FU0M1の修行記録「打つべし!」

好きな事の上達のために…個人的な覚え書きです。
なおリンクフリーではありませんので、一声おかけ下さい。
暫く工事中。

弓道(質問)

2008年10月22日 | 弓 修行
「どうしたら中たるようになりますか?」

「弓道が好きで、弓道のことをいくらでも考えていられて、いくらでも稽古していられて、
そして、自分勝手ではない努力が出来ること。」


良くされる質問だが、もっと中たる人に聞いて欲しいなあ。
僭越ながら私が大切にしていることは、「具体的である」ということ。
自分はどのような射をしているか。
どのように引きたいか。
身体のどの部分を、どのように、どのくらいの力で使っているか。また、どう動かしたいのか。
道着の着方、帯の位置と締める強さ、足袋のフィット感、床の滑り具合、
弓把の高さ、中仕掛け、番える位置、矢の重さ、太さ、ゆがけの付け方やフィット感、
足踏み、胴造り、手の内、狙い、打起し大三のバランス、口割りの高さ、会の深さ、離れの方向、残身(心)、呼吸…。
弓道に必要な道具、動作、心の動き、自分の引く1本1本の矢すべてに、どれだけこだわれるか。
それらのヒントや答えは、「弓道教本」の中にあり、どれだけ自分なりに納得でき、実行できるか。
出来ない自分を見つめ、正し、出来るようになるまで、どれだけ修練できるか。
出来たと思ったときまた新たな課題が見えてくる。


「どうしたら中たりますか?」

「楽しく気持ちよく弓が引ければ。」
みんな同じではないですか?
気持ちいいから止められない。気持ちいいからもう一度と思う。
今日も弓を引こう。


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