ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

4月下旬から5月上旬のこと

2014年05月29日 13時43分04秒 | Music/Movie
右脳を鍛えたい・・。

滞った。
もうすぐ月も変わる。
今年も半分まで来てしまった・・
本当に毎年毎年毎年毎年・・何をして過ごしているんだろう。。←何年か越しの長い長い五月病


ゴールデンウィークにはゴールデンウィークっぽく?DVDを2本レンタルした。
◆「もう一人のシェイクスピア」
家のテレビ(ブラウン管:24型)で見たのでは映画館で観た時のような気持ちにはなれないんだろうなぁ。と分かっていつつ・・・(笑)

もちろん映画館で観た時のような感覚は味わえなかったけど、気がつけばその世界観にはハマれていたようです。
見終わった後はちよっとしたトリップ感は味わえていたから♪
そしてやっぱり面白かった。
CSあたりで放送してくれたら、また見る(笑)

映画館で観た時には気がつかなかったけど、エセックス伯役のサム・リードさんの声が凄く良かった♪



◆「英雄の証明」~Coriolanus~

こちらはせっかく先日観たのでDVDを借りてみた。

本は読まないので実際コリオレイナスがいくつくらいの設定なのか分からない。
でも、若い方が合ってるのかな?
レイフ・ファインズさんが敢えてそう演じたのかもしれないけど、子供っぽく思えるところが「頑な」で、「マザーコンプレックス」なコリオレイナスには合っている気がした。
色んな意味でちょっと怖い。みたいな・・
(自分も全然モラトリアムだけども(笑))

一方、大人の色気漂う感じでオーフィディアスを演じたジェラード・バトラーさんが良かった。
常にイライラしているように見えるコリオレイナスに比べて、ブレずに、冷静。
舞台の方もそうだったけど、最後に見せた「迷い」と「想い」はジェラード・バトラーさんも良かったです。
ジェラード・バドラーさんの方が静かな中の・・・という感じだったけど。

ジェラード・バトラーさん。「パっ」と見た感じは普通なんだけどもストーリーを通してみていくうちに、自分の感じ方が変わっていくことが面白かった。だんだん色気と格好良さが増して見えてくる(笑)


「あ、この台詞あったあった」と映画を観ながら思っていた。
というか、英語が分からないので、本当に同じ台詞を言っているのかは分からないんだけども(苦笑)
同じ本を参考にしていたら同じ字幕になるんだろうし、戯曲だからなのかな。



↓4月下旬に拝見
◆ナショナル・シアター・ライブ
「コリオレイナス」~Coriolanus~

素敵な動画も発見。
Tom Hiddleston prepares for Coriolanus at Donmar Warehouse

コリオレイナス:トム・ヒドルストンさん。
なんといっても美しかった!(笑)
写真やインタビュー映像を見ていても「美しい!」と真っ先に感じるような事はないんだけど、舞台に立っている姿は、「美しい!」だった。
(「イケメン」ということではなく・・いや、もちろん良い男だけど(笑))
「均整の取れた綺麗な体型」「立ち姿」「舞台上での存在感」の美しさ。
そして、「眼」。(と、お尻☆)
「刑事ヴァランダー」を見ていた時は、「美しい」というよりは、ヴァランダーに対して、嫉妬しているような、認めて欲しいのに認めて貰えない苛立ちみたいな時の存在感が好きでした。その時の「眼」の表情とかね。

そして、敵役オーフィディアス:ハドリー・フレイザーさんも素敵でした☆
(初めて拝見させて頂きました)
まさに「愛憎」。熱い「愛憎」
時として激しい感情と、変わることのない「戦士」としての存在感が印象に残りました。
こちらのオーフィディアスさんの「愛憎」は、バトラーさんと比べるとかなり激しかった(笑)そこがまた良かったんだけども(笑)

トム・ヒドルストンさんとハドリー・フレイザーさんは、33歳と34歳だそうで・・・
お二人とも年齢以上の迫力を感じました。

「シャーロック」でホームズの兄:マイクロフト役をやっていらっしゃるマーク・ゲイティス氏が、メニーニアスという方を演じておりました。
相変わらず不思議な色気があって(笑)見ていて楽しかった。
(映画では、メニーニアスさんはコリオレイナスに拒否されて自害されていた。)

コリオレイナスの母上役:デボラ・フィンドレーさんの「強い母」像も強く印象に残りました。そしてちよっと過去の苦い気持ちを思い出してしまったり・・(苦笑)
母上様もコリオレイナスも長い台詞があって、「まだ続くよ。すげ~な~」という場面があり、その記憶力を少し分けて欲しい・・とか思っていました(笑)


家族の愛情はやはり良く分からないんだけれども(苦笑)、敵との「愛憎」は何となく分かる。
混乱していた国の中で、厳格・傲慢で国を追われた「コリオレイナス」
母国を追われた事で、母国の「敵」になれるほど傷つき、復讐をしていく。そこにも「愛憎」を感じた。
 最後は母の想いで一度は失くした「戦場」以外の居場所がまだ自分に残っていることを知り和平を求める。
しかし・・心の平和と引き替えに得たものは「死」。
でもそれはある意味、彼にとっての本当の安らぎだったのかもしれない。
好敵手の腕の中で得た安らぎ。

母親に対しての強烈な意識が彼を生み、彼を殺した。
コリオレイナスは自分に対して、自分の欲望に対して純粋だったのかもしれない。
当時のローマの状況よりも、そんな風に感じたお話しでした。
ついでに・・・日本の昔話なら、怨念になってしまったコリオレイナスの魂を鎮める為に神社か寺か塚が出来てそうなお話しだなぁ。とも思ったりもした。

・・何年たっても人間は変わらない。ということですかね。


長い舞台だったので、ありがたい事に休憩がった(笑)
休憩時、舞台そのままに客席のザワザワ感とステージを掃除している映像が流れているのも良かった。
さもそこで観ているような気分にさせてもらえたから。

残念だったというか、時々ちよっと笑いそうになってしまったのは、字幕がたまにおかしかったこと(苦笑)
脱字・ちよっと変わった誤変換がありました・・(笑)
日本人じゃない人が書いたのかな。みたいな(笑)


この舞台もの、本年後半に公開になるシェイクスピア作品に主演されているローリー・キニアさん。
またまた賞を授賞されたそうで拝見するのが楽しみ!
頭の中ではすっかり「M」の秘書だけど(笑)


今回も現実逃避が出来てと~~っても良かった☆
次回作のヘレン・ミレンさんの「ザ・オーディエンス」も頑張って見に行こう!


ルパート・グレイブスさんの舞台もいつか見てみたいなぁ・・・。結構好きなのよねー。。(笑)



◆七人の侍
初めて最初から最後まで見た(汗)
面白かった。
見られるところまで…
と思っていたけど結局最後まで観てしまった。

「荒野の7人」を西部劇好きの父親の影響で子供の頃に「七人の侍」より先に観てしまっていたので、逆に「荒野の7人」を思い出しながら見ていた。
「荒野の7人」が見たくなってしまった。
ユル・ブリンナー様の美しさを堪能したい♪



刑事フォイル~Foyle's War~
このドラマも「らしい」ドラマかな。と思いました(笑)

第二次大戦下という時代背景。
当時、英国内がどんな状況だったのかも分かる側面もあって本放送が楽しみ♪

1話目にマカヴォイくんが出演していてビックリ!(笑)若いっ(笑)

2話目に名前の読みが分からないから全然名前が覚えられないんだけど(笑)わりと好きな役者さんが出ていた(笑)
(MI5で数話だけ内相、007では1話だけM付きの1人、シャドウラインでは途中で殺されちゃう記者役の役・・)
トビー(トビアス)・マンジース?さん。
その第2話にはアラン・フレミングという役のスパイの方がいて(笑)、イアン・フレミングさんへのオマージュかしら。とも思いました(笑)

3話にはデビット・テナントさんが!(笑)
そして娘役の女優さんも見たことがあった。
でも何で拝見した方なのかは思い出した。またまたMI5でした(笑)

第4話は・・・何って・・・
「スピットファイア」が出てきたのでテンションが上がりました(笑)
この登場人物?(笑)が今のところ最高♪かな?(笑)


サブキャラのサムはチャーミングで可愛いくて好き♪
そしてドラマを見ながら「既に公衆電話ボックスがあるのかぁ」とか都度思ってしまう(笑)

こういう定番シリーズは好き。
派手になったり、複雑な絡みが増えていったりすることがないから安心して見ていられる(笑)



5月上旬のメモなので、刑事フォイルは既に本放送が始まっているのかも?




グダグダ・・。
でも、もうどうにも出来なかったのでグダグダなまま書いた。。

有意義な休日

2014年05月29日 11時59分45秒 | Music/Movie
先日、代休が貯まっていたので消化させて頂くことにした。
身体よりも、気持ちがダメダメだったので。
まぁ、ダメダメなのはいつもだけど(笑)
そんな休日。
天気良し。なのにインドア満喫(笑)

映画を2本。それと、ちょっと贅沢に整体60分コース(笑)と、少しやりたかったことをやって・・・。と、珍しく寝て過ごすことなく「有意義」に 過ごした代休でした。


まず1本目【ストーリーに触れています】
U want Me 2 Kill Him?


「刑事コロンボ」のように、最初に結末があって、そこから「何故」が始まる。

主人公の少年達は、若さと幼さゆえの犯罪。
しかし・・・1人の少年は、彼の今後が結局心配なままの結末だった。
放免で良いのか?と。
一応・・・監視はついているらしいけど、ある種のマインドコントロールだからなー。彼のしたことは。
それでも笑顔でい続けている彼は・・・「危険人物」に思えてしまう。。
現実と彼のストーリーの堺が彼の中でなくなっていくんだろうなぁ

結末は分かっているんだけど、「何故」は残る。
作り上げたのだろう。という事は想像出来るんだけど「では、それはどこまで?」
嘘をついたところまで?
何を目的に仕組んだのかを考えながら。。

人は、目の前にいる人でも「それが本当は誰なのか」分からないし、色んな側面を持っている。
逆にネットの中だから事実が言える事もあれば、「見えない」からこそ「現実に仕立てあげる」ことも出来る。

この映画の事件は実際に「起こったこと」らしいし、これからも「起こり得る」ことだろうからじっくり観てしまった。



2本目【ストーリーに関わることを記載しています。】
チョコレートドーナツ~ANY DAY NOW~

このままでは見られずに終わってしまう!この映画は、DVDやテレビではなく映画館で観たいんだ!!
と、とにかく映画館で観たかった映画なので、観に行くことが出来て良かった。

観に行って、良かったのか悪かったのかは・・難しいところ。
でも、観に行って良かったと思っている。
良かったんだけど、ますます会社(業種)が嫌になったことは事実。
映画を見終わって、すぐ上司に電話をして「辞めます」と言ってしまいそうだった。。


欠落している自分にでも感じることが出来た映画だった。でも・・・
もしかしたら・・・だからこそ・・・彼らが与えようとしていたもの。自分の中には無いものを重ねてしまったのかもしれない。
「人」というものについて。
「家族」というものについて。
「自分」という生き物について。


ルディが、マルコを放っておけなかったのは、「人としての愛情」だけでなく、同じように差別を受ける側だったからなのかな。。
そしてその孤独に自分を重ね、彼にとって何が必要か。お互いのピースを探し当てたのかもしれない。同じ時間を生きる人間同士として。
そして、それはポールも・・・。

マルコにとって、ルディとポールに出会ったことは幸せだったと思う。
でも、ルディとポールに出会ってしまったからこそ命を落としてしまったとも思えた。
「家族」という経験が、マルコの人生にとって、「与えられ、取り上げられた幸せ」だったように思えて・・・
15年という短い人生の中で少しでも幸せに過ごせたこと。
それがマルコにとって「幸せ」であったのなら良いな。
残酷な幸せでは無かったのであれば良いな。。


マルコと家族になる為の裁判で、彼らの心に触れ理解し、力を貸してくれた人もいた一方で、「差別」「嫌悪」し、また「優越感」を感じていた人達は、マルコの「死」に向き合い何かを感じ、思うことが出来たのか。
何人かは、それでも何も感じなかったかもしれない。(映画ではそういう作りにはなっていなかったのが救いだけど・・)
その中の誰か1人でも何かを思ったなら、マルコの「死」は・・・無駄にはなっていないのだろう。
次の「マルコ」や「ルディとポール」を、その誰かが救ってくれるかもしれないから。

しかし、「人」を見極めるのは非常に難しく、ルディとポールが2人とも善人だっただけで、そうではない人が存在することも事実。
司法がそれを見極めるのは難しいことだとは思う。


「愛情」を注ぐことに、壁はなくていい。

「愛(全ての意味の)」の映画。
彼らはそれぞれに自分と重ねてみたり、自分の「今」に足掻いたりしながら自分らしい姿で、「愛情」という武器で「愛情」の為に戦った。
失った中に育ったものもあり、「愛」と「自分らしく生きる」ことを描いた映画に感じた。

エンディングのルディ(アラン・カミングさん)の歌った「I Shall Be Released」(ボブ・ディラン)は・・・パワフルでソウルフルだった。
失ってしまったものはあるけれど、「愛」と「自分」を信じて強く生きていこう。という思いが詰まっている歌声に感じた。


私の中のアラン・カミングさんは、「007/ゴールデンアイ」の「I’m a genius!」で止まっていましたが、優しい微笑みと愛を抱え、一歩を踏み出そうとしている時の表情はとても良かったです。



出来ればクドくなりたくなかったんだけど・・・
やっぱりクドくなってしまった。。。
相変わらずグダグダだし(笑)
(反省:でも、反省すべきことをすぐに忘れてしまう)



余談:よせば良いのに・・・
映画を見終わって、この曲を聴いてしまったので余計に足が止まってしまう帰り道だった。
O/Coldplay
ホームで行き過ぎる電車を眺めながら・・・・




毎度分かってはいる事だけど、リフレッシュといって休んでも・・・
余計に出勤が嫌になるだけでー。。。。
これを「リフレッシュ」と呼んでいいのかどうか、いつも悩ましい(苦笑)





◇マンデラ~自由への長い道~
観に行く予定にはしている。
ただ、こういう映画の場合の配給会社さんとの相性があまり良くないのが悩みどころ(笑)
春先からワタワタしてしまっていたので、もう1本の「ネルソン・マンデラ釈放の真実」を公開終了後に知った。。
観たかった。。。。



〇/COLDPLAY (from the album "Ghost stories")
written by Martin, Christopher Anthony John / Berryman, Guy Rupert / Buckland, Jonathan Mark / Champion, William.

A flock of birds hovering above
Just flock of birds
That's how you think of love

And I always
Look up to the sky
Pray before the dawn
Cause they fly always
Sometimes they arrive
Sometimes they are gone
They fly on

A flock of birds
Hovering along
Into smoke I'm turned and rise following them up

Still I always
Look up to the sky
Pray before the dawn
Cause they fly away
One minute they arrive, next you know they're gone
They fly on
Fly on

So fly on, fly on
Ride through
Maybe one day I'll fly next to you

Fly on
Ride through
Maybe one day I can fly with you
Fly on
Fly on
Fly on

21/05/ rewrite

2014年05月22日 01時45分34秒 | Music/Movie
ここ近年、ゴールデンウィーク前後にいつもより更に滞りがちになっている気がする。未だにアップしていない数年前の下書きもあるしなー。(笑)

◆仏様の顔と・・
最近・・・仏像様を拝見出来ていないなぁぁぁ~。ということで・・。
購買意欲も至極波がある日々にて、本日は俗物と化した日であった。

お寺さんのあの空間と仏様を拝見することが出来ないのなら・・・と、ムック本を買ってしまった。
なるべく書籍は買わないようにしているのに・・(保管する場所がないし、ちゃんと読まないから)
「ぐっとくる仏像」

「世界の特殊部隊作戦史1970-2011」

こんな本・・・絶対読めない。。。←単行本だしページ数あるし
なのに、この表紙とこのタイトルに今の自分のテンションが猛烈に惹かれて買ってしまった。。。我慢出来なかった・・←俗物中
買っちゃったけど・・・割と高い割合で読まないんだろうな。。←正しくは「読めない」



↓これは買うことは決めていたので(笑)
◆Ghost Stories/COLDPLAY

シングルを聞いて、その時にも書いた「ちょっと思うところ」はやはりある。
ある。
「でも」
でもなのだ。

前作に比べて、全体的に「内省的」で「正や死(そして自然という神)」を感じて・・・やはり「好み」であることは変わらなかった。
「卑怯だぁ~!」と、思わず口の端だけ笑ってしまった曲もあり。。
頭の中に「荒涼とした自然」と「満天の星と闇」が広がっていくあたり・・。私にとっては「やはり」だった。
なので、「やはり」疼くのだ。気持ちが。

Importには歌詞カードがなかった。
って、あったところで歌ったりはしないのだが(笑)
↑誤り
正:歌えないのだが。