていて、モースとルイスのやりとりが結構好きだったので、「ルイス警部」も見たいんだけども、いかんせん時間が時間で・・・
寝付けない時についつい最後まで見てしまい朝を迎える。と・・・
景色が綺麗なことと、こちらもまたルイスとハサウェイの会話や関係値が面白い。
全話見たいと思ってはいたけど、一旦放送は終わってしまうらしい。。
また放送してくれることを期待して・・・・・

で、なかなか味のある役者さんだなぁ。と思ったのでハサウェイさんを調べてみたところ・・・・
「刑事フォイル」にも出演されているのですね!しかも見れていないシーズン2で!(笑)
さらに!!
ドクター・フー/ローズ(ビリー・パイパーさん)の旦那様なのですね♪♪(笑)

2014-07-16 01:29:58

2014年07月16日 01時29分58秒 | Music/Movie
◆グランドブタペストホテル
(The Grand Budapest Hotel)

レイフ・ファインズさんは可愛かった(笑)
映像も展開もマンガちっくで「映像」として面白かった。
出演陣も豪華で、その豪華さと彼らの漫画っぽい作り?(笑)も面白かった。

とりあえず・・・・
深いこと考えずに、この世界観を楽しめば良いんだよね????




パークランド(PARKLAND) *ストーリーに触れています。

個人的には好みの作りの映画だった。
ドキュメンタリーっぽく作られていた事と、この「損失」にどんな人が関わり、その人々がどんな事をしたのかを想像できる映画だった。

前半はその「渦中」にいるような撮り方で、目の前で起きているこの出来事を自分が撮影しているかのような感覚になる映像だった。
事件直後のシークレットサービスとFBIの方々の動き。
病院での場面・・・・
現場はこういう感じだったのだろう。と・・・・


普段の仕事でも、人には多かれ少なかれ「思い入れ」というものがあるのだろうと思う。
なるべく差別なく・・・と思ってはいても、ちょっとだけでも興味のある仕事。人間関係。などの微妙な気持ちで自分の中での仕事の向き合い方が違ってくる。
(それはあんたの人間性の問題。と言われてしまえばその通りかもしれないけど・・・(苦笑))
なので・・・制作サイドの「想い」が強く反映されているのかもしれない。ということも考えられる。
でも、とりあえずそういう部分は敢えて差し引いての感想。

この映画を観ていて感じたこと。
ケネディ氏の近いところにいたシークレット・サービスの方々が「任務としての大きな失敗」であることよりも、彼らにとって「大切な人を失った」という「喪失感」を感じたこと。
ケネディ氏の司法解剖を拒否し、少しでも早くワシントンに帰したい。
ケネディ氏から離れない。失いたくない。とでもいうかのように「棺」から離れなかった彼らの姿は、彼らシークレット・サービスが、「仕事」以前にジョン・F・ケネディという人を信頼し、いかに慕っていたのかがうかがえた場面だったように思う。
反対に・・・ジャクリーンさんの顔をあまり見せることなく、ほとんどが「俯いている」か「後ろ姿」を映し出している演出だったのが印象的だった。
気丈であったと同時に彼女の大きな悲しみを表現する為だったのか、その銃弾で彼女が「何者でもない一般人」になった。ということだったのか・・・


ケネディ氏のドキュメンタリーには高い割合で使用されている「その瞬間」を収めたフィルム。
そのフィルムをたまたま撮ってしまった方の衝撃と苦悩。

容疑者であるオズワルドさんの葬儀・・・・(大統領と同じ葬儀の日・・・)
葬儀を引き受けてくれる教会もなく・・・
霊柩車から棺を運ぶ者もなく、取材に来ていた数少ない記者たちに手伝いを頼んだ時のオズワルドさんのお兄さんの心境・・・
棺に1人で土をかけている姿・・・
その姿を見るにみかねて手伝った墓地のスタッフであろう黒人の方々・・・
人種差別撤廃に積極的だったケネディ氏を殺害したとされる容疑者の埋葬の手伝いをする。ということが彼らにとってどんな出来事だったのか。。
その中で、唯一葬儀を引き受けてくれた神父さんの言葉は印象に残るものだった。。


エンディングで主な方々のその後がテロップで流れた。
オズワルドさんのお兄さんは、結局・・・ダラスを離れることはなかったのですね。。
全てを受け入れ、受け止め、留まられたのですね。。
強い方だな。と思いました。。

見終わったあとに、「何を」という訳ではないけれど、ぼんやりと色々考えながら帰路に着いた。
テレビで放送されることがあったら、もう1回見ようと思う。


多くのアメリカ人の方にとって大きな損失となった日。
情報開示まであと25年。
開示は本当にされるのか。開示される情報は果たして事実なのか。
そんな憶測は続くのだろうなー。。。

********************

シークレット・サービスを演じていた人の中で、どこかで見たことがあるのに思い出せなかった人がいらっしゃった。ヤング・スーパーマンの方だったのですね。


この映画の海外ポスター(またはサントラのジャケット:添付のデザイン)
ポストカードかクリアファイルになっていたら買っていたかも。。。

National Theatre Live その3

2014年07月11日 23時50分05秒 | Music/Movie
National Theatre Live 「The Audience」
このページにある動画を見て、また笑っている(笑)


今回もまた強引に行って来ました!
比較的月末や月初にかぶっているので、強引に行かないと見に行かれない。
でも!今回も「行って良かった☆」
凄く面白かった♪

見ているうちに、ヘレン・ミレンさんが「エリザベス2世」にしか見えなくなって・・・(笑)
少し困惑された時の表情は最高!で、女王が可愛いく思えて仕方ありませんでした(笑)(失礼かもしれないけど)

会話の「間」も絶妙で
「プッ」
だったり
「ふっ・・」→「くすくす」→「わはは」
だったり
いきなり大笑い。
と、「間」や「会話」がとても楽しい舞台でした。

フィクションなんだけど、本当にこういうやり取りがされていたのではないか。・・・と思え、自分が謁見の場を部屋の片隅で本当に見てるような気分になっておりました。


残念なのはいつものことだけど「英語」が分からないこと。
そして、やはりいつものように「勉強不足」であること。
「歴代の英国首相」さん達を全員は知らないので、事前に勉強していけば良かった。と後悔。
各首相の「話し方」「性格」「功績」をちゃんと分かっていれば、更に更に笑えたんだろうなー。
客席(現地の)はかなりウケていたし(笑)

チャーチルさん、サッチャーさんはドキュメンタリー番組等々で比較的拝見しているので分かるんだけど・・・
(サッチャーさんは・・・あの独特な話し方に、やはり笑ってしまった(笑))
あとは・・ジョン・メージャーさんが薄らと記憶があり・・・
ジェームズ・キャメロンさんについてはラジオでコメントを聴いたりしているので何となくわかって可笑しかった。
(彼の性格について、辛口評が記事に書かれていることもあるし・・・(笑))

EUの「公用語はフランス語に」に対して、断固として反対してきた!
という話の際の
「ノー メルスィー ボクゥ」
は、短いシチュエーションだったので、今も時々思い出してはちょっとニヤっとしてしまう(笑)


その時代時代でエリザベス女王が出会う子供の頃の自分。
女王としての一面以外の「エリザベス」という一人の女性・・・女の子としての一面。
子供時代の自分との対話の場面は、女王が「ただただ一人の人間である」ことが感じられてちょっと切なかった
り。。

エリザベス女王・・・
若かりし頃の英語は・・「R」が巻き舌になっているように聞こえたんだけれど・・・それは気のせいなのか、ストーリーにも出てきた「乳母?養育係?」の方がスコットランド出身の方だったことと、母上様がスコットランドの方であることを表現したのかしら?それとも本当にそうだったのかしら?


今回も、ヘレン・ミレンさんのインタビューや舞台裏、制作サイドの方のインタビューもあって面白かった。

先に見た作品も含め、DVDになったりしないのかな。。。
特にこの作品に関しては、ちゃんと予習をして、もう1度見たい!!




◆心地良い
O/Coldplay Live at Los Angeles
ネットをぶらぶらしていて発見。
イントロのピアノが裏で入っている時があって心地良い。。。
こういうちょっとしたアレンジが、結構・・・感じる(笑)

2014-07-08 00:59:07

2014年07月08日 00時59分07秒 | Music/Movie
◆MAROON5さん
MAPS/MAROON5
最近、ラジオではなく普通に音楽ばかり聴いていたせいで全然知らなかった。
新曲だされていたのですね!

路線を変えるようなことを言っていた。と以前に聞いたような気がしていたんだけど

変わっていませんよね?(笑)

それとも変わったことに気がついていない私の耳がダメダメなのかしらん。

2014-07-02 01:15:35

2014年07月02日 01時15分35秒 | 日記
週末の
「大気の状態が非常に不安定」
な日に、いつもとは違う場所で仕事をしていた。
午後になってみるみるうちに空が暗くなってきた。
ちょうど休憩時間だったので、外に出てしばし眺めていた。

空は灰色というよりは、グリーングレー。
広くない東京の空の中で、自分の右側では雲がものすごい速さで吸い込まれている。しかし左側の雲はのんびりと流れている。
竜巻注意報も発令されていたので気を付けねば・・と思いながら、空を見上げていた。
やがで強い風が吹き始め、激しい雷雨となった。
雨宿りしていた場所にちょうど燕が巣を作っており、雷雨に慌てて戻ってきた彼らと一緒に雨宿り。
彼らはとてもおとなしくジっとしていた。
「ここなら多分大丈夫だよ」
しばし、燕夫婦と雨宿り。
あの緑がかった色は・・・すごかったなぁ。。
雲の中はどんな風になっていたんだろう。。
ああいう雲の中を見てみたい。。




◆嗜好
いよいよ本格的にここから出て行きたくなってきた。

彼らに行ってほしいところがある。
中東、アフリカ、カンボジア・・・
そこへ行ってきて欲しい。
今すぐに。

それでももし、あなたたちが「そこ」に向けて舵を切るのなら、
必ず最前線には「あなたたち」にいて欲しい。
決して「現実」から遠くに行かずに。

そんな彼らを選んだのは私達。
私ではなくても私達。


自分達が思っていたよりもハエと人間のDNAの数はたいして変わらない。と以前に何かで読んだことがある。